科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
病態治療学Ⅰ[19~]/Pathophysiology and Therapeutics Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B411621001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月2(後期)/MON2(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.5 |
主担当教員 /Main Instructor |
徳山 尚吾/TOKUYAMA SHOGO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《選択必修科目》/*** MAJORS *** 《SELECTIVELY REQUIRED COURSES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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徳山 尚吾/TOKUYAMA SHOGO | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
現段階で対面式講義か zoom かは決定しておりません。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、選択必修科目であり3年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、3 を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) 薬の専門家として、医薬品及び薬物治療についての専門的な知識を有している。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
以下の各SBOsを到達目標とする。 適正な薬物治療に貢献できるようになるために、脳・中枢神経系、血液および眼に関連する代表的な疾患とその治療に用いられる代表的な医薬品に関する基本的知識を習得します。 【中枢神経系の疾患の薬、病態、治療】 E2-(1)-③-1 1)全身麻酔薬、催眠薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。 E2-(1)-③-2 2)麻薬性鎮痛薬、非麻薬性鎮痛薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用(WHO三段階除痛ラダーを含む)を説明できる。 E2-(1)-③-3 3)中枢興奮薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。 E2-(1)-③-4 4)統合失調症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(1)-③-5 5)うつ病、躁うつ病(双極性障害)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(1)-③-6 6)不安神経症(パニック障害と全般性不安障害)、心身症、不眠症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(1)-③-7 7)てんかんについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(1)-③-8 8)脳血管疾患(脳内出血、脳梗塞(脳血栓、脳塞栓、一過性脳虚血)、くも膜下出血)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の 選択等)を説明できる。 E2-(1)-③-9 9)Parkinson(パーキンソン)病について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(1)-③-10 10)認知症(Alzheimer(アルツハイマー)型認知症、脳血管性認知症等)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(1)-③-11 11)片頭痛について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)について説明できる。 E2-(1)-③-12 12)中枢神経系に作用する薬物の効果を動物実験で測定できる。(技能) E2-(1)-③-13 13)中枢神経系疾患の社会生活への影響および薬物治療の重要性について討議する。(態度) E2-(1)-③-14 14)以下の疾患について説明できる。脳炎・髄膜炎(重複)、多発性硬化症(重複)、筋萎縮性側索硬化 症、Narcolepsy(ナルコレプシー)、薬物依存症、アルコール依存症 【血液・造血器系疾患の薬、病態、治療】 E2-(3)-②-1 1)止血薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。 E2-(3)-②-2 2)抗血栓薬、抗凝固薬および血栓溶解薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。 E2-(3)-②-3 3)以下の貧血について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血(悪性貧血等)、再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血(AIHA)、腎性貧血、鉄芽球性貧血 E2-(3)-②-4 4)播種性血管内凝固症候群(DIC)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(3)-②-5 5)以下の疾患について治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 血友病、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、白血球減少症、血栓塞栓症、白血病(重複)、悪性リンパ腫(重複)(E2(7)【⑧悪性腫瘍の薬、病態、治療】参照) |
授業のキーワード /Keywords |
精神・神経疾患、血液疾患、薬物治療など |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に従って実施する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
12 回の講義を行う。総合的な理解のためには、全ての講義に出席することに加え、適宜、該当範囲の予習および復習を行うことが望ましい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
自主的な予習・復習の励行(目安として1時間) オフィスアワー 13:00 - 13:30 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
必要であれば、講義の際に伝達する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
筆記試験の成績を評価する。必要に応じて、小テストやレポートを参考にする場合もある。 |
テキスト /Required Texts |
コンパス薬物治療学 (南江堂 ) テキストを使用しての講義が中心になりますので、絶対最新版を準備しておいて下さい。 |
参考図書 /Reference Books |
今日の治療薬 (南江堂) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 神経・筋疾患 (1) | 神経・筋疾患とは何かについて知るとともに、本領域に関係する疾患についてその概要を学ぶ。 脳血管障害の発症要因、症状などについて学ぶ。 E2-(1)-③-8 |
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2 | 第2回 | 神経・筋疾患 (2) | てんかん発作の分類、病態生理、適切な治療薬、治療薬の薬効薬理、薬物動態および使用上の注意点などについて学ぶ。 E2-(1)-③-7 |
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3 | 第3回 | 神経・筋疾患 (3) | パーキンソン病およびパーキンソン症候群の症候、病態生理、適切な治療薬、治療薬の薬効薬理、薬物動態および使用上の注意点などについて学ぶ。 E2-(1)-③-9 |
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4 | 第4回 | 神経・筋疾患 (4) | アルツハイマー病の症候、病態生理、適切な治療薬、治療薬の薬効薬理、薬物動態および使用上の注意点などについて学ぶ。 E2-(1)-③-10 |
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5 | 第5回 | 神経・筋疾患 (5) | 重症筋無力症、片頭痛の症状とその治療薬について学ぶ。 E2-(1)-③-11 |
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6 | 第6回 | 精 神 疾 患 (1) | 精神疾患とは何かについて知るとともに、本領域に関係する疾患についてその概要を学ぶ。 統合失調症の発症要因、症状などについて学ぶ。 E2-(1)-③-4 |
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7 | 第7回 | 精 神 疾 患 (2) | うつ病・躁うつ病の症候、病態生理、適切な治療薬、治療薬の薬効薬理、薬物動態および使用上の注意点などについて学ぶ。 E2-(1)-③-5 |
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8 | 第8回 | 精 神 疾 患 (3) | 神経症、心身症の症候、病態生理、適切な治療薬、治療薬の薬効薬理、薬物動態および使用上の注意点などについて学ぶ。 薬物依存症、アルコール依存症に関する病態、薬物治療法について学ぶ。 E2-(1)-③-6 E2-(1)-③-14 |
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9 | 第9回 | 血液・造血疾患 (1) | 赤血球系の異常に用いられる代表的治療薬の薬理作用、機序、主な副作用について学ぶ。 鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血(悪性貧血等)、再生不良性貧血の症候、病態生理、適切な治療薬、治療薬の薬効薬理、薬物動態および使用上の注意点などについて学ぶ。 E2-(3)-②-3 |
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10 | 第10回 | 血液・造血疾患 (2) | 自己免疫性溶血性貧血(AIHA)、腎性貧血、鉄芽球性貧血の症候、病態生理、適切な治療薬、治療薬の薬効薬理、薬物動態および使用上の注意点などについて学ぶ。 E2-(3)-②-3 |
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11 | 第11回 | 血液・造血疾患 (3) | 播種性血管内皮凝固症候群(DIC)の症候、病態生理、適切な治療薬、治療薬の薬効薬理、薬物動態および使用上の注意点などについて学ぶ。 E2-(3)-②-4 |
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12 | 第12回 | 血液・造血疾患 (4) | 血友病、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、白血球減少症、血栓塞栓症の症候、病態生理、適切な治療薬、治療薬の薬効薬理、薬物動態および使用上の注意点などについて学ぶ。 E2-(3)-②-5 |