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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
比較憲法/Comparative Constitutional Law
授業コード
/Class Code
B204591001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
月3(後期)/MON3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
渡辺 洋/WATANABE HIROSHI
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
渡辺 洋/WATANABE HIROSHI 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
 下記「授業の目的」を踏まえつつ、本講では、
 ドイツの代表的な憲法判例を通じて、ドイツ憲法の歴史、制度、基本的な概念、学説、文化などの一端にも触れながら、比較憲法の意義を考える。
(本講の授業形態については下記「授業の進め方」参照。)
授業の目的
/Class Purpose
 「国内外の公共的事柄に関心[…]を持ち」ながら
 基本的な「法的素養を身につけ」、ひいては
 「社会における各種の問題について、[…]法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すことができる」ようになることが、法学部DPに則した目的となる。
 その内、特に本講の目的は、上記「授業の方法」を通じて「国[…]外の公共的事柄に関心[…]を持」つことに向けられる。
到 達 目 標
/Class Objectives
・ドイツ憲法の歴史、基本的な制度、概念、代表的な判例、学説などを概観する。
・比較憲法の意義を考える。 
授業のキーワード
/Keywords
授業の進め方
/Method of Instruction
 講義形式(対面)
 受講者数が許せば、受講者への質疑も積極的に取り入れる。
 講義中教員からいつ当てられても適切に応答出来るよう、十分な予習が求められる。
 なお、状況が許せば、ゲストスピーカーの招聘も検討する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
 本講は「憲法と社会」「憲法ⅠA(人権総論)」「憲法ⅠB(人権各論)」および「憲法Ⅱ(統治機構)」単位取得程度の理解を前提とする。まだ「憲法Ⅱ(統治機構)」を履修中ないし未履修の受講者も、各自可能な限り同科目についての独習を進めておくこと。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
 これまでの憲法学習の再確認に加え、各2時間以上の予習・復習が求められる。
 なお、初歩的でも独語読解能力があれば、本講の学修の助けとなろう。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
 講義進行上特に必要が生じた場合、課題提出方法も含め、その都度適宜指示する(基本的にdotCampusを活用する予定)。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
 定期試験の成績(100%)
 講義進行上の必要から何らかの課題を出した場合、成績評価全体の30%を上限として成績評価に組み入れる。
 課題が複数回に亘った場合、上記配点分を課題総数で按分したものを、各課題への配点とする。
テキスト
/Required Texts
初宿正典編『レクチャー比較憲法』(法律文化社、2014年)の「CHAP.4」
参考図書
/Reference Books
高田 敏・初宿正典編訳『ドイツ憲法集 第8版』(信山社、2020年)
初宿正典・辻村みよ子編『新解説世界憲法集 第5版』(三省堂、2020年)
鈴木秀美・三宅雄彦編『〈ガイドブック〉ドイツの憲法判例』(信山社、2021年)
 他にも適宜指示する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 比較憲法の意義
ドイツ憲法概観
※授業案内も兼ねる。
2 第2回 連邦憲法裁判所(1)
3 第3回 連邦憲法裁判所(2)
4 第4回 連邦憲法裁判所(3)
5 第5回 基本権解釈論(1)
6 第6回 基本権解釈論(2)
7 第7回 基本権解釈論(3)
8 第8回 民主制
9 第9回 法治国家
10 第10回 社会国家
11 第11回 政党制
12 第12回 選挙制度
13 第13回 職業官吏制
14 第14回 安全保障
15 第15回 EU法とドイツ憲法

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