基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	薬学総合科目Ⅲ[13～14]／Comprehensive Pharmacy Ⅲ
授業コード ／Class Code	B410221001
開講キャンパス ／Campus	ﾎﾟｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ
開講所属 ／Course	薬学部／Pharmaceutical Sciences
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	後期／AUTUMN
曜日・時限 ／Day, Period	土1(後期)／SAT1(AUT.)
単位数 ／Credits	6.0
主担当教員 ／Main Instructor	岸本　修一／KISHIMOTO SHUUICHI
科目区分 ／Course Group	【専門教育科目】　《必修科目》／*** MAJORS *** 《REQUIRED COURSES》
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
岸本　修一／KISHIMOTO SHUUICHI	薬学部／Pharmaceutical Sciences

授業の方法 ／Class Format	対面授業あるいは遠隔授業
授業の目的 ／Class Purpose	この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、必修科目であり６年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、2，3，4，6を目指す。 ディプロマ・ポリシー（学位授与の方針） 本科目では、これまでに学んだ薬学の基礎的知識（物理、化学、生物）を再確認すると共に、新薬剤師国家試験の出題科目である「物理」、「化学」、「生物」、「衛生」、｢薬理」、「薬剤」、「病態・薬物治療」、「法規・制度・倫理」、「実務」等について演習を行う。解答技術的なことにとどまらず、関連科目内容の理解を深めることを目的とする。
到　達　目　標 ／Class Objectives	以下の各SBOsを到達目標とする。 薬を理解し適正に扱う薬剤師として必要な専門知識を身に付けることを目標とする。 B-(1) 人と社会に関わる薬剤師、B-(2) 薬剤師と医薬品等に係る法規範、B-(3) 社会保障制度と医療経済、B-(4) 地域における薬局と薬剤師 D1-(1) 社会・集団と健康、D1-(2) 疾病の予防、D1-(3) 栄養と健康、D2-(1) 化学物質・放射線の生体への影響、D2-(2) 生活環境と健康 C2-(4) 機器を用いる分析法、C2-(5) 分離分析法、C2-(6) 臨床現場で用いる分析技術 E5-(1) 製剤の性質、E5-(2) 製剤設計、E5-(3) DDS（Drug Delivery System：薬物送達システム） C3-(4) 化学物質の構造決定、C3-(5) 無機化合物・錯体の構造と性質、C4-(1) 医薬品の標的となる生体分子の構造と化学的な性質、C4-(2) 生体反応の化学による理解、C4-(3) 医薬品の化学構造と性質、作用、 C5-(1) 薬になる動植鉱物、C5-(2) 薬の宝庫としての天然物 C6-(1) 細胞の構造と機能、C6-(2) 生命現象を担う分子、C6-(3) 生命活動を担うタンパク質、C6-(4) 生命情報を担う遺伝子、C6-(5) 生体エネルギーと生命活動を支える代謝系、C6-(6) 細胞間コミュニケーションと細胞内情報伝達、C6-(7) 細胞の分裂と死、C7-(1) 人体の成り立ち、C7-(2) 生体機能の調節、C8-(1) 身体をまもる、C8-(2) 免疫系の制御とその破綻・免疫系の応用、C8-(3) 微生物の基本、C8-(4) 病原体としての微生物 E1-(1) 薬の作用、E1-(2) 身体の病的変化を知る、E1-(3) 薬物治療の位置づけ、E1-(4) 医薬品の安全性、E2-(1) 神経系の疾患と薬、E2-(2) 免疫・炎症・アレルギーおよび骨・関節の疾患と薬、E2-(3) 循環器系・血液系・造血器系・泌尿器系・生殖器系の疾患と薬、E2-(4) 呼吸器系・消化器系の疾患と薬、E2-(5) 代謝系・内分泌系の疾患と薬、E2-(6) 感覚器・皮膚の疾患と薬、E2-(7) 病原微生物（感染症）・悪性新生物（がん）と薬、E2-(8) バイオ・細胞医薬品とゲノム情報、E2-(9) 要指導医薬品・一般用医薬品とセルフメディケーション、E2-(10) 医療の中の漢方薬、E2-(11) 薬物治療の最適化、E3-(1) 医薬品情報、E3-(2) 患者情報、E3-(3) 個別化医療、E4-(1) 薬物の体内動態、E4-(2) 薬物動態の解析 F-(1) 薬学臨床の基礎、F-(2) 処方せんに基づく調剤、F-(3) 薬物療法の実践、F-(4) チーム医療への参画、F-(5) 地域の保健・医療・福祉への参画
授業のキーワード ／Keywords	薬学、薬剤師国家試験
授業の進め方 ／Method of Instruction	オムニバス形式で講義を行う。 各講義の詳細はdotCampus等で講義担当者から指示される。
履修するにあたって ／Instruction to Students	講義と試験に備えて、指定された範囲を十分に予習／復習してくること。また、理解を深め、知識を確実に身につけるために、全ての講義に出席することが必須である。
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	予習・復習は怠らず実行すること。キーポイントを理解した上でしっかり覚えるように学習すること。特定の分野に偏らずに各分野をバランスよく学習すること。（目安として1時間）
提出課題など ／Quiz,Report,etc	講義担当者に指示される。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	下記の要領で試験を実施し、評価する。試験要領について変更される場合には改めて周知する。 1）プレテスト プレテスト3回（前期、中期、後期）のうち、2回以上で基準点（得点率60％）以上とると薬学総合科目Ⅲ追加試験の受験資格が与えられる。但し、プレテストで追加試験受験資格が得られなかった者も、薬学総合科目Ⅲ本試験で得点率50％以上とることで薬学総合科目Ⅲ追加試験受験資格が与えられる。 2）薬学総合科目Ⅲ本試験、追加試験 薬学総合科目Ⅲ本試験：基準点（得点率60％）以上の者を合格とする。 追試験は追加試験に準じる。 薬学総合科目Ⅲ追加試験：基準点（得点率60％）以上の者を合格とする。 3）出題形式 前期プレテスト：国家試験関連問題 100問（100点） 中期プレテスト：国家試験形式（過去問改変問題） 345問（345点） 後期プレテスト：国家試験関連問題 100問（100点） 薬学総合科目Ⅲ本試験：国家試験形式345問（345点） 薬学総合科目Ⅲ追加試験：国家試験形式345問（345点） 4）出題に不備があった場合の取扱は別途定める。
テキスト ／Required Texts	講義担当者に指示される。
参考図書 ／Reference Books	講義担当者に指示される。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	物性①	C2-(4) 機器を用いる分析法、C2-(5) 分離分析法、C2-(6) 臨床現場で用いる分析技術
2	第2回	物性②	E5-(1) 製剤の性質、E5-(2) 製剤設計、E5-(3) DDS（Drug Delivery System：薬物送達システム）
3	第3回	社会①	B-(1) 人と社会に関わる薬剤師、B-(2) 薬剤師と医薬品等に係る法規範、B-(3) 社会保障制度と医療経済、B-(4) 地域における薬局と薬剤師
4	第4回	社会②	D1-(1) 社会・集団と健康、D1-(2) 疾病の予防、D1-(3) 栄養と健康、D2-(1) 化学物質・放射線の生体への影響、D2-(2) 生活環境と健康
5	第5回	実務①	F-(1) 薬学臨床の基礎、F-(2) 処方せんに基づく調剤、F-(3) 薬物療法の実践
6	第6回	実務②	F-(4) チーム医療への参画、F-(5) 地域の保健・医療・福祉への参画
7	第7回	分子①	C3-(4) 化学物質の構造決定、C3-(5) 無機化合物・錯体の構造と性質、C4-(1) 医薬品の標的となる生体分子の構造と化学的な性質、C4-(2) 生体反応の化学による理解、C4-(3) 医薬品の化学構造と性質、作用
8	第8回	分子②	C5-(1) 薬になる動植鉱物、C5-(2) 薬の宝庫としての天然物
9	第9回	生命①	C6-(1) 細胞の構造と機能、C6-(2) 生命現象を担う分子、C6-(3) 生命活動を担うタンパク質、C6-(4) 生命情報を担う遺伝子、C6-(5) 生体エネルギーと生命活動を支える代謝系、C6-(6) 細胞間コミュニケーションと細胞内情報伝達、C6-(7) 細胞の分裂と死
10	第10回	生命②	C7-(1) 人体の成り立ち、C7-(2) 生体機能の調節、C8-(1) 身体をまもる、C8-(2) 免疫系の制御とその破綻・免疫系の応用、C8-(3) 微生物の基本、C8-(4) 病原体としての微生物
11	第11回	臨床①	E1-(1) 薬の作用、E1-(2) 身体の病的変化を知る、E1-(3) 薬物治療の位置づけ、E1-(4) 医薬品の安全性、E2-(1) 神経系の疾患と薬、E2-(2) 免疫・炎症・アレルギーおよび骨・関節の疾患と薬、E2-(3) 循環器系・血液系・造血器系・泌尿器系・生殖器系の疾患と薬、E2-(4) 呼吸器系・消化器系の疾患と薬、E2-(5) 代謝系・内分泌系の疾患と薬
12	第12回	臨床②	E2-(6) 感覚器・皮膚の疾患と薬、E2-(7) 病原微生物（感染症）・悪性新生物（がん）と薬、E2-(8) バイオ・細胞医薬品とゲノム情報、E2-(9) 要指導医薬品・一般用医薬品とセルフメディケーション、E2-(10) 医療の中の漢方薬、E2-(11) 薬物治療の最適化、E3-(1) 医薬品情報、E3-(2) 患者情報、E3-(3) 個別化医療、E4-(1) 薬物の体内動態、E4-(2) 薬物動態の解析