科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
消費社会論 [生活]/Consumer Society |
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授業コード /Class Code |
B301961001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
経済学部/Economics |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(前期),水2(前期)/WED1(SPR.),WED2(SPR.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
木暮 衣里/kogure eri |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 (各コース科目・専門科目)/*** MAJORS *** (各コース科目・専門科目) |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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木暮 衣里/kogure eri | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
「消費」は経済活動の重要な位置を占め、経済成長の鍵を握っています。また現代は有形財やサービスを含め、市場に提供されるあらゆるものが私たちに取得・利用・注目等の多様な消費を促す、非常に高度な「消費社会」となっています。一方、持続可能な社会のための開発目標「SDGs」(Sustainable Development Goals)が2015年の国連総会で採択され、企業の活動だけでなく、私たちの消費を含む生活全般に対する意識と行動の変化がこれまで以上に問われるようになっています。また人々の所得や階層の格差も、消費に影響を及ぼしています。この授業では消費活動の原理について歴史や制度から理解し、今後の持続可能な社会経済の発展のために「消費」とどう向き合うか学ぶことを目指します。 この科目は学部のDPで示す、 (知識・技能) 1.経済の歴史や制度に係わる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できる。 2.経済理論の基礎を習得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる。 以上の2点を目的とします。 なお、担当者は1991年に中小企業診断士の資格を取得しており、コンサルティングや調査研究活動を通じた経験に基づき、実践的な観点からも解説を行います。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・「消費」「消費社会」とは何かを説明できる ・「消費」活動の原理について理解するための知識が習得できる ・現代社会と「消費」との関係を、自ら情報を集めて考察できる |
授業のキーワード /Keywords |
消費社会、消費、サービス、流通、広告、ブランド、SDGs、ESG、価値共創 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式で進めます。発表やグループ・ディスカッションなどアクティブラーニングも多く取り入れます。 履修者の習熟度、関心に応じて授業計画を変更する場合があります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
日頃より自分で情報を積極的に探索し、授業内で指示する課題についてグループワークや発表を通じて、授業に積極的に参画してください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
復習・予習・情報収集等90分程度 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業内で小課題を実施します。優れた提出物は次回授業で紹介し、ポイントの解説を行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
受講態度・質疑・発表・課題(50%)、期末テスト(50%)で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
|
参考図書 /Reference Books |
間々田孝夫・藤原真之・水原俊博・寺島拓幸『新・消費社会論』有斐閣、2021年 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス 消費社会とは何か① |
ガイダンス 消費社会とは何か |
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2 | 第2回 | 消費社会とは何か② | 消費者の行動 | |
3 | 第3回 | 消費社会とは何か③ | 消費社会の3要素 | |
4 | 第4回 | 消費の変化① | 経済・社会の変化と消費(1) | |
5 | 第5回 | 消費の変化② | 経済・社会の変化と消費(2) | |
6 | 第6回 | 消費の変化③ | 経済・社会の変化と消費(3) | |
7 | 第7回 | 消費の変化④ | 格差と消費(1) | |
8 | 第8回 | 消費の変化⑤ | 格差と消費(2) | |
9 | 第9回 | 消費社会のはじまり① | アメリカの消費社会(1) | |
10 | 第10回 | 消費社会のはじまり② | アメリカの消費社会(2) | |
11 | 第11回 | 消費社会の問題① | 私的サービスと公的サービスのバランス | |
12 | 第12回 | 消費社会の問題② | 消費と浪費 | |
13 | 第13回 | 消費の促進① | 依存効果 | |
14 | 第14回 | 消費の促進② | 流行の発生 | |
15 | 第15回 | 消費の促進③ | 広告とは何か | |
16 | 第16回 | 消費の促進④ | 広告の現状 | |
17 | 第17回 | 消費の促進⑤ | 広告の役割(1) | |
18 | 第18回 | 消費の促進⑥ | 広告の役割(2) | |
19 | 第19回 | 消費の促進⑦ | 広告の役割(3) | |
20 | 第20回 | 消費の促進⑧ | マーケティングの変化(1) | |
21 | 第21回 | 消費の促進⑨ | マーケティングの変化(2) | |
22 | 第22回 | サービス経済化とコト消費① | 経済のサービス化とコト消費(1) | |
23 | 第23回 | サービス経済化とコト消費② | 経済のサービス化とコト消費(2) | |
24 | 第24回 | サービス経済化とコト消費③ | 経済のサービス化とコト消費(3) | |
25 | 第25回 | 消費文化の段階① | 機能的段階と関係的段階 | |
26 | 第26回 | 消費文化の段階② | 文化的段階 | |
27 | 第27回 | 消費文化の段階③ | 社会的段階 | |
28 | 第28回 | SDGsと消費社会① | 消費社会の課題(1) | |
29 | 第29回 | SDGsと消費社会① | 消費社会の課題(2) | |
30 | 第30回 | まとめ | 授業全体の振り返り |