科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
入門行動経済学 [生活]/Introduction to Behavioral Economics |
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授業コード /Class Code |
B301951001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
経済学部/Economics |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火1(後期),火2(後期)/TUE1(AUT.),TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
柴田 淳子/SHIBATA JUNKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 (各コース科目・専門科目)/*** MAJORS *** (各コース科目・専門科目) |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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柴田 淳子/SHIBATA JUNKO | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義(場合によっては【遠隔授業】) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目では,DP(学位授与方針)の「3. 経済データに関する基礎的知識を修得し,統計的な処理・分析ができ,政策課題に対応できる」ため,物事を理論的に理解する思考力を身に付けることを目指します. 本科目は,専門教育科目の選択科目における生活経済専門科目に属する科目です. 本講義では,行動経済学に関する知識を身に付けることを目的とします.具体的には,人間の行動の特徴を明らかにし,人間がそのような行動をとった結果,どのような経済社会になるかを学びます. |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.経済学と行動経済学の考え方を理解できる 2.例題を通して,その意思決定を理論的に解釈できる 3.人間の意思決定過程を理解し,実生活での意思決定に応用することができる |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式により進めていきます. |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業計画は,受講者の理解に応じて変更される場合があります. |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
毎回,90~120分程度の復習が必要です. |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業内容に関するレポートを複数回出題し,次回以降の授業で解説を行います. |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
2回の演習問題(それぞれ30%)、課題レポート(40%)で評価します.評価を受ける人は必ず2回の演習問題を受けてください.受けれらない場合は別途対応しますので,事前に申し出てください. |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
筒井義郎,佐々木俊一郎,山根承子,グレッグ・マルデワ,「行動経済学入門」,東洋経済新報社,2017. 多田洋介,「行動経済学入門」,日本経済新聞出版社,2014. 瀧澤弘和,「現代経済学」,中央公論新社,2018. |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1~2回 | ガイダンス,行動経済学とは | 行動経済学の分野とその方法 | |
2 | 第3~4回 | ヒューリスティクス | ヒューリスティクスのメリットデメリット | |
3 | 第5~6回 | 時間選好(1) | 時間割引率とその測定方法 | |
4 | 第7~8回 | 時間選好(2) | 先延ばしと後悔のメカニズム | |
5 | 第9~10回 | リスク選好とプロスペクト理論(1) | 期待効用仮説 | |
6 | 第11~12回 | リスク選好とプロスペクト理論(2) | 価値関数 | |
7 | 第13~14回 | 社会的選好 | 公共財供給実験と社会的ジレンマ | |
8 | 第15~16回 | まとめ,演習問題(1) | 前半の総括 | |
9 | 第17~18回 | お金に関する経済心理(1) | メンタルアカウンティング | |
10 | 第19~20回 | お金に関する経済心理(2) | サンクコスト,保有効果 | |
11 | 第21~22回 | 行動ファイナンス | 投資家心理 | |
12 | 第23~24回 | 幸福の経済学 | 相対所得仮説 | |
13 | 第25~26回 | 実世界における行動経済学(1) | 「ナッジ」する | |
14 | 第27~28回 | 実世界における行動経済学(2) | デフォルトの力とコミットメントの力 | |
15 | 第29~30回 | まとめ,演習問題(2) | 後半の統括 |