科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
教育課程論(資格)【人文学科以外】/Theory of Curriculum |
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授業コード /Class Code |
B505111002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月2(後期)/MON2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
安藤 福光/ANDO YOSHIMITSU |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈人間探究科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF PERSONAL DEVELOPMENT AND CULTURE〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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安藤 福光/ANDO YOSHIMITSU | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
・講義形式を基本とする。 ・受講生への連絡、講義資料(第2回以降)の配布はmanabaにて行う。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
変化の著しい現代社会では、教育課程に求められる内容もまた著しい変化を余儀なくされている。本講義においては、先の変化に対応した教育課程編成を実行できるようにするため、教育課程に関する基本的な知識、これまでの学習指導要領の変遷を扱いながら、教育課程の現代的な課題について、受講生の理解を深めることを目的とする。あわせてそれを実際の編成に生かすための考え方、方法について受講生と検討する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・教育課程の基本的な知識について、理解することができる。 ・学習指導要領の変遷を理解することができる。 ・教育課程の現代的な課題を理解し、実践に生かすことができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
・講義形式を基本とする。 ・講義終了後に感想をGoogleフォームにて提出してもらうが、成績には反映しない。 これは受講生の声を聞くためのコミュニケーションツールとしての機能しかない。 ・講義資料は以下にアップしている。 https://drive.google.com/drive/folders/1GAJduvHZl3x94cd5SiS_zwY9qQQuxif5?usp=sharing wordとpdfは同一内容であるので、自身にとって都合の良い方を、 講義までに各自で印刷やダウンロードなどの準備をすること。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・自身の小・中・高の教育経験を振り返りながら受講すること。 ・テキストは購入すること。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
・事前学習:前回の講義資料を再読して、次の講義に臨むこと ・事後学習:講義終了後は講義資料を用いた復習を行うこと |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・到達目標に関わる期末試験(100%)で評価する、 |
テキスト /Required Texts |
根津朋実・樋口直宏編著(2019)『教育内容・方法[改訂版]』培風館 |
参考図書 /Reference Books |
・文部科学省(2017)『中学校学習指導要領』 ・文部科学省(2018)『高等学校学習指導要領』 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 教育課程とカリキュラム | それぞれの概念の整理 | |
2 | 第2回 | 教育課程と学習指導要領 | 学習指導要領について | |
3 | 第3回 | 教育課程行政 | 文部科学省と教育委員会の役割 | |
4 | 第4回 | アメリカのカリキュラム改革 | アメリカのカリキュラム改革の歴史 | |
5 | 第5回 | 戦前の教育課程の歴史 | 明治期から終戦直後まで | |
6 | 第6回 | 学習指導要領の歴史的展開(1) | 昭和22年版、昭和26年版学習指導要領 | |
7 | 第7回 | 学習指導要領の歴史的展開(2) | 昭和33年版、昭和43年版、昭和52年版学習指導要領 | |
8 | 第8回 | 学習指導要領の歴史的展開(3) | 平成元年版、平成10年版(平成15年一部改正含む)学習指導要領 | |
9 | 第9回 | 21世紀の学習指導要領 | :平成20年版学習指導要領、平成29年学習指導要領 | |
10 | 第10回 | 教育課程の編成と評価 | 教育課程の編成と評価の方法、カリキュラム・マネジメント、カリキュラム評価 | |
11 | 第11回 | 教科と教科外の教育課程 | 教科と教科外活動の教育課程の内容 | |
12 | 第12回 | 各校種の教育課程 | 小学校、中学校、高等学校の教育課程の構成 | |
13 | 第13回 | 学習指導要領と教科書 | 教科書の定義、教科書検定と教科書採択制度 | |
14 | 第14回 | 総合的な学習の時間 | 創設の趣旨、教科・領域横断学習の意義と必要性、特色ある取り組み | |
15 | 第15回 | 教育課程の現代的な課題 | 一貫教育の教育課程、学力と教育課程、地域とともにある学校の教育課程、カリキュラム評価、教科・領域・学年を越境する学習活動など |