科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
機能形態学[19~]/Functional Morphology |
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授業コード /Class Code |
B410262003 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(前期)/TUE2(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.5 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡本 正志/OKAMOTO TADASHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《選択必修科目》/*** MAJORS *** 《SELECTIVELY REQUIRED COURSES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡本 正志/OKAMOTO TADASHI | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
授業は対面での講義で行います。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、専門教育科目であり1年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、2を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) 本学は、建学の精神「真理愛好・個性尊重」すなわち「学びと知の探究を通じて、普遍的な学問体系の英知に触れる喜びを実感し、その過程で自己と他者の個性に気づき、互いの存在をこよなく尊重すること」を実践する。教育目標として「自主的で個性豊かな良識ある社会人」の育成を目指している。加えて、薬学部は、医療人としての薬剤師に必要な知識及び技能を修得させ、社会の求める医療のニーズに応えうる問題解決能力を持った学士(薬学)の育成を行うとともに、高度の専門知識・技能を持った薬剤師の養成を目的としている。この目的を達成するためのカリキュラムを通して、以下の基本的資質、態度、能力を身につけた学生に学位を授与する。 1.医療人として、豊かな人間性と高い倫理観、広い教養をもち、人の命と健康的な生活を守る使命感、責任感を有している。 2.科学者として、医薬品を含む化学物質等の特性や生体・環境への作用と影響、及び人体の構造と機能、疾病の成り立ちを理解するのに必要な科学に関する基本的な知識を有している。 3.薬の専門家として、医薬品及び薬物治療についての専門的な知識を有している。 4.医療人として、患者の背景を理解し、多職種との相互理解を深め、積極的に連携・協力し、薬剤師に求められる行動を実践する能力を有している。 5.薬剤師として、患者状態の把握、必要な情報収集と活用、安全で有効な薬物療法の実施と評価等の薬学的管理を実践する能力を有している。 6.医療の担い手として、人々の健康増進、公衆衛生の向上に貢献する能力を有している。 7.医療人として、医療を取り巻く課題に気づき、それらを考察し、課題解決に貢献できる能力を有している。 8.薬剤師として、進歩する医療に対して常に関心や学習意欲をもち、生涯にわたり自己研鑚に励む態度を有している。 ヒトの健康の維持や疾病の予防・治療にたずさわる薬剤師に必要とされるからだの構造と機能の基礎を講述する。 ヒトの健康の維持や疾病の予防・治療にたずさわる薬剤師に必要とされるからだの構造と機能の基礎を講述します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
ヒトのからだの成り立ちを個体、器官、細胞の各レベルで理解できるようになるために、人体の構造、機能、調節に関する基礎を修得する。 以下の各SBOsを到達目標とする。 C7-(1)-③-1 人体を構成する器官、器官系の名称、形態、体内での位置および機能を説明できる。 C7-(1)-③-2 組織、器官を構成する代表的な細胞の種類(上皮、内皮、間葉系など)を列挙し、形態的および機能的特徴を説明できる。 C7-(1)-④-1 中枢神経系について概説できる。 C7-(1)-④-2 末梢(体性・自律)神経系について概要できる。 C7-(1)-⑤-1 骨、筋肉について概説できる。 C7-(1)-⑤-2 代表的な骨格筋および関節の名称を挙げ、位置を示すことができる。 C7-(1)-⑥-1 皮膚について概説できる。 C7-(1)-⑦-1 心臓について概説できる。 C7-(1)-⑦-2 血管系について概説できる。 C7-(1)-⑦-3 リンパ管系について概説できる C7-(1)-⑧-1 肺、気管支について概説できる。 C7-(1)-⑨-1 胃、小腸、大腸などの消化管について概説できる。 C7-(1)-⑨-2 肝臓、膵臓、胆嚢について概説できる。 C7-(1)-⑩-1 泌尿器系について概説できる。 C7-(1)-⑪-1 生殖器系について概説できる。 C7-(1)-⑫-1 内分泌系について概説できる。 C7-(1)-⑬-1 感覚器系について概説できる。 C7-(1)-⑭-1 血液・造血器系について概説できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
細胞、器官、組織、解剖、からだの仕組み |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画にしたがって、12回の講義を行います。講義の進行にともなって、第1回目~第12回目の授業内容の順番が入れかわる場合があります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
関連科目:「基礎生物学」、「生化学Ⅰ」、「生理学」。講義後は必ず復習をし、理解を深めるようにしてください。講義内容を十分に理解できていない学生に対しては、補習を予定しています。 オフィスアワー:火曜日の12:45~13:30 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
演習問題配布時には、それに答えて復習してください。必ず事後学習(復習1時間)すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
提出課題については、講義時に連絡します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
到達度(習熟度)確認試験、定期試験、ならびにレポートの成績結果に基づいて評価します。評価の詳細は講義時に説明します。 |
テキスト /Required Texts |
新訂版人体解剖ビジュアル、からだの仕組みと病気、松村譲兒著、株式会社サイオ出版ならびにプリント |
参考図書 /Reference Books |
とくにありません。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 概論 | 1. 人体を構成する器官、器官系の名称、形態、体内での位置および機能を説明できる。 2 組織、器官を構成する代表的な細胞の種類(上皮、内皮、間葉系など)を列挙し、形態的および機能的特徴を説明できる。 C7-(1)-③-1 C7-(1)-③-2 |
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2 | 第2回 | 各論:皮膚と感覚器 | 1. 皮膚について概説できる。 2. 眼、耳について概説できる。 C7-(1)-⑥-1 C7-(1)-⑬-1 |
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3 | 第3回 | 各論:骨格系・筋肉系 | 1. 骨、筋肉について概説できる。 2. 代表的な骨格筋および関節の名称を挙げ、位置を示すことができる。 3. 骨格筋と平滑筋の構造と機能の違いを説明することができる。 C7-(1)-⑤-1 C7-(1)-⑤-2 |
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4 | 第4回 | 各論:循環器系 | 1. 心臓について概説できる。 2. 心臓の刺激伝導系(特殊心筋)について説明できる。 3. 動脈、静脈、毛細血管について説明できる。 4. リンパ管系について概説できる。 C7-(1)-⑦-1 C7-(1)-⑦-2 C7-(1)-⑦-3 |
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5 | 第5回 | 各論:呼吸器系 | 1. 肺、気管支について概説できる。 2. 肺胞を構成する細胞について説明できる。 C7-(1)-⑧-1 |
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6 | 第6回 | 各論:消化器系 | 1. 胃、小腸、大腸などの消化管について概説できる。 2. 肝臓、膵臓、胆嚢について概説できる。 C7-(1)-⑨-1 C7-(1)-⑨-2 |
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7 | 第7回 | 各論:泌尿器系 | 1. 泌尿器系について概説できる。 C7-(1)-⑩-1 |
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8 | 第8回 | 各論:生殖器系 | 1. 生殖器系について概説できる。 C7-(1)-⑪-1 |
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9 | 第9回 | 各論:内分泌系 | 1. 内分泌系について概説できる。 C7-(1)-⑫-1 |
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10 | 第10回 | 各論:血液・造血器系 | 1. 血液、造血器系について概説できる。 C7-(1)-⑭-1 |
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11 | 第11回 | 各論:神経系(1) | 1. 中枢神経系について概説できる。 C7-(1)-④-1 |
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12 | 第12回 | 各論:神経系(2) | 1. 末梢(体性・自律)神経系について概説できる。 C7-(1)-④-2 |