科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎演習/Basic Seminar |
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授業コード /Class Code |
B300551004 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
経済学部/Economics |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
井上 善博/INOUE YOSHIHIRO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 (演習科目)/*** MAJORS *** (SEMINARS) |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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井上 善博/INOUE YOSHIHIRO | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
<主題>企業を取り巻く環境は複雑化しています。この複雑な環境を乗り越えた企業のみが存続を許されます。円高や世界同時不況、国際的な競争など、企業にとってのハードルは益々高くなってきています。このような状況の中で、現代の企業をどのように捉えたらよいのでしょうか。本講義では、日本の企業を中心に、様々なハードルを乗り越えていくマネジメントの知恵、つまり経営学について学習します。 <目的>:経済学や経営学にかかわる諸問題を分析できる知識と技能を育むこと。日本にはソニーやトヨタなどの大企業や、スーパーやコンビニなどの小売業、そして地域に根ざした中小企業など200万社を超える企業があります。これらの企業の存在意義は、資金と優秀な人材(将来の皆さん)を組み合わせて、消費者が求める魅力的な商品の創出することであるという経営学の視点を学習し、理解することを本講義の目標とします。 この科目は学部のDPで示す、 1.経済の歴史や制度に係わる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できる。 2.経済理論の基礎を習得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる。 (思考力・判断力・表現力等の能力) 以上の点を目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・様々な事例をもとに,経営学理論の基礎を習得できる。 ・経営学の基礎理論を知り、経営について多様な視点から関心を持つことができる。 ・協働して議論をすることによって、多様な考え方を社会で役立てる技能を育てることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
アップルコンピュータのiphone・トヨタのプリウス・音楽業界のビジネス研究・アニメ業界の成功事例(メディアミックス) |
授業の進め方 /Method of Instruction |
最新のビジネス動向について,調査し,発表し,議論することで,経営の基本を理解する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
経済や企業にかかわる問題について調べてみましょう。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
新聞や経済雑誌の記事を読み,現代企業の成功のストーリーについて理解すること。(50分) 授業時に示したキーワードの説明をできるようにすること。(50分) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
なし |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
プレゼン資料作成50%、プレゼンテーション50%で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 企業とはどのような存在か | ヒトの結合体とおカネの結合体としての企業観 |
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2 | 第2回 | マネジメント(経営する)とはどんな行為か | 厳しい環境の中で船(企業)の舵取りをすることと、従業員の能力を発揮させること | |
3 | 第3回 | 戦略って何だろう? | 企業の将来あるべき姿とそこにいたるまでの変革のシナリオ | |
4 | 第4回 | 競争環境を見極める | 顧客は誰か、競争相手は誰か、顧客にとって魅力的な製品は何か | |
5 | 第5回 | 競争優位とビジネスシステム | 自分の会社はどのような領域で力を発揮できるのか?事業ドメインの決定 | |
6 | 第6回 | 多角化と事業ポートフォリオ | 自分の会社はこれからどんな事業乗り出すべきなのかー新規事業への資源配分 | |
7 | 第7回 | 国際化の戦略 | なぜ企業は国際化するのか?国際化の発展段階と中国やインドの追い上げ | |
8 | 第8回 | 雇用構造のマネジメント | 長期雇用、年功序列など日本的雇用慣行の長所と短所 | |
9 | 第9回 | 組織のマネジメント | 企業は統制された人々の結合体である?従業員をやる気にさせる仕組みとは | |
10 | 第10回 | 組織構造の基本形型 | マトリックス組織と戦略的事業単位、社内ベンチャー?組織構造の発展経路 | |
11 | 第11回 | インセンティブシステム | ヒトは企業に何を欲するのか?金銭、権限、自己実現? | |
12 | 第12回 | 経営理念と組織文化 | 企業はどのような価値を生み出すために存在するのか?価値の共有が経営に与える影響 | |
13 | 第13回 | リーダーシップ | 企業を成長させるリーダーシップのあり方とは | |
14 | 第14回 | 経営者の役割 | 総合判断者としての経営者、経営者に必要な基礎的要件 | |
15 | 第15回 | コーポレートガバナンス | 企業の健全性を確保する企業の仕組み?企業不祥事を防止するには? |