科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
病態治療学Ⅴ[19~]/Pathophysiology and Therapeutics Ⅴ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B411741001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月2(後期)/MON2(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.5 |
主担当教員 /Main Instructor |
杉岡 信幸/SUGIOKA NOBUYUKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《選択必修科目》/*** MAJORS *** 《SELECTIVELY REQUIRED COURSES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
杉岡 信幸/SUGIOKA NOBUYUKI | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義(対面) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、専門教育科目であり4年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、2,3,5を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) 感染症・感覚器・皮膚疾患の病態、症状および薬物治療に関する基本的知識を修得する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
以下の各SBOsを到達目標とする。 感染症および感覚器・皮膚疾患の病態とそれぞれの薬物療法を分類し説明できる ・E2ー(7)ー③ー1 呼吸器感染症について、病態(病態生理、症状等)、感染経路と予防方法および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー③ー2 消化器感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー③ー3 感覚器感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー③ー4 尿路感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー③ー5 性感染症について、病態(病態生理、症状等)、予防方法および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー③ー6 脳炎、髄膜炎について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー③ー7 皮膚細菌感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー③ー8 感染性心内膜炎、胸膜炎について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等) を説明できる。 ・E2ー(7)ー③ー9 薬剤耐性菌による院内感染について、感染経路と予防方法、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー③ー10 全身性細菌感染症について、病態(病態生理、症状等)、感染経路と予防方法および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー④ー1 ヘルペスウイルス感染症(単純ヘルペス、水痘・帯状疱疹)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー④ー2 サイトメガロウイルス感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー④ー3 インフルエンザについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経路と予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー④ー4 ウイルス性肝炎(HAV、HBV、HCV)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経路と予防方法および病態(病態生理(急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞がん)、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー④ー5 後天性免疫不全症候群(AIDS)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経路と予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー④ー6 ウイルス感染症(プリオン病を含む)について、感染経路と予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー⑤ー2 真菌感染症について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー⑥ー1 原虫感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2ー(7)ー⑥ー2 寄生虫感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2-(6)-①-1 緑内障について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2-(6)-①-2 白内障について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2-(6)-①-3 加齢性黄斑変性について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2-(6)-①-4 以下の疾患について概説できる。 結膜炎(重複)、網膜症、ぶどう膜炎、網膜色素変性症 ・E2-(6)-②-1 めまい(動揺病、Meniere(メニエール)病等)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 ・E2-(6)-②-2 以下の疾患について概説できる。 アレルギー性鼻炎(重複)、花粉症(重複)、副鼻腔炎(重複)、中耳炎(重複)、口内炎・咽頭炎・扁桃腺炎(重複)、喉頭蓋炎 ・E2-(6)-③-1 アトピー性皮膚炎について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E2(2)【②免疫・炎症・アレルギーの薬、病態、治療】参照) ・E2-(6)-③-2 皮膚真菌症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E2(7)【⑤真菌感染症の薬、病態、治療】 参照) ・E2-(6)-③-3 褥瘡について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
感染症、感覚器・皮膚疾患、薬物治療 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に従って12回の講義を行う |
履修するにあたって /Instruction to Students |
薬物側からの知識と病態側からの知識を連携させていく学習が必要である。オフィスアワーは随時とするが、事前に連絡(nsugioka@pharm.kobegakuin.ac.jp)をすることが望ましい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各講義ごとに示した重要ポイントを復習すること. |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
特になし |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
<定期試験> 範囲:12回の講義で行った内容 講義内での小テストを評価対象に加える。 |
テキスト /Required Texts |
医療情報科学研究所 薬がみえる Vol.3 メディックメディア 杉岡信幸・芝田信人 臨床薬物動態学 実解 京都廣川書店 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 感染症治療を学ぶ(1) | 呼吸器感染症の病態、症状および薬物治療法を理解する E2ー(7)ー③ー1 |
|
2 | 第2回 | 感染症治療を学ぶ(2) | 消化器感染症、感覚器感染症の病態、症状および薬物治療法を理解する E2ー(7)ー③ー2 E2ー(7)ー③ー3 |
|
3 | 第3回 | 感染症治療を学ぶ(3) | 尿路感染症、性感染症の病態、症状および薬物治療法を理解する E2ー(7)ー③ー4 E2ー(7)ー③ー5 |
|
4 | 第4回 | 感染症治療を学ぶ(4) | 中枢神経系感染症、循環器・胸膜感染症の病態、症状および薬物治療法を理解する E2ー(7)ー③ー6 E2ー(7)ー③ー8 |
|
5 | 第5回 | 感染症治療を学ぶ(5) | 皮膚細菌感染症、全身感染症の病態・症状および薬物治療法を理解する E2ー(7)ー③ー7 E2ー(7)ー③ー10 |
|
6 | 第6回 | 感染症治療を学ぶ(6) | ウイルス感染症(ヘルペスウイルス・サイトメガロウイルス)の病態・症状および薬物治療法を理解する E2ー(7)ー④ー1 E2ー(7)ー④ー2 |
|
7 | 第7回 | 感染症治療を学ぶ(7) | ウイルス感染症(インフルエンザウイルス・ウイルス性肝炎)の病態・症状および薬物治療法を理解する E2ー(7)ー④ー3 E2ー(7)ー④ー4 |
|
8 | 第8回 | 感染症治療を学ぶ(8) | 後天性免疫不全症候群(AIDS)、その他ウイルス感染症の病態・症状および薬物治療法を理解する E2ー(7)ー④ー5 E2ー(7)ー④ー6 |
|
9 | 第9回 | 感染症治療を学ぶ(9) | 真菌感染症、原虫・寄生虫感染症の病態・症状および薬物治療法を理解する E2ー(7)ー⑤ー2 E2ー(7)ー⑥ー1 E2ー(7)ー⑥ー2 |
|
10 | 第10回 | 感覚器・皮膚疾患治療を学ぶ(1) | 眼疾患の病態・症状および薬物治療法を理解する E2-(6)-①-1 E2-(6)-①-2 E2-(6)-①-3 |
|
11 | 第11回 | 感覚器・皮膚疾患治療を学ぶ(2) | 耳鼻咽喉科疾患の病態・症状および薬物治療法を理解する E2-(6)-②-1 E2-(6)-②-2 皮膚疾患の病態・症状および薬物治療法を理解する E2-(6)-③-1 E2-(6)-③-2 E2-(6)-③-3 |
|
12 | 第12回 | 感染症の病態および薬物治療に関する実践的知識を学ぶ | AST・ICTの活動内容および感染症治療の流れについて理解する |