科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
法律外書講読(基礎法律英語)/Reading on Laws |
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授業コード /Class Code |
B204571002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(前期)/TUE4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
川﨑 修敬/KAWASAKI NOBIYUKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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川﨑 修敬/KAWASAKI NOBIYUKI | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
必ず受講生諸君に英文を音読してもらい、英語の語順とリズムに習熟し、文章に向き合ってもらう。その後に日本語で意味と内容を明らかにしてもらう。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
法とその基礎的な概念(正義、権利および義務など)を、平易な英文を通して学び、より的確な法的思考を行うよう訓練する。また高校までの英語学習などで学んできた語彙や会話表現を辞書などを使いながら広範囲に復習・確認し、学生諸君の英語力の更なる向上を目指す。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
和訳した日本語の理解でなく、英語のまま文章を理解できるようになることを目指す |
授業のキーワード /Keywords |
法的な考え方および法的概念 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
学生各人の文章読解が中心となるが、その際にポイントとなる基本的語彙や概念も重点的に学習する。また授業内容について特に重要な点には慎重に時間をかけ、かつメリハリのある授業の進め方を目指す。最初の授業で本年度の詳細を説明するので必ず出席して欲しい。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
出席の際には必ず辞書を持ってくること。授業では、できるだけ不平等のないよう毎回無作為に選んだ学生に、英文内容の大意と訳文を担当してもらう。よって必ず予習してきて欲しい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
予習として、まず自分自身で英文を読み、不明な単語があれば調べておくこと。授業後には、英文を日本語訳なしで繰り返し読んでおくこと。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業ごとの課題に加えて、必要な場合はレポートを課する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
評価は、予習の際の単語調べの有無、文章の読み込み具合や理解等に対して行う。だが、受講者諸君には、あまり難しく考えずに、まず課題の提出を心がけて、それに対する教師の指導を真摯に受け止めて英語力の向上につなげてほしい。授業の際、質問など疑問点を貪欲に解決しようとする学生自身の姿勢に注目している。 |
テキスト /Required Texts |
対面授業の時は、最初の授業で配布する。必ず出席して、もらい忘れのないように。 |
参考図書 /Reference Books |
なし。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 法とは何か、その考え方と概念 | |
2 | 第2回 | 法に関する理論、その問題と可能性 | 法理論の目的と方法論 | |
3 | 第3回 | 正義(1) | その歴史的背景と伝統 | |
4 | 第4回 | 正義(2) | 近代社会における正義とその現代的あり方 | |
5 | 第5回 | 刑罰 | 社会的結果の吟味と法的思考 | |
6 | 第6回 | 権利(1) | 基本的権利の伝統的系譜 | |
7 | 第7回 | 権利(2) | 現代社会と人権 | |
8 | 第8回 | 意思と理性(1) | 実定法と自然法 | |
9 | 第9回 | 意思と理性(2) | 法と経済 | |
10 | 第10回 | 権威 | 法における究極のもの | |
11 | 第11回 | 慣習法(1) | 歴史における前例とその法的意義 | |
12 | 第12回 | 慣習法(2) | コモンローと成文法 | |
13 | 第13回 | 道徳と義務 | 法における道徳的制約 | |
14 | 第14回 | 強制 | 契約の強制力と道徳的強制力 | |
15 | 第15回 | まとめ | 授業で学んだことの点検と補足 |