科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
臨床代謝栄養学[19~]/Clinical Nutrition and Metabolism |
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授業コード /Class Code |
B411052002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他/OTHERS |
単位数 /Credits |
0.5 |
主担当教員 /Main Instructor |
辻本 貴江/TSUJIMOTO TAKAE |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《選択科目》/*** MAJORS *** 《ELECTIVE》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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辻本 貴江/TSUJIMOTO TAKAE | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義・演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、選択科目(実践医療薬学演習)であり5年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、1、3、4、5、6、7、8を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) なお、この授業の担当者は薬局・病院での薬剤師として実務経験のある教員であり、より実践的な観点から臨床代謝栄養学を解説するものとする。 【目的】医療現場では、疾患のために栄養不良となる患者さんがたくさんいる。経管栄養や中心静脈栄養などの栄養管理を症例個々に応じて適切に実施することにより、疾患治療が成功へと導かれる。この講義では、薬剤師として、正しく栄養療法に携わるための基本事項を学んだ上で、実際の症例から、患者さんの直面している問題点を抽出し、薬学的観点からその解決策を立案する。また、NST(栄養サポートチーム)が患者さんを中心に専門性を活かして栄養管理にチームで携わっていく上での利点についても学ぶ。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
以下の各SBOsを到達目標とする。 A-(4)-3 チーム医療に関わる薬剤師、各職種、患者・家族の役割について説明できる。 A-(4)-5 チームワークと情報共有の重要性を理解し、チームの一員としての役割を積極的に果たすように努める。 C6-(2)-⑥-1 代表的なビタミンの種類、構造、性質、役割を説明できる。 C6-(2)-⑦-1 代表的な必須微量元素の種類、役割を説明できる。 D1-(3)-①-1 五大栄養素を列挙し、それぞれの役割について説明できる。 D1-(3)-①-5 エネルギー代謝に関わる基礎代謝量、呼吸商、推定エネルギー必要量の意味を説明できる。 D1-(3)-①-7 栄養素の過不足による主な疾病を列挙し、説明できる。 D1-(3)-①-8 疾病治療における栄養の重要性を説明できる。 E1-(2)-②-3 血液生化学検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。 E1-(3)-1 代表的な疾患における薬物治療、食事療法、その他の非薬物治療(外科手術など)の位置づけを説明できる。 E3-(3)-④-3 栄養状態の異なる患者(肥満、低アルブミン血症、腹水など)における薬物動態と、薬物治療で注意すべき点を説明できる。 F-(3)-③-5 代表的な輸液の種類と適応を説明できる。 F-(3)-③-6 患者の栄養状態や体液量、電解質の過不足などが評価できる。 F-(3)-③-8 治療ガイドライン等を確認し、科学的根拠に基づいた処方を立案できる。 F-(3)-③-9 患者の状態(疾患、重症度、合併症、肝・腎機能や全身状態、遺伝子の特性、心理・希望等)や薬剤の特徴(作用機や製剤的性質等)に基づき、適切な処方を提案できる。 F-(4)-①-1 チーム医療における薬剤師の役割と重要性について説明できる。 AD-E3-④-1胃ろう造設者、人工肛門造設者、気管切開患者における薬物治療・投与設計において注意すべき点を説明できる。 AD-F-④-1 患者の栄養状態や体液量、電解質などの評価を基に適切な栄養療法や輸液療法を提案できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
経腸栄養、中心静脈栄養、末梢静脈栄養、チーム医療、NST |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に従って前期4回、後期4回の講義を行う。(前期と後期は同じ内容) |
履修するにあたって /Instruction to Students |
オフィスアワー:金曜日 12:45~13:45(C号館2階、C/CP269) 質問があれば、遠慮なく教員室を訪ねてください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習として、配布資料に目を通しておくこと(目安として0.5時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業中に提示します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業中の発言や積極性を40%、課題の成果を60%として評価します。 |
テキスト /Required Texts |
独自の資料を配布します。 |
参考図書 /Reference Books |
薬剤師・薬学生のためのフィジカルアセスメントハンドブック(南江堂) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 薬剤師の関わる臨床代謝栄養学 | 臨床における栄養療法の重要性を理解できる。A-(4)-3、A-(4)-5 、D1-(3)-①-7、D1-(3)-①-8、E1-(2)-②-3、E3-(3)-④-3、F-(3)-③-8、F-(4)-①-1、AD-F-④-1 | |
2 | 第2回 | 栄養アセスメントと投与経路の選択 | 栄養アセスメントの方法を具体的に列挙できる。投与経路を正しく選択できる。D1-(3)-①-1、D1-(3)-①-5、 D1-(3)-①-7、D1-(3)-①-8、E1-(2)-②-3、E3-(3)-④-3、F-(3)-③-6、F-(3)-③-9、AD-E3-④-1、AD-F-④-1 | |
3 | 第3回 | 症例検討 | 患者の症例に対して静脈栄養療法、経腸栄養療法の処方設計ができる。C6-(2)-⑥-1、C6-(2)-⑦-1、D1-(3)-①-1、D1-(3)-①-5 、D1-(3)-①-7、D1-(3)-①-8、E1-(2)-②-3、E1-(3)-1 、E3-(3)-④-3、F-(3)-③-5、F-(3)-③-6、F-(3)-③-8、F-(3)-③-9、AD-E3-④-1、AD-F-④-1 | |
4 | 第4回 | 症例検討 | 患者の症例に対して静脈栄養療法、経腸栄養療法の処方設計ができる。C6-(2)-⑥-1、C6-(2)-⑦-1、D1-(3)-①-1、D1-(3)-①-5 、D1-(3)-①-7、D1-(3)-①-8、E1-(2)-②-3、E1-(3)-1 、E3-(3)-④-3、F-(3)-③-5、F-(3)-③-6、F-(3)-③-8、F-(3)-③-9、AD-E3-④-1、AD-F-④-1 |