科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
人文の知専門講義ⅠA/人文の知専門講義Ⅰ 【②】/Advanced Lecture on Knowledge of Humanities ⅠA |
---|---|
授業コード /Class Code |
B501063002 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火1(前期)/TUE1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
上田 学/UEDA MANABU |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈人文の知科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF KNOWLEDGE OF HUMANITIES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
上田 学/UEDA MANABU | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
・本授業は、人文学部DPが示す、「複数の分野の基礎知識を教養として身につけている」ことの修得を目指すものである。 ・この授業では、「映像とは何か」という原理的な問いをめぐる諸理論について学ぶ。授業は二部に大別され、前半(第1-9回)では「画面とは何か」、後半(第10-15回)では「映像と身体」という観点から、代表的な理論をとりあげ、それらを批判的に検討していくことで、映像に対する理論的な思考を陶冶する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.「画面とは何か」という問題にかかわる代表的な理論を説明できる。 2.「映像と身体」という問題にかかわる代表的な理論を説明できる。 3.学んだ理論を応用しながら映像作品を批判的に考察し、それを論理的に表現できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
映像学、認知心理学 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・基本的にPower Pointを使った講義形式で授業を進める。適宜、必要な映画作品の抜粋を提示する。 ・授業の理解度を把握するために、毎回の授業で前回授業に関する小課題を、第5回・第10回の授業で小レポートを提出してもらう。 ・毎回配布する資料について、予習、復習に活用すること。 ・出席点はいっさい評価しない。例え全ての授業に出席しても、毎回の小課題、2回の小レポート、1回の期末レポートで、必要な点数に達しなければ、単位は取得できない。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
|
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習:授業の時間は限られているため、事前に映画作品の視聴を指示することがある。(90~120分)。 事後学習:毎回の授業で配布する資料を復習に活用すること(一回の授業につき目安として60分)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
小課題(毎回)、小レポート(第5回・第10回)、期末レポート(第15回、2800字以上、規定字数に到達しないレポートは受領しない)。小レポートは講評するので、期末レポート作成の参考とすること。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小課題(前回授業の内容・キーワードについて、2点×15回)30%、小レポート(10点×2回)20%、期末レポート(2800字以上)50%で評価する。 出席点はいっさい評価しない。例え全ての授業に出席しても、毎回の小テスト、2回の小レポート、1回の期末レポートで、必要な点数に達しなければ、単位は取得できない。 |
テキスト /Required Texts |
特に定めない。毎回の授業で資料を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
レフ・マノヴィッチ『ニューメディアの言語 デジタル時代のアート、デザイン、映画 』堀潤之訳、みすず書房、2013年 北野圭介『映像論序説』人文書院、2009年 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業の全体的な概要、進行方法と成績評価の基準について説明する。 | |
2 | 第2回 | 画面とは何か1 | アナログ映像とデジタル映像に関する理論を学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 画面とは何か2 | アナログ映像とデジタル映像に関する理論を学ぶ。 | |
4 | 第4回 | 画面とは何か3 | アナログ映像とデジタル映像に関する理論を学ぶ。 | |
5 | 第5回 | メディア考古学1 | メディア考古学の実践について学ぶ。 | |
6 | 第6回 | メディア考古学2 | メディア考古学の実践について学ぶ。 | |
7 | 第7回 | メディア考古学3 | メディア考古学の実践について学ぶ。 | |
8 | 第8回 | リアリズムとフォルマリズム1 | 映画史におけるリアリズムとフォルマリズムについて学ぶ。 | |
9 | 第9回 | リアリズムとフォルマリズム2 | 映画史におけるリアリズムとフォルマリズムについて学ぶ。 | |
10 | 第10回 | リアリズムとフォルマリズム3 | 映画史におけるリアリズムとフォルマリズムについて学ぶ。 | |
11 | 第11回 | 映像と身体1 | 認知心理学の基礎について学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 映像と身体2 | 認知主義の映画研究について学ぶ。 | |
13 | 第13回 | 映像と身体3 | インタラクティビティとリメディエイションについて学ぶ。 | |
14 | 第14回 | 映像と身体4 | 身体と情動について学ぶ。 | |
15 | 第15回 | まとめ | 講義の全体的な復習をしつつ、映像理論を考える。 |