科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
薬物治療Ⅲ(循環器)[15~18]/Pathophysiology and Therapeutics Ⅲ |
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授業コード /Class Code |
B410792002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(前期)/WED1(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.5 |
主担当教員 /Main Instructor |
福島 昭二/FUKUSHIMA SHOJI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《選択必修科目》/*** MAJORS *** 《SELECTIVELY REQUIRED COURSES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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福島 昭二/FUKUSHIMA SHOJI | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、専門教育科目であり3年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、4、6を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) 循環器、呼吸器、泌尿器分野の疾患の病態と薬物治療に関して学び、薬物治療を適正に行う知識を修得する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
以下の各SBOsを到達目標とする。 E2 薬理・病態・薬物治療 (3)循環器系・泌尿器系の疾患と薬 【①循環器疾患の薬、病態、治療】 E2-(3)-①-1 以下の不整脈および関連疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。不整脈の例示:上室性期外収縮(PAC)、心室性期外収縮(PVC)、心房細動(Af)、発作性上室頻拍(PSVT)、WPW症候群、心室頻拍(VT)、心室細動(Vf)、房室ブロック、QT延長症候群 E2-(3)-①-2 急性および慢性心不全について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(3)-①-3 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(3)-①-4 以下の高血圧症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 本態性高血圧症、二次性高血圧症(腎性高血圧症、腎血管性高血圧症を含む) E2-(3)-①-5 以下の疾患について概説できる。閉塞性動脈硬化症(ASO)、心原性ショック、弁膜症、先天性心疾患 【③泌尿器系の薬、病態、薬物治療】 E2-(3)-③-1 利尿薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。 E2-(3)-③-2 急性および慢性腎不全について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明でき E2-(3)-③-3 ネフローゼ症候群について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(3)-③-4 過活動膀胱および低活動膀胱について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(3)-③-5 以下の泌尿器系疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。慢性腎臓病(CKD)、糸球体腎炎(重複)、糖尿病性腎症(重複)、薬剤性腎症(重複)、腎盂腎炎(重複)、膀胱炎(重複)、尿路感染症(重複)、尿路結石 【④化学構造と薬効】 E2-(3)-④-1 循環系・泌尿器系の疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動態)の関連を概説できる。 (4)呼吸器系の疾患と薬 【①呼吸器疾患の薬、病態、治療】 E2-(4)-①-1 気管支喘息について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(4)-①-2 慢性閉塞性肺疾患および喫煙に関連する疾患(ニコチン依存症を含む)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(4)-①-3 間質性肺炎について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 E2-(4)-①-4 鎮咳薬、去痰薬、呼吸興奮薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。 【③化学構造と薬効】 E2-(4)-③-1 呼吸器系の疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動態)の関連を概説できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
循環器、呼吸器、泌尿器、病態、薬物治療 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に従って12回の講義を行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
循環器系、呼吸器系、泌尿器系の薬理を復習してください。 オフィスアワー:月曜3限 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習として、教科書を予習する(0.5時間)。事後学習として、講義内容および随時配布する資料・演習問題を復習すること(0.5時間) 。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
講義内で指示します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験を100%として評価する。ただし試験を受けるには2/3以上の講義出席が必要とする。 |
テキスト /Required Texts |
薬が見える Vol. 1, 3(大竹書店) |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 循環器系の疾患と薬1 | 血圧の調整機構と以下の高血圧症について、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を講義する。 本態性高血圧症、二次性高血圧症(腎性高血圧症、腎血管性高血圧症を含む) E2-(3)-①-4 E2-(3)-④-1 |
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2 | 第2回 | 循環器系の疾患と薬2 | 心臓の機能と不整脈に関連した以下の疾患について、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を講義する。 不整脈の例示:上室性期外収縮(PAC)、心室性期外収縮(PVC)、心房細動(Af)、発作性上室頻拍(PSVT)、WPW症候群、心室頻拍(VT)、心室細動(Vf)、房室ブロック、QT延長症候群 E2-(3)-①-1 E2-(3)-④-1 |
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3 | 第3回 | 循環器系の疾患と薬3 | 急性・慢性心不全について、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を講義する。 E2-(3)-①-2 E2-(3)-④-1 |
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4 | 第4回 | 循環器系の疾患と薬4 | 虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化症(ASO)、心原性ショック、弁膜症、先天性心疾患ついて、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を講義する。 E2-(3)-①-3,5 E2-(3)-④-1 |
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5 | 第5回 | 泌尿器系の疾患と薬1 | 腎機能と利尿薬・化学構造と薬効について講義する。 E2-(3)-③-1 E2-(3)-④-1 |
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6 | 第6回 | 泌尿器系の疾患と薬2 | 急性・慢性腎不全とネフローゼについて、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を講義する。 E2-(3)-③-2,3 E2-(3)-④-1 |
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7 | 第7回 | 泌尿器系の疾患と薬3 | 腎臓・膀胱に関連した以下の疾患について、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を2回に分けて講義する。 過活動制膀胱、低活動性膀胱、慢性腎臓病(CKD)、糸球体腎炎(重複)、糖尿病性腎症、薬剤性腎症、腎盂腎炎、膀胱炎、尿路感染症、尿路結石 E2-(3)-③-4、5 E2-(3)-④-1 |
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8 | 第8回 | 泌尿器系の疾患と薬4 | 腎臓・膀胱に関連した以下の疾患について、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を2回に分けて講義する。 過活動制膀胱、低活動性膀胱、慢性腎臓病(CKD)、糸球体腎炎(重複)、糖尿病性腎症、薬剤性腎症、腎盂腎炎、膀胱炎、尿路感染症、尿路結石 E2-(3)-③-4、5 E2-(3)-④-1 |
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9 | 第9回 | 呼吸器系の疾患と薬1 | 気管支喘息について、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を講義する。 E2-(4)-①-1 E2-(4)-③-1 |
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10 | 第10回 | 泌尿器系の疾患と薬2 | 慢性閉塞性肺疾患および喫煙に関連する疾患について、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を講義する。 E2-(4)-①-2 E2-(4)-③-1 |
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11 | 第11回 | 泌尿器系の疾患と薬3 | 間質性肺炎について、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を講義する。 E2-(4)-①-3 E2-(4)-③-1 |
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12 | 第12回 | 泌尿器系の疾患と薬4 | 鎮咳薬、去痰薬、呼吸興奮薬、および咳について、薬理・病態・薬物治療・化学構造と薬効を講義する。 E2-(4)-①-4 E2-(4)-③-1 |