科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
企業経済論 [企業](企業)(総合)/Corporate Economics |
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授業コード /Class Code |
B301871001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
経済学部/Economics |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(後期),火5(後期)/TUE4(AUT.),TUE5(AUT.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
井上 善博/INOUE YOSHIHIRO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 (各コース科目・専門科目)/*** MAJORS *** (各コース科目・専門科目) |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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井上 善博/INOUE YOSHIHIRO | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
<主題>企業は経済環境に影響されながら、経営を続けています。一方、経済環境に対応できない企業は倒産などによって消滅してしまいます。企業が厳しい経済環境の中でいかに生き残っていこうとしているのかについて、経営学という学問領域を軸にして学んでいくことを本講義の主題とします。 <目的>経済や経営にかかわる諸問題を分析できる知識と技能を育むことを目的とする。皆さんの多くは将来、企業で働くことになるでしょう。つまり、企業で労働するとき企業の経営の仕組みを知っておくと、とても役に立ちます。さらに、企業経営と経済変化(景気,円高,経済危機など)の関係性を学習しておくことも重要です。本講義では、企業経営の仕組みを学ぶとともに、企業経営が、経済の変動によってどのような影響を受けるのかを学ぶことを目標とします。 この科目は学部のDPで示す、 1.経済の歴史や制度に係わる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できる。 2.経済理論の基礎を習得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる。 (思考力・判断力・表現力等の能力) 以上の点を目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・私たちの生活を豊かにする企業の存在意義に関心を持つことができる。 ・企業のあるべき姿について指摘することができる。 ・ビジネスマンとして知っておくべき企業経営の仕組みを身につけることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
経営学総論・基礎経営学・経営戦略・経営管理・株式会社・人工知能・老舗経営 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
パワーポイントを活用して,授業を進めます。毎回,授業内容を再確認する時間を作って,理解度を高めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
新聞やテレビのニュースを見て,現代の企業経済を学びましょう。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
経営学やビジネスについて関心を持ち,現代の企業経営に関する問題について考察すること。(50分) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業毎回のレポートはありません。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
中間テスト40%、期末テスト60%で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
佐久間信夫『多国籍企業の理論と戦略』学文社(2016) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 現代企業の諸形態 | 日本の企業形態の種類について学びます | |
2 | 第2回 | テイラーの科学的管理法 | 生産の効率化とタスク管理?ムダを徹底的に排除した生産組織 | |
3 | 第3回 | 株式会社の誕生と発展 | 株式会社はどのようにして生まれ、株式会社は誰が支配しているのかを学びます | |
4 | 第4回 | ホーソン実験と人間関係論 | 生産効率を高めるには人間関係が大事! | |
5 | 第5回 | 企業結合の諸形態 | カルテル・トラスト・コンツェルンとは? | |
6 | 第6回 | マックス・ウェーバーの官僚制組織 | 人間は生命のある機械なのか? | |
7 | 第7回 | 日本の会社機関と企業統治 | 日本の企業の健全性はどのようにして守られているのか学びます | |
8 | 第8回 | バーナードの近代組織論 | 近代組織は、大きな目標に向かって二人以上の人々が協働する組織である | |
9 | 第9回 | アメリカの会社機関と企業統治 | アメリカ最大のエネルギー卸売会社エンロンはなぜ破たんしたのか? | |
10 | 第10回 | リーダーシップ論 | 部下の信頼を得るリーダの資質とは | |
11 | 第11回 | 企業の社会的責任 | 企業は誰のために、何を目的として存在しているのか | |
12 | 第12回 | モチベーション論 | 労働者をやる気にさせる方策は自己実現欲求を満たすこと! | |
13 | 第13回 | 企業倫理 | 企業不祥事の発生理由とリスクマネジメント | |
14 | 第14回 | コミュニケーション論 | 企業組織でコミュニケーションをとることの重要性について | |
15 | 第15回 | 前回までのまとめ | 株式会社制度やコーポレートガバナンスなど現代企業の課題について | |
16 | 第16回 | 前回までの範囲の中間確認テスト | 前回までの講義内容を理解できているか、知識の定着ができているか確認します | |
17 | 第17回 | 企業の環境経営 | 高度経済成長期の環境問題と現代のグローバルな環境問題との比較 | |
18 | 第18回 | 事業システム戦略 | 範囲の経済と組織の経済を同時達成する戦略思考 | |
19 | 第19回 | 社会的責任投資 | 社会に良いことをしている企業の株価は高くなるのか? | |
20 | 第20回 | グローバルな視点の戦略思考 | 企業は何を求めて海外に進出しているのか | |
21 | 第21回 | 経営戦略論の展開 | 経営戦略の語源は軍隊が戦争に勝つために必要であった「将軍の術」である | |
22 | 第22回 | 経営資源を重視した戦略思考 | 模倣されない経営資源を生み出す組織能力 | |
23 | 第23回 | 競争戦略論 | 企業の競争力や優位性は何によってもたらされるのか | |
24 | 第24回 | 多角化実行のためのマネジメント | 様々な製品ラインナップを提供する企業の資源投入について | |
25 | 第25回 | M&A(企業買収や企業合併)戦略 | 敵対的企業買収とその防衛策について | |
26 | 第26回 | 戦略形成プロセスにおける経営管理の役割 | すべての従業員が戦略作成プロセスにかかわる創発戦略について | |
27 | 第27回 | 中小企業の現状と展開 | 中小企業の定義と戦後中小企業の発展過程 | |
28 | 第28回 | 外部資源活用の戦略 | 戦略的提携(ていけい)の有効性について | |
29 | 第29回 | 中小企業の情報ネットワーク | 中小企業間の連携を強めて日本経済を支える情報ネットワークについて | |
30 | 第30回 | 全体のまとめ | 世界で活躍する日本企業の優秀さについて、そして企業の社会性とは |