科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
国際経済学/International Economics |
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授業コード /Class Code |
B000341001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
経済学部/Economics |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火3(前期),火4(前期)/TUE3(SPR.),TUE4(SPR.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
伴 ひかり/BAN HIKARI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 (基幹科目)/*** MAJORS *** (FUNDAMENTAL SUBJECTS) |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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伴 ひかり/BAN HIKARI | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義科目の目的は,経済学部のDPに掲げる,「経済の歴史や制度に係わる知識を修得し,今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できること」,および,「経済理論の基礎を習得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できること」と関連する.具体的には,国際貿易や国際金融についての基礎的理論を理解し,それらを踏まえて現実の国際経済の動向を考察できるようになることを目的とする.また,この科目は3・4年次配当の基幹科目の一つであり,ミクロ経済学やマクロ経済学の基礎知識があることが望ましい. |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.貿易をめぐる現実の問題に関心をもち,ある程度論理的に考察できる(態度・習慣,知識,技能). 2.現実の為替レートの動向について関心をもち,ある程度その原因や影響を論理的に説明できる(態度・習慣,知識,技能). 3.国際収支表を理解し,実際の統計表を活用できる(知識,技能). 4.国際貿易システムや国際通貨システムの変遷について概略を説明できる(知識). |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に授業を進める.理解を深めるために適宜練習問題を行う. |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
学修の目安となる時間は,一律ではないものの,平均的には予習1時間,復習1時間程度が必要となる. |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
2回課題を課す.課題の解答は後日解説する. |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験80%,提出課題20%で評価する. 評価を受けようとするものは,定期試験を受けなければならない.定期試験を受けられなかった場合は,所定の手続に従って必ず追試験を受験しなければならない. |
テキスト /Required Texts |
藤川清史(編)『経済政策入門』法律文化社,2020年. ミクロ経済学・マクロ経済学の復習として第1章から第3章,貿易政策として第11章,国際金融システムとマクロ経済学として第12章を利用する.また,後期の経済政策(伴)でも使用する. |
参考図書 /Reference Books |
(国際貿易編)初級★,中級★★,上級★★★ ★石川城太・椋木寛・菊地徹(著)『国際経済学をつかむ[第2版]』有斐閣,2013年. ★★P.R.クルーグマン,M.オブストフェルド,M.J.メリッツ(著)『クルーグマン 国際経済学理論と政策[原著第10版]上:貿易編』丸善出版,2017年. ★★★中西訓嗣(著)『国際経済学 国際貿易編』ミネルヴァ書房,2013年. (国際金融編) ★奥田宏司・代田純・櫻井公人(編)『現代国際金融 図解と解明[第3版]』法律文化社,2016年. ★★P.R.クルーグマン,M.オブストフェルド,M.J.メリッツ(著)『クルーグマン 国際経済学理論と政策[原著第10版]下:金融編』丸善出版,2017年. ★★★岩本武和(著)『国際経済学 国際金融編』ミネルヴァ書房,2012年. (全般) ★伊川一宏・林原雅之・佐竹正夫・青木浩治(著)『基礎国際経済学』中央経済社,2000年. |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 比較優位1 | 比較優位の考え方を理解する. |
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2 | 第2回 | 比較優位2 | 貿易の利益を理解する. | |
3 | 第3回 | リカード・モデル1 | リカード・モデルの基礎を理解する. | |
4 | 第4回 | リカード・モデル2 | リカード・モデルの基礎を理解する. | |
5 | 第5回 | ヘクシャー=オリーン・モデル1 | ヘクシャー・オリーン=モデルの基礎を理解する. | |
6 | 第6回 | ヘクシャー=オリーン・モデル2 | ヘクシャー・オリーン=モデルの基礎を理解する. | |
7 | 第7回 | 産業内貿易と規模の経済1 | 規模の経済と製品差別化を考慮して,産業内貿易を理解する. | |
8 | 第8回 | 産業内貿易と規模の経済2 | 規模の経済と製品差別化を考慮して,産業内貿易を理解する. | |
9 | 第9回 | 貿易政策1 | 貿易政策の手段と効果について理解する. | |
10 | 第10回 | 貿易政策2 | 貿易政策の手段と効果について理解する. | |
11 | 第11回 | 貿易をめぐる議論1 | 保護貿易について考察する | |
12 | 第12回 | 貿易をめぐる議論2 | 貿易と環境の関係について考察する | |
13 | 第13回 | 国際貿易体制1 | GATTからWTOの流れについて理解する. | |
14 | 第14回 | 国際貿易体制2 | 地域貿易協定の動向について理解する. | |
15 | 第15回 | 国際収支1 | 国際収支を理解する. | |
16 | 第16回 | 国際収支2 | 国際収支を理解する. | |
17 | 第17回 | 為替レートと貿易1 | 為替レートとは何か,さらに,為替レートと貿易の関係について理解する. | |
18 | 第18回 | 為替レートと貿易2 | 為替レートとは何か,さらに,為替レートと貿易の関係について理解する. | |
19 | 第19回 | 為替レートと貿易収支1 | Jカーブ効果を理解する. | |
20 | 第20回 | 為替レートと貿易収支2 | マーシャル=ラーナー条件を理解する. | |
21 | 第21回 | 為替レートの決定1 | 短期の為替レート決定理論を理解する. | |
22 | 第22回 | 為替レートの決定2 | 長期の為替レート決定理論を理解する. | |
23 | 第23回 | マンデル=フレミング・モデルの基礎1 | マンデル=フレミング・モデルの基礎を理解する. | |
24 | 第24回 | マンデル=フレミング・モデルの基礎2 | マンデル=フレミング・モデルの基礎を理解する. | |
25 | 第25回 | マンデル=フレミング・モデルの応用1 | マンデル=フレミング・モデルを用いて開放経済下の経済政策効果を理解する. | |
26 | 第26回 | マンデル=フレミング・モデルの応用2 | マンデル=フレミング・モデルを用いて開放経済下の経済政策効果を理解する. | |
27 | 第27回 | 国際通貨システム1 | 国際通貨システムの変遷について理解する. | |
28 | 第28回 | 国際通貨システム2 | 国際通貨システムの変遷について理解する. | |
29 | 第29回 | 世界経済をめぐる議論1 | 世界経済を巡るトピックを取り上げ考察する. | |
30 | 第30回 | 世界経済をめぐる議論2 | 世界経済を巡るトピックを取り上げ考察する. |