科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
薬品分析学Ⅳ[19~]/Medical Analytical Chemistry Ⅳ |
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授業コード /Class Code |
B410722003 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木1(前期)/THU1(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.5 |
主担当教員 /Main Instructor |
内海 美保/UTHUMI MIHO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《選択必修科目》/*** MAJORS *** 《SELECTIVELY REQUIRED COURSES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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内海 美保/UTHUMI MIHO | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は選択必修科目であり4年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す5項目のうち、1、4、5を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) http://www.kobegakuin.ac.jp/information/outline/policy/diploma.html 医療の現場において、病因の鑑別診断、病態の解明、治療方針の検討に機器分析技術が応用されている。分析学の最終科目として分析学の医療への応用を学ぶ。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
以下の各SBOsを到達目標とする。 C2-(6)-①-1 分析目的に即した試料の前処理法を説明できる。 C2-(6)-①-2 臨床分析における精度管理および標準物質の意義を説明できる。 C2-(6)-②-1 臨床分析で用いられる代表的な分析法を列挙できる。 C2-(6)-②-2 免疫化学的測定法の原理を説明できる。 C2-(6)-②-3 酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明できる。 C2-(6)-②-4 代表的なドライケミストリーについて概説できる。 C2-(6)-②-5 代表的な画像診断技術(X線検査、MRI、超音波、内視鏡検査、核医学検査など)について概説できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
免疫反応を用いた分析法、酵素を用いた分析法、X線検査、CTスキャン、MRI、超音波、内視鏡検査、核医学検査、画像診断薬 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に従って12回の講義を行います。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
講義関連資料は、dotCampusを通じて配布します。質問はメールまたはZoomで受け付けます。オフィスアワーを希望される方は、事前に連絡をしてください(miho@pharm.kobegakuin.ac.jp)。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
受講後は必ず復習し、概念や原理の理解を深めるようにしてください(目安として1時間) 。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業後に連絡します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験の成績、計100点で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
秋澤俊史編集「薬剤師に必要な臨床機器分析」 廣川書店 |
参考図書 /Reference Books |
佐藤幸一著「医療系のための物理」東京教学社 笠井俊文著「診療画像機器学」オーム社 萩中 淳著「ベーシック薬学教科書シリーズ2 分析化学」化学同人 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 生体成分の取り扱いと前処理 | 生体試料の適切な取り扱いと前処理について学びます。臨床分析の精度管理、標準物質の意義、代表的な臨床分析について概説します。 C2-(6)-①-1 C2-(6)-①-2 C2-(6)-②-1 |
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2 | 第2回 | 遺伝子分析 | 遺伝子診断、DNA診断の原理と測定法について学びます。 C2-(6)-②-1 |
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3 | 第3回 | MS(質量スペクトル) | MS装置の原理と測定法、臨床への応用(薬物代謝物、ドーピング検査、新生児マススクリーニング検査)について学びます。 C2-(6)-②-4 |
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4 | 第4回 | 超音波診断法 | 超音波、超音波診断装置、アーチファクトについて学びます。 C2-(6)-②-5 |
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5 | 第5回 | 内視鏡検査 | 光ファイバーの原理、内視鏡(電子スコープとファイバースコープ)、処置具について学びます。 C2-(6)-②-5 |
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6 | 第6回 | MRI① | MRIの原理(核磁気共鳴現象、巨視的磁化、緩和時間(T1,T2)、パルスシークエンス、T1,T2強調画像)について学びます。 C2-(6)-②-5 |
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7 | 第7回 | MRI② | MRIの装置、造影剤、特徴について学びます。 C2-(6)-②-5 |
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8 | 第8回 | PET | PETの原理、装置、造影剤、特徴について学びます。 C2-(6)-②-5 |
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9 | 第9回 | X線診断法 | X線検査の原理、装置、造影剤、特徴について学びます。 C2-(6)-②-5 |
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10 | 第10回 | X線CT法 | X線CTの原理、装置、造影剤、特徴について学びます。 C2-(6)-②-5 |
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11 | 第11回 | ドライケミストリー(1) | ドライケミストリーの原理、機器、特徴について学びます。 C2-(6)-②-4 |
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12 | 第12回 | ドライケミストリー(2) | ドライケミストリーの原理、機器、特徴について学びます。 C2-(6)-②-4 |