科目一覧へ戻る | 2023/08/08 現在 |
開講科目名 /Class |
公法特別講義C/Special Lecture on Public Law C |
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授業コード /Class Code |
B204741001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金4(前期)/FRI4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡本 篤尚/OKAMOTO ATSUHISA |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
Yes |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡本 篤尚/OKAMOTO ATSUHISA | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
遠隔授業(オンデマンド) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、法学部のDPに掲げる「法の理念および現実の社会における法の運用を踏まえて、法および政治について体系的に学修し、法化社会・国際化社会に対応した法的素養」、および「社会における各種の問題について、その要点を把握し、必要な情報を収集・分析して、法的思考に基づいた説得力ある解決方針を示すことができる」能力を身につけることができるようにすることを目指すものです。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
現代社会の多様な「人権問題」について具体的にデータや資料を用いながら発展的・応用的な説明をすることができるようにする。 |
授業のキーワード /Keywords |
人間の尊厳 「差別」と「排除」 人権へのグローバルな脅威 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
この授業では、現代社会の多様な「人権問題」について教員が資料や映像を用いて解説し、履修性の皆さんにはその感想文(リアクション・ペーパー)を提出してもらいます。 *「対面授業」から「遠隔授業」への変更に伴い、授業の進め方を変更しました。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
① この授業は、授業担当教員によるレクチャーを中心に進めていきます。 ➁ この授業では、 授業内容(授業で使用するレジュメやパワーポイントの内容や資料映像の内容、板書の内容等を含む)について、著作権保護のため、スマートフォンやモバイル機器、カメラ等を用いて録画・録音・撮影等を行うことや、インターネット上で閲覧可能状態にすることを厳禁します。これらに違反した場合は、定期試験や課題レポート等の成績の如何にかかわらず、単位を認定しない場合があります。障害等のため授業内容の録画・録音等を行う特段の必要がある場合には、事前に必ず担当教員の許可を得てください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
新型コロナウイルスの感染爆発も、グローバリゼーションに伴う気候変動、難民・移民問題、貧富の格差の拡大も、AIや情報テクノロジー・生命科学テクノロジーの進展も、いずれも「現在進行形」の問題ですので、日頃からテレビのニュースや新聞記事、さらに関連するドキュメンタリー番組などをみて積極的に情報を収集・分析しておいてください(1時間程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
リアクション・ペーパー(数回程度) 定期試験に代わる課題レポート |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験に代わる課題レポート(70%)、リアクション・ペーパー分(15%)、授業中の報告・発表、質疑応答など授業への積極的貢献(15%)の割合で成績を評価します。 成績評価の基準は、現代社会の多様な「人権問題」について具体的なデータや資料を用いながら発展的・応用的な説明をすることができるかどうか、です。 *「対面授業」から「遠隔授業」への変更に伴い、成績評価の方法を変更しました。 |
テキスト /Required Texts |
テキスト(教科書)は特に指定しません。 |
参考図書 /Reference Books |
この授業の全体を通じて特に重要だと思われる本を2冊あげておきます。 ①アンドリュー・フェイガン『人権の世界地図』(丸善出版、2019年) ②林 典子『フォト・ドキュメンタリー 人間の尊厳――いま、この世界の片隅で』(岩波書店 、2014年) この授業が始まるまでに、あるいはこの授業の期間中に、是非読んでおいていただきたいと思います。 なお、各回の授業テーマに関する参考文献は、開講後に適宜指示します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | プロローグ 授業の目的と方法 | この授業全体の「導入」として、この授業の目的とこの授業の具体的な進め方について説明します。 | |
2 | 第2回 | 人間の尊厳を求めて① | 「人間の尊厳」が蹂躙された事例を学ぶことによって、「人間の尊厳」について考えていきます。 | |
3 | 第3回 | 人間の尊厳を求めて② | 「人間の尊厳」が蹂躙された事例を学ぶことによって、「人間の尊厳」について考えていきます。 | |
4 | 第4回 | 人間の尊厳を求めて③ | 障害者に対する「差別」と「排除」について学んでいきます。 | |
5 | 第5回 | 日本の「差別」と「排除」① | 「戦後」日本社会におけるハンセン病患者に対する強制隔離やその家族に対する「差別」などを素材として、現代日本社会における「差別」と「排除」の問題について考えていきます。 | |
6 | 第6回 | 日本の「差別」と「排除」② | 「戦後」日本社会でも行われた障害者に対する「差別」や「排除」の実態について学んでいきます。 | |
7 | 第7回 | 「二つの死」をめぐって | 日本でここ数年の間に起こった「二つの死」を素材に、難病患者と「安楽死」について学んでいきます。 | |
8 | 第8回 | ネット社会の「差別」と「排除」① | ネット上の誹謗中傷など、ネット社会(サイバー社会)における「差別」と「排除」について学んでいきます。 | |
9 | 第9回 | ネット社会の「差別」と「排除」② | ネット上の誹謗中傷など、ネット社会(サイバー社会)における「差別」と「排除」について学んでいきます。 | |
10 | 第10回 | MINAMATA① | 日本の公害問題の「原点」である水俣病について考えていきます。 | |
11 | 第11回 | MINAMATA② | 日本の公害問題の「原点」である水俣病について考えていきます。 | |
12 | 第12回 | 沖縄の「現実」① | 美しい自然と観光だけじゃない沖縄の「現実」について学んでいきます。 | |
13 | 第13回 | 沖縄の「現実」② | 美しい自然と観光だけじゃない沖縄の「現実」について学んでいきます。 | |
14 | 第14回 | 沖縄の「現実」③ | 美しい自然と観光だけじゃない沖縄の「現実」について学んでいきます。 | |
15 | 第15回 | 人権へのグローバルな脅威 | 新型コロナウイルスのような国際感染症のパンデミック、気候変動による異常気象、富の極端な偏在、国際的な戦争や内戦などを人権に対するグローバルな脅威であるという新たな視点から考えています。 |