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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
実習ⅠB[19~]/Experimental Course ⅠB
授業コード
/Class Code
B411371003
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
薬学部/Pharmaceutical Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金1(後期),金2(後期)/FRI1(AUT.),FRI2(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
日置 和人/HIOKI KAZUHITO
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 《必修実習・演習群》/*** MAJORS *** 《REQUIRED COURSES》
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
浅田 麻琴/ASADA MAKOTO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
宇髙 慎平/UTAKA SHINPEI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
神谷 浩平/KAMIYA KOUHEI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
澤野 実香子/SAWANO MIKAKO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
楢原 正則/NARAHARA MASANORI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
野ヶ峯 亜由美/NOGAMINE AYUMI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
日置 和人/HIOKI KAZUHITO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
福留 誠/FUKUDOME MAKOTO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
藤瀬 優理/FUJISE YURI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
前田 光子/MAEDA MITSUKO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
吉富 なつめ/YOSHITOMI NATSUME 薬学部/Pharmaceutical Sciences
授業の方法
/Class Format
対面での実習
授業の目的
/Class Purpose
この授業の担当者は薬学部所属であり、1年次に配当している。

この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、1〜4の礎を作ることを目指す。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

実習を行うにあたっての心構えを身につけ、以下に示す内容を習得することを目的とする。
・身近なところに生存している微生物の存在について説明できる。
・有機合成に必要な実験器具の名称や用途を説明できる。
・分液ろうとを用いた抽出操作を実践できる。
・分子模型を用いて、混成軌道の立体的特徴を説明できる。
・刻み生薬の外観・味からの鑑別について概説できる。
・TLCにおける試料の同定・検出方法について概説できる。
到 達 目 標
/Class Objectives
この科目は必修実習です。
以下の各SBOsを到達目標とする。
JB-(5)-③-4  酸と塩基の基本的な性質および強弱の指標を説明できる。
JB-(5)-④-1  化合物の秤量、溶解、抽出、乾燥、ろ過、濃縮を実施できる。(技能)
JB-(9)-③-2 課題に関して意見をまとめ、決められた時間内で発表できる。(技能)
JB-(9)-③-4 質問に対して的確な応答ができる。(技能)

C1-(1)-①-1 化学結合の様式について説明できる。
C1-(1)-①-2 分子軌道の基本概念および軌道の混成について説明できる。
C1-(1)-①-3 共役や共鳴の概念を説明できる。
C2-(5)-①-2 薄層クロマトグラフィーの特徴と代表的な検出法を説明できる。
C3-(1)-①-4 有機化合物の性質と共鳴の関係について説明できる。
C3-(1)-①-5  ルイス酸・塩基、ブレンステッド酸・塩基を定義することができる。
C3-(1)-②-1 構造異性体と立体異性体の違いについて説明できる。
C3-(1)-②-6 炭素―炭素二重結合の立体異性(cis, trans ならびに E,Z 異性)について説明できる。
C3-(1)-②-7 フィッシャー投影式とニューマン投影式を用いて有機化合物の構造を書くことができる。(技能)
C3-(1)-②-8 エタン、ブタンの立体配座とその安定性について説明できる。
C3-(3)-①-2 官能基の性質を利用した分離精製を実施できる。
C4-(3)-②-1 医薬品の構造からその物理化学的性質(酸性、塩基性、疎水性、親水性など)を説明できる。
C5-(1)-④-1 生薬の同定と品質評価法について概説できる。
C5-(1)-④-3 代表的な生薬を鑑別できる。(技能)
C5-(1)-④-4 代表的な生薬の確認試験を説明できる。
C5-(1)-④-5 代表的な生薬の純度試験を説明できる。
C5-(2)-③-1 天然生物活性物質の代表的な抽出法、分離精製法を概説し、実施できる。(知識、技能)
C8-(3)-⑤-1 滅菌、消毒および殺菌、静菌の概念を説明できる。
C8-(3)-⑥-2 無菌操作を実施できる。(技能)

AD-C8-⑤-2 代表的な細菌を同定できる。(技能)
授業のキーワード
/Keywords
<化学系>
酸・塩基、液-液分配、抽出、混成軌道、立体配置、立体配座、フィッシャー投影式、ニューマン投影式、共鳴、生薬、漢方、鑑別、確認試験、薄層クロマトグラフィー(TLC)、検出法、親水性、疎水性

<生命系>
微生物、培地、培養、無菌操作


授業の進め方
/Method of Instruction
授業計画に従っておこないます。
準備(予習)が必要な項目については、事前にMoodleから案内します。
履修するにあたって
/Instruction to Students
関連科目は、基礎化学(前期)、基礎生物(前期)、有機化学I(後期)等です。講義内容を考えながら、実習をより深く理解するように学習しましょう。
オフィスアワー:月~金曜10:00〜11:30、13:00〜17:00 (LP240室にて対応)
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
事前学習として実習書を熟読しておくこと(目安として0.5時間)。復習と課題作成(目安として0.5時間)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各項目ごとに、実習中に課題(レポート)等について指示します。期限厳守で必ず提出すること。その他の課題に関する連絡またはフィードバックは主にMoodleを用いて行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
実習の到達度40%、取り組み(レポート、発表、試験成績など)40%、注意事項の遵守(態度など)20%で評価します。
また、実習確認試験として、上記6項目すべての範囲から問題を作成し、試験を行います。
テキスト
/Required Texts
実習書を配布し、必要に応じて資料・プリントを配布します。
参考図書
/Reference Books
<化学系>
生薬学(西岡五夫 他、廣川書店)
困ったときの有機化学(D,R,クライン著、化学同人)
実験を安全に行うために
続 実験を安全に行うために(化学同人)
実験化学講座Ⅰ 基本操作Ⅰ・Ⅱ(日本化学会編、丸善)

<生命系>
シンプル微生物学

No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1B-1 身の回りの微生物を調べてみよう1 環境、食品、体などのふき取り検査を行い、大腸菌群や一般細菌の存在を理解する。
C8-(3)-⑤-1
C8-(3)-⑥-2
JB-(9)-③-2
JB-(9)-③-4
2 1B-2 単位操作(化学系) 有機合成に用いる実験器具の名称と使い方を知る。反応後の後処理操作(抽出、自然ろ過、吸引ろ過)を学ぶ。
JB-(5)-④-1
C3-(1)-①-1〜6
3 1B-3 混成軌道 エタン、エチレン、アセチレン等について、分子模型を用いて立体構造の特徴を考える。
C1-(1)-①-1~3
C3-(1)-①-4
C3-(1)-②-1,6,7,8
4 1B-4 身の回りの微生物を調べてみよう2 同項目1で培養した培地の状態を観察し、SGDを実施することで理解を深める。
C8-(3)-⑤-1
C8-(3)-⑥-2
AD-C8-⑤-2
JB-(9)-③-2
JB-(9)-③-4
5 1B-5 混合物の分離(抽出) 分液ろうとを用いた、混合物(酸性、中性物質)エーテル溶液からの抽出分離操作を実践する。
JB-(5)-③-4
JB-(5)-④-1
C3-(1)-①-5
C3-(3)-①-2
6 1B-6 触れてみよう身近な生薬 刻み生薬の外観・味からの鑑別、ならびに生薬中成分のTLCによる同定を実践する。
C2-(5)-①-2
C4-(3)-②-1
C5-(1)-④-1,3,4,5
C5-(2)-③-1

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