科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
生理学[再]/Physiology |
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授業コード /Class Code |
B410292050 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期集中/AUTUMN INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他(後期)/OTHERS(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.5 |
主担当教員 /Main Instructor |
角田 慎一/TSUNODA SHINICHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《選択必修科目》/*** MAJORS *** 《SELECTIVELY REQUIRED COURSES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
Yes |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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角田 慎一/TSUNODA SHINICHI | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
遠隔授業(オンデマンド) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、選択必修科目であり1年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、3, 4を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) 疾患の病態や薬物治療を学び、実践するうえで、まずは正常な生体の構造と機能、調節・制御のしくみを理解することが不可欠である。本科目では、おもに神経系と内分泌系によって、人体の器官、器官系をどのように統御され、ホメオスタシス(恒常性)を維持しているかを理解する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
以下の各SBOsを到達目標とする。 C7ー(1)ー④ー1 中枢神経系について概説できる。 C7ー(1)ー④ー2 末梢(体性・自律)神経系について概説できる。 C7ー(1)ー⑩ー1 泌尿器系について概説できる。 C7ー(1)ー⑪ー1 生殖器系について概説できる。 C7ー(1)ー⑫ー1 内分泌系について概説できる。 C7ー(1)ー⑭ー1 血液・造血器系について概説できる。 C7ー(2)ー①ー1 神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構について説明できる。 C7ー(2)ー①ー2 代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説できる。 C7ー(2)ー①ー3 神経系、感覚器を介するホメオスタシスの調節機構の代表例を列挙し、概説できる。 C7ー(2)ー①ー4 神経による筋収縮の調節機構について説明できる。 C7ー(2)ー②ー1 代表的なホルモンを挙げ、その産生器官、生理活性および作用機構について概説できる。 C7ー(2)ー③ー1 代表的なオータコイドを挙げ、生理活性および作用機構について概説できる。 C7ー(2)ー⑤ー1 血圧の調節機構について概説できる。 C7ー(2)ー⑥ー1 血糖の調節機構について概説できる。 C7ー(2)ー⑦ー1 体液の調節機構について概説できる。 C7ー(2)ー⑦ー2 尿の生成機構、尿量の調節機構について概説できる。 C7ー(2)ー⑧ー1 体温の調節機構について概説できる。 C7ー(2)ー⑨ー1 血液凝固・線溶系の機構について概説できる。 C7ー(2)ー⑩ー1 性周期の調節機構について概説できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
ホメオスタシス、生体機能の調節、神経系、内分泌系 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に従って、12回の講義を行います。必要に応じて補充授業を行います。テキスト及び補足資料を用いて講義します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
本科目は、薬理学や病態・薬物治療学を学ぶうえで基礎となる生体の構造や機能制御のしくみを学びます。わからないことは放置せず、遠慮無く質問に来てください。 オフィスアワー:LP238室 (月)13:00-14:00としますが、それ以外でも随時対応します。 オンデマンドビデオの配信予定や試験に関する連絡等について、dotCampusあるいはMoodleで通知しますので、随時確認するようにして下さい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
予習(目安30分)、復習(目安30分)。単語だけを覚えればよいのではなく、一連の事項を他人に説明できる、文章で記述できるようになることが期待されます。そのためには、講義を聴くだけでなく、テキストの該当箇所を自ら読んで理解を深めるとともに、専門用語を用いた説明や記述のしかたを修得すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験に加え、4回目の講義以降に中間試験(小テスト)を行う予定です。 中間試験(小テスト)の得点を20%、定期試験の得点を80%として成績評価します。 スケージュールの都合で中間試験(小テスト)が実施できなかった場合は、定期試験の成績を100%として評価します。 補充試験の成績については、補充試験の得点を100%として評価します。 |
テキスト /Required Texts |
・日本薬学会編 スタンダード薬学シリーズII 生物系薬学II 人体の成り立ちと生体機能の調節 東京化学同人 |
参考図書 /Reference Books |
・人体の正常構造と機能(全10巻縮刷版) 改訂第4版 日本医事新報社 ・標準生理学 第9版 医学書院 ・ガイトン生理学 原著第13版 ELSEVIER ・トートラ 人体の構造と機能 第5版 原書15版 丸善出版 ・カラーイラストで学ぶ 集中講義 生理学 第3版 メジカルビュー社 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 総論・ホメオスタシス・体温調節のしくみ | からだを構成する細胞や器官が、内部環境の恒常性維持という一つの目的に向かって機能するためには、個々の細胞や器官の働きを協調させ、統御する機構が必要である。この統御が主に神経系と内分泌系によって行われていることを体温調節のしくみなどを例として学ぶ。 C7ー(2)ー①ー3 C7ー(2)ー⑧ー1 |
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2 | 第2回 | ニューロンの興奮と伝導、シナプス伝達 | 神経細胞の電気的な刺激伝導の仕組み、シナプス伝達の仕組みを学ぶ。 C7ー(2)ー①ー1 |
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3 | 第3回 | 神経伝達物質と作用機構 | 各種神経伝達物質の生合成、代謝、生理活性等について学ぶ。 C7ー(2)ー①ー2 |
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4 | 第4回 | 体性神経系と自律神経系、筋収縮の調節機構 |
末梢神経には自分の意志で働き、主として骨格筋や感覚器に分布する体性神経系と自分の意志にかかわりなく働く自律神経系とがある。それらの構造と機能について学ぶ。また、神経による筋収縮の調節機構や、骨格筋、心筋、平滑筋の収縮機構の特徴・差異について学ぶ。 C7ー(1)ー④ー1 C7ー(1)ー④ー2 C7ー(2)ー①ー4 |
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5 | 第5回 | 内分泌系の構造と機能(1) | 視床下部は、神経系と内分泌系を機能的に結びつけている。視床下部で産生されるホルモンの種類とその構造、特徴および分泌の調節機構を学ぶ。下垂体は、内分泌の中枢であり、下垂体で産生されるホルモンの種類、構造および分泌の調節を学ぶ。 C7ー(1)ー⑫ー1 C7ー(2)ー②ー1 |
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6 | 第6回 | 内分泌系の構造と機能(2) | 甲状腺ホルモン、副甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモンの特徴と機能について学ぶ。 C7ー(1)ー⑫ー1 C7ー(2)ー②ー1 |
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7 | 第7回 | 内分泌系の構造と機能(3) | 膵臓ホルモンと血糖調節機構について学ぶ。膵臓は、血糖値を調節するインスリンとグルカゴンを分泌している。この血糖調節が破綻すると糖尿病を発症する。 C7ー(1)ー⑫ー1 C7ー(2)ー②ー1 C7ー(2)ー⑥ー1 |
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8 | 第8回 | 内分泌系の構造と機能(4) | 性ホルモンは、男女の生殖機能を調節している。これらのホルモンの分泌調節機構とその作用を学ぶ。 C7ー(1)ー⑪ー1 C7ー(2)ー②ー1 C7ー(2)ー⑩ー1 |
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9 | 第9回 | オータコイドによる調節機構 | オータコイドの生理活性や作機構について学ぶ。オータコイドは分泌した細胞自身あるいは近傍に作用する生理活性物質であり、多様な生理機能の調節に関わる。 C7ー(2)ー③ー1 |
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10 | 第10回 | 尿の生成調節機構 | 腎臓の機能と尿の生成、尿量の調節機構について学ぶ。 C7ー(1)ー⑩ー1 C7ー(2)ー⑦ー1 C7ー(2)ー⑦ー2 |
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11 | 第11回 | 体液の調節機構・血圧の調節機構 | 生体は、血圧を適正に調節することで組織への血流を維持し、正常の機能を保っている。血圧が神経性、液性因子により、及び体液量により調節される機構を学ぶ。 また、体液の電解質組成や酸塩基平衡の調節のしくみについて学ぶ。 C7ー(2)ー⑤ー1 C7ー(2)ー⑦ー2 |
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12 | 第12回 | 血液凝固・線溶系の機構 | 止血の仕組みである血小板血栓の形成、血液凝固・線溶の調節機構について学ぶ。 C7ー(1)ー⑭ー1 C7ー(2)ー⑨ー1 |