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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
衛生Ⅲ(環境衛生)[15~18]/Hygienic Pharmacy Ⅲ
授業コード
/Class Code
B410532002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
薬学部/Pharmaceutical Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木1(前期)/THU1(SPR.)
単位数
/Credits
1.5
主担当教員
/Main Instructor
中川 公恵/NAKAGAWA KIMIE
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 《選択必修科目》/*** MAJORS *** 《SELECTIVELY REQUIRED COURSES》
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中川 公恵/NAKAGAWA KIMIE 薬学部/Pharmaceutical Sciences
授業の方法
/Class Format
講義(対面授業)。ただし、緊急事態宣言や休講措置などにより対面授業が実施できない場合は遠隔授業(オンデマンド授業)に切り替えます。
授業の目的
/Class Purpose
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、専門教育科目であり3年次に配当している。
この科目は、学部のDPに示す5項目のうち、1,2,6を目指す。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
本科目では、地球環境の成り立ちをはじめとして、大気、水環境と日常生活のかかわりについて概説するとともに、それぞれの現状と問題点、汚染防止策などについて講述します。
到 達 目 標
/Class Objectives
以下の各SBOsを到達目標とする。
D2-(2)-①-1, 2, 3, 4, 5地球環境の構成要因と、地球環境問題の成因について説明できる。
D2-(2)-②-1, 2, 3 四大公害を挙げその原因と健康被害について説明できる。
D2-(2)-②-1, 2, 3 公害の定義と典型七公害について説明できる。
D2-(2)-③-1, 2, 3 浄水法(消毒を含む)および水道水の安全確保について概説できる。
D2-(2)-③-4, 5, 6 下水処理法について簡潔に説明できるとともに、産業排水や実験排水の適切な処理法を提案できる。
D2-(2)-④-1, 2, 3 大気の主要成分と大気汚染について説明できる。
D2-(2)-⑤-1 室内環境を評価するための指標とその測定器具について説明できる。
D2-(2)-⑤-2 室内空気環境にかかわる健康影響とその対策について説明できる。
D2-(2)-⑥-1, 2, 3 廃棄物の種類とわが国の現状を説明するとともに不法投棄防止対策を含めた適正処理方法を説明できる。PRTR制度について説明できる。環境関連法規を列挙し、その概要を説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
地球環境の構成要素、地球環境問題、公害、水環境と浄水法、下水処理法、大気成分と大気汚染の現状。室内空気環境の評価法とシックハウス原因物質。
授業の進め方
/Method of Instruction
授業計画に従って12回の講義を行います。
履修するにあたって
/Instruction to Students
講義中に理解度を知るための到達度確認(問題演習)を適宜実施します。オフィスアワー:月曜日〜金曜日の16:00〜18:00、それ以外の時間でも在室の場合は随時対応します。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
教科書にあらかじめ目を通して予習しておき、講義資料を元に講義内容を復習する(目安として0.5ー1時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業後に連絡
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験及び講義内での小テストにて100%として評価する。初回講義時に詳細について説明します。
地球規模の環境問題とその対策、大気、水、室内空気の現状とそれぞれの汚染防止対策、廃棄物の種類とその処理法について的確な説明ができるか否かを判定します。
テキスト
/Required Texts
MY衛生薬学(テコム)。但し、すでにNEW衛生薬学(廣川書店)を持っている場合は、NEW衛生薬学でも可。
参考図書
/Reference Books
必携・衛生試験法(日本薬学会)、国民衛生の動向(最新版)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 地球環境と生態系(1) 地球環境が、きわめて特殊な条件下で成立していることを概説し、その構成要素の密接な関係について説明。D2-(2)-①-5
2 第2回 地球環境と生態系(2) 地球環境が人をはじめとする生物の生存に及ぼす影響について、現状把握を含めて解説。また、環境問題の背景としての人の活動をともに考える。D2-(2)-①-4、5
3 第3回 地球環境と生態系(3) 重金属をはじめとして代表的な化学物質の環境中での動態と、食物連鎖や生物濃縮を含めて生物圏における挙動を解説。D2-(2)-①-1,2,3、4、5
4 第4回 環境保全 環境汚染による健康被害の重大性を説明し、環境保全の重要性と、その対策としての法的規制について解説。D2-(2)-②-3
5 第5回 水環境(1) 水道水の製法について説明するとともに、我が国の水道水の安全確保対策を世界各国のそれらと比較検証する。D2-(2)-③-1,2
6 第6回 水環境(2) 水道水の安全確保のための基準について、その設定意義を解説。また、基本的な項目についてはその測定法を紹介し実習で実施できるようにする。D2-(2)-③-2,3
7 第7回 水環境(3) 下水・排水処理の基本工程について、各工程の要点を解説。また、水質汚濁の問題として富栄養化を取り上げその要因と下水処理の果たす役割について解説。D2-(2)-③-4,5,6
8 第8回 大気環境(1) 大気環境の構成ならびに大気循環を概説した上で、大気汚染のメカニズムを解説。D2-(2)-④-3
9 第9回 大気環境(2) 大気汚染の原因とされる主な汚染物質について、健康影響並びに発生源とその対策、現状について解説。D2-(2)-④-1,2,3
10 第10回 室内環境(1) 気温、気湿、気動、感覚温度について説明するとともにそれぞれの測定に必要な器具を列挙する。D2-(2)-⑤-1,2
11 第11回 室内環境(2) 室内空気汚染物質とシックハウス症候群について解説。D2-(2)-⑤-2
12 第12回 廃棄物 廃棄物の効率的な処理方法とリサイクルについて解説するとともに廃棄物処理の現状を紹介し、法的規制を概説する。D2-(2)-⑥-1,2,3

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