科目一覧へ戻る | 2023/08/08 現在 |
開講科目名 /Class |
憲法ⅠB(人権各論) 【遠隔】【再履修】/Constitutional Law ⅠB (Specific Provisions on Human Rights) |
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授業コード /Class Code |
B204531004 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金3(前期)/FRI3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡本 篤尚/OKAMOTO ATSUHISA |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
Yes |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡本 篤尚/OKAMOTO ATSUHISA | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
遠隔授業(オンデマンド) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業科目では、法学部のDPに掲げる「法の理念および現実の社会における法の運用を踏まえて、法および政治について体系的に学修し、法化社会・国際化社会に対応した法的素養を身につけ」ることを目指します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
人権各論分野における解釈論上の主要な論点について、代表的な学説・判例の内容を説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
個人の尊厳 精神の自由 人身の自由(個人の安全) 経済の自由 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
1.この授業は、授業担当教員によるレクチャー(講義・説明)を中心に進めていきます。 2.授業の中で、授業内容に関連する「人権問題」についての解説も適宜行っていきたいと思います。 3.この授業では、受講生の「基本的人権総論」等に関する基本的・体系的な知識の習得や理解の到達レベルを測りながら、事前に告知したうえで〈授業計画〉の順番や内容を変更する場合があります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
1.授業中の私語・雑談、スマートフォン・携帯電話・モバイル機器等の使用、無断入退室などの授業の妨げになる行為は厳禁します。授業開始後15分以上遅刻した場合は、授業への出席を認めません。これらに違反した場合は、定期試験等の成績の如何にかかわらず、単位を認定しない場合があります。 2.この授業では、第1回目の授業から「基本的人権各論」の内容の講義に入りますので、この授業を履修される予定の受講生は、必ず、第1回目の授業から出席してください。 3.この授業では、授業内容の理解の助けとして資料映像を使用する場合があります。これらの資料映像の中には「衝撃的な映像」を含むものもありますので、この授業を履修される予定の皆さんは、あらかじめこの点を了解したうえで履修してください。 4.この授業を履修するに当たっては、1年次前期配当の「憲法と社会」及び1年次後期配当の「憲法ⅠA」を履修済みであることが望ましいです。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
1.受講生の皆さんが授業内容をよりよく理解するためには、毎回の授業で取り扱う最高裁判例等について事前に予習をして来ていることが必要になります(毎回1時間程度)。各回の授業テーマに関連する最高裁判例については、指定された憲法判例集で探してください。また、判例等に出てくる意味のわからない専門用語については、『法律学小辞典』等を用いて事前に調べておいてください。 2.授業で学習した内容を確実に定着させるためには、授業の際に配布予定のレジュメや指定教科書等を用いて学習内容についてのノートをまとめ直すなどの復習をしておくことが必要となります(1時間程度)。 なお、授業そのものは授業の際に配布予定のレジュメを用いて進めていくため、授業で直接指定教科書を用いることはありませんが、事前学習や復習する際には、指定教科書を積極的に活用してください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
定期試験にかわる課題レポート。 *「対面方式」から「遠隔授業方式」への変更に伴い、提出課題を変更しました。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
成績評価は、定期試験にかわる課題レポート(100点満点)のみで行います。定期試験に持ち込めるのは、あらかじめ許可された六法のみです。 成績評価の基準は、人権各論分野における解釈論上の主要な論点について、代表的な学説・判例の内容を説明することができるかどうか、です。 *「対面方式」から「遠隔授業方式」への変更に伴い、成績評価の方法を変更しました。 |
テキスト /Required Texts |
1. 芦部信喜『憲法 (第7版)』(岩波書店、2019年) ✻ ただし、授業は、授業時に配布するレジュメ(プリント)に基づいて進めていきます。1.の指定教科書は、予習・復習に積極的に活用してください。 2. 長谷部恭男解説『日本国憲法』(岩波文庫、2019年)。 ✻ 2は、憲法の教科書というより、日本国憲法、大日本帝国憲法、ポツダム宣言、降伏文書などに読みやすいように「読み仮名」(ルビ)をふってある簡易版の条文集です。 |
参考図書 /Reference Books |
1. 『デイリー六法』)(三省堂)の最新年度版(『デイリー六法』が用意できない場合は、『ポケット六法』(有斐閣)の最新年度版でもかまいません)。 2.野中俊彦・江橋崇編・渋谷秀樹補訂『憲法判例集(第12版)』(有斐閣新書、2022年)。 3. 高橋和之ほか編『法律学小辞典 第5版』(有斐閣、2016年)。 4. 高瀬文人編『ひと目でわかる六法(第2版)』(三省堂、2018年)。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 精神の自由・総論 | 「戦前」の精神の自由に対する弾圧の歴史を学ぶことによって、精神の自由を憲法で保障することの意義を学んでいきます。 | |
2 | 第2回 | 思想・良心の自由 | 思想・良心の自由について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 | |
3 | 第3回 | 信教の自由と政教分離原則① | 信教の自由と政教分離原則について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 | |
4 | 第4回 | 信教の自由と政教分離原則② | 信教の自由と政教分離原則について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 | |
5 | 第5回 | 学問の自由と大学の自治/ 表現の自由① |
学問の自由と大学の自治について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 表現の自由について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 |
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6 | 第6回 | 表現の自由② | 表現の自由について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 | |
7 | 第7回 | 表現の自由③ | 表現の自由について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 | |
8 | 第8回 | 知る権利と報道の自由 | 知る権利と報道の自由について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 | |
9 | 第9回 | 集会・結社の自由 | 集会・結社の自由について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 | |
10 | 第10回 | 経済的自由権① | 営業の自由や財産権について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 | |
11 | 第11回 | 経済的自由権② | 営業の自由や財産権について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 | |
12 | 第12回 | 生存権 | 生存権について、関連する最高裁判例の検討を通じて、学んでいきます。 | |
13 | 第13回 | 人身の自由① | 裁判員裁判・冤罪事件などに焦点を当てながら、人身の自由(身体の自由)について学んでいきます。 | |
14 | 第14回 | 人身の自由② | 裁判員裁判・冤罪事件などに焦点を当てながら、人身の自由(身体の自由)について学んでいきます。 | |
15 | 第15回 | 人身の自由③ | 裁判員裁判・冤罪事件などに焦点を当てながら、人身の自由(身体の自由)について学んでいきます。 |