科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
地方財政論 [公共](公共)(総合)/Local Public Finance |
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授業コード /Class Code |
B300411001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
経済学部/Economics |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月1(前期),月2(前期)/MON1(SPR.),MON2(SPR.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
圓生 和之/MARUMI KAZUYUKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 (各コース科目・専門科目)/*** MAJORS *** (各コース科目・専門科目) |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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圓生 和之/MARUMI KAZUYUKI | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
地方財政のしくみと課題について学びます。 ★経済学部生のための「地方行政論」といった内容の講義です。公務員志望者には、公務員試験対策や採用後に役立つ内容です。民間企業志望者には社会のしくみを知るのに役立ちます。 経済学部のDPに掲げる「経済理論の基礎を習得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる」ことを目指します。この科目は専門教育科目で、公共経済コースでは選択必修科目のコース科目、企業経済コースと生活経済コースでは選択科目の専門科目に位置づけられています。 なお、この科目の担当教員は、地方行政に20年以上携わっていた実務経験のある教員ですので、必要に応じて地方行政の現実を交えて解説したいと思います。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・地方行政について経済学の観点から分析できる(知識)、 ・地方行政について日頃から高い関心を持つことができる(態度・習慣)、 ・地方行政に関する問題について自分の考えを述べることができる(技能)、ことを目指します。 |
授業のキーワード /Keywords |
地方財政制度、地方行政、地方自治制度、地方公共団体の政策、地域政策 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に進めますが、学生の積極的な発言も歓迎します。 講義の進め方や成績評価方法について、第1回の講義で説明しますので、 ★受講する学生は必ず第1回の講義を受講してください。 いわゆる「経済学の数式」は用いず、分かる言葉で講義します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
★下記の「テキスト(教科書)」を(第4週までに)入手してください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
必要となる時間は、一律ではないものの、他の科目と同様、平均的には90分程度が目安となります。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
定期試験は実施せず、講義時間中に「期末テスト」を実施しますが、下記のテキストの持込ができます。このほか、講義時間中に「小テスト」「中間テスト」を行います。 いずれも講義の中で解説と講評(フィードバック)を行います。 ※第17回講義(6/5)に中間テスト、第29回講義(7/17)に期末テストを実施 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
講義中の「期末テストと中間テスト」60%、小テスト40%、で評価します。 (このほか、講義中の発言等講義への貢献、受講態度について、加点または減点することがあります。) なお、「期末テスト」または「中間テスト」を受験していない学生、「小テスト」の提出回数が2/3に満たない学生の成績評価は行いませんので注意してください。 |
テキスト /Required Texts |
圓生和之(2020) 『地方公務員の人事がわかる本』 学陽書房 ※第4週から、このテキストに沿って講義をしますので、それまでに入手しておいてください。 ★期末テストは、このテキストの持ち込みができます。 |
参考図書 /Reference Books |
林宜嗣(2021) 『新・地方財政』 有斐閣 持田信樹(2013) 『地方財政論』 東京大学出版会 沼尾波子ほか(2017) 『地方財政を学ぶ』 有斐閣 小西砂千夫(2018) 『基本から学ぶ地方財政(新版)』 学陽書房 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 第1章 地方財政 |
ガイダンス、地方財政の意義 | |
2 | 第2回 | 地方財政 | 地方財政の全体像 | |
3 | 第3回 | 第2章 地方自治制度 |
地方自治制度 | |
4 | 第4回 | 地方自治制度 | 地方財政制度の概要 | |
5 | 第5回 | 第3章 財政学の基礎(1) |
財政の役割① 市場と政府、資源配分機能 |
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6 | 第6回 | 財政学の基礎(2) | 財政の役割② 所得再分配機能、経済安定化機能 |
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7 | 第7回 | 第4章地方財政制度の基礎知識(1)地方財政計画 | 地方財政計画、地方交付税 | |
8 | 第9回 | (2)地方財政白書 | 地方税、国庫支出金、地方債、公共投資と地方財政 | |
9 | 第11回 | (3)地方財政健全化法 | 経常収支比率、公債費負担率、健全化4指標 | |
10 | 第13回 | (4)現代の課題 | 東日本大震災への対応、コロナ禍への対応と地方財政、地方行政の未来 | |
11 | 第15回・第16回 | 復習 | 復習(第1章地方財政~第4章地方財政制度の基礎知識) | |
12 | 第17回・第18回 | 中間テスト | 中間ステストとその解説 | |
13 | 第8回・第10回 | 歳出・人件費(1) | 地方公務員の現状 | |
14 | 第12回・第14回 | 歳出・人件費(2) | 地方公務員の多様性 | |
15 | 第20回・第22回 | 歳出・人件費(3) | 地方公務員の行動原理 | |
16 | 第24回・第26回 | 歳出・人件費(4) | 地方公務員の給与 | |
17 | 第28回 | 歳出・人件費(5) | 分権時代の地方公務員 | |
18 | 第19回 | 歳出・政策(1) | 公共政策の基礎、環境政策 | |
19 | 第21回 | 歳出・政策(2) | 経済政策、産業政策 | |
20 | 第23回 | 歳出・政策(3) | 社会保障、労働政策 | |
21 | 第25回 | 歳出・政策(4) | 安全・安心の政策、まちづくり | |
22 | 第27回 | 歳出・政策(5) | 地方分権、地域創生 |
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23 | 第29回 | 期末テスト | 期末テスト |
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24 | 第30回 | 総まとめ | 期末テストの解説(総まとめ) |