科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
サービス経済論 [生活]/Service Economics |
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授業コード /Class Code |
B301971001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
経済学部/Economics |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(後期),月4(後期)/MON3(AUT.),MON4(AUT.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
木暮 衣里/kogure eri |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 (各コース科目・専門科目)/*** MAJORS *** (各コース科目・専門科目) |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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木暮 衣里/kogure eri | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
今日の社会はサービスが高度に発展し、サービス産業がGDPの約7割を占める「サービス経済」の時代です。この科目ではまずサービスとは何か、サービス産業の発展について学びます。対個人サービスと対事業サービスの違いと構造、都市と地方の課題、サービス産業と生産性、サービス貿易、金融サービス、サービス産業のマーケティングについても学修します。 この科目は学部のDPで示す、 (知識・技能) 1.経済の歴史や制度に係わる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できる。 2.経済理論の基礎を習得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる。 以上の2点を目的とします。 なお、担当者は1991年に中小企業診断士の資格を取得しており、コンサルティングや調査研究活動を通じた経験に基づき、実践的な観点からも解説を行います。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・「サービス」「サービス産業」「サービス経済」とは何かを説明できる ・現代社会における幅広いサービス産業について、自ら情報を集めて考察・説明できる ・サービス産業における幅広い課題を理解し、説明できる |
授業のキーワード /Keywords |
サービス、サービス産業、サービス経済化 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式で進めます。発表やグループ・ディスカッションなどアクティブラーニングも多く取り入れます。 履修者の習熟度、関心に応じて授業計画を変更する場合があります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
日頃より自分で情報を積極的に探索し、授業内で指示する課題についてグループワークや発表を通じて、授業に積極的に参画してください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
復習・予習・情報収集等90分程度 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業内で小課題を実施します。優れた提出物は次回授業で紹介し、ポイントの解説を行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
受講態度・質疑・発表・課題(50%)、期末テスト(50%)で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
森川 正之『サービス立国論―成熟経済を活性化するフロンティア』 日本経済新聞出版、2016年 城田真琴『エンベデッド・ファイナンスの衝撃 すべての企業は金融サービス企業になる』東洋経済新報社、2021年 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 講義の概要と進め方、評価について |
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2 | 第2回 | サービス経済とは何か① |
サービスの特性、サービス産業 |
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3 | 第3回 | サービス経済化の発展① |
社会の変化とサービス経済化(1) | |
4 | 第4回 | サービス経済化の発展② |
社会の変化とサービス経済化(2) | |
5 | 第5回 | サービス経済化の発展③ | 社会の変化とサービス経済化(3) | |
6 | 第6回 | サービス経済化の発展④ | 社会の変化とサービス経済化(4) | |
7 | 第7回 | サービス経済化と地域格差① | 都市と地方の違い | |
8 | 第8回 | サービス経済化と地域格差② | 都市と地方の課題 | |
9 | 第9回 | サービス経済化とイノベーション① | イノベーションの重要性 | |
10 | 第10回 | サービス経済化とイノベーション② | オープンイノベーション | |
11 | 第11回 | サービス経済化とイノベーション③ | サービス産業のイノベーション例 | |
12 | 第12回 | サービス経済化とイノベーション④ | イノベーションと組織 | |
13 | 第13回 | サービス産業と生産性① | 人口減少・高齢化・人的資本投資 | |
14 | 第14回 | サービス産業と生産性② | サービスの質の問題 | |
15 | 第15回 | サービス産業と生産性③ | 対個人サービスの生産性(1)旅館 | |
16 | 第16回 | サービス産業と生産性④ | 対個人サービスの生産性(2)介護 | |
17 | 第17回 | サービス産業と生産性⑤ | 対個人サービスの生産性(3)保育 | |
18 | 第18回 | サービス産業と生産性⑥ | 対個人サービスの政策 | |
19 | 第19回 | サービス産業と生産性⑦ | 内部効果と新陳代謝(1) | |
20 | 第20回 | サービス産業と生産性⑧ | 内部効果と新陳代謝(2) | |
21 | 第21回 | サービス産業と生産性⑨ | サービス経済化と労働の特徴 | |
22 | 第22回 | グローバル化とサービス① | サービス貿易の形態 | |
23 | 第23回 | グローバル化とサービス② | サービス貿易の状況 | |
24 | 第24回 | グローバル化とサービス③ | インバウンドの状況 | |
25 | 第25回 | デジタル化とサービス① | ITC投資の変化 | |
26 | 第26回 | デジタル化とサービス② | DXへの取り組み | |
27 | 第27回 | 金融とサービス① | エンデベッド・ファイナンスとは何か | |
28 | 第28回 | 金融とサービス② | エンデベッド・ファイナンスの今後 | |
29 | 第29回 | サービスのマーケティング | サービス産業のマーケティング | |
30 | 第30回 | まとめ | 全体の振り返り |