科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
政治学入門 【⑨~⑫】/Introduction to Political Science |
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授業コード /Class Code |
B204511003 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(後期)/MON3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
岩田 将幸/IWATA MASAYUKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈導入専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS FOR INTRODUCTION〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岩田 将幸/IWATA MASAYUKI | 法学部/Law |
佐藤 一進/SATO TAKAMICHI | 法学部/Law |
山越 裕太/YAMAKOSHI YUTA | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
基本的に対面形式での講義を予定している。 講義資料は事前にアップするので、所定の箇所でダウンロードし、印刷して講義に臨むこと。 ただし、新型コロナウィルス感染拡大状況に応じて、遠隔授業(オンデマンド講義)への切り替えもありうる。 OneDrive上の講義動画フォルダへのリンクは、下記「遠隔授業情報」欄に示す。 【連絡先】担当・岩田 miwat@law.kobegakuin.ac.jp |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業では、法学部のDPに掲げる、法的素養を身につけること、法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すことができるようになるために、その素養の土台である政治学分野の基礎的な知識を習得することを目指す。 本講義科目は法学部の導入専門教育科目に属し、「政治思想」「近代政治史」「国際政治学」など2年次以降に開講される他の政治学系科目への入門科目として位置づけられる。大学ではじめて本格的に政治学を学ぶ1年次生が、政治学に関する基本的な知識や政治学的なものの見方に親しみ、2年次以降の学習にスムーズに移行できるようになることをねらいとしている。 この授業では、主権者・市民として、政治について考え、関わっていくために、政治のしくみや考え方や、政治についての思想、さらに国際関係の歴史とその枠組みなどを理解できるようになることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
政治のしくみや考え方を説明することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
政治制度、政治過程、権力と自由、政治とは何か、思考とは何か、正義と徳と善、自由と平等、戦争と平和 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
オムニバス(リレー)形式の講義で行う。15回の授業を3分割し、3名の教員(佐藤一進・山越裕太・岩田将幸)がそれぞれ5回の授業を担当する。なお、受講者の理解度や反応に即しながら、下記の予定が変更される場合もある。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業中は板書や投影資料のキーワード等を書き写すだけでなく、教員の説明を適宜ノートに取り、講義内容をきちんと復習できるようにしておくこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業後1週間以内にノートやプリントを読み返し、授業内容を復習すること(約1時間)。また、よくわからなかったことや興味を持ったことがあれば、参考書を手がかりに自分で調べ、ノートに補足しておくこと。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
教員ごとに異なるので、授業内での教員の指示に従うこと。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
成績は期末試験(100%)で評価する。期末試験では、授業の内容を正確に理解できているかどうかを問う問題を出題する(マークシート方式)。期末試験への持ち込み物は一切認めない。 なお成績評価に関するメールでの問い合わせは一切受け付けない。 |
テキスト /Required Texts |
なし。講義レジュメ・資料等のプリントは Microsoft OneDriveを利用して事前に配布する。紙媒体の資料が必要な場合は各自で印刷して授業時に持参すること。 |
参考図書 /Reference Books |
桃木至朗ほか『市民のための世界史』(岩波書店、2014年) 細谷雄一『国際秩序:18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』(中公新書、2012年) 加茂利男・大西仁・石田徹・伊藤恭彦『現代政治学 第4版』(有斐閣、2012年) 野口雅弘・山本圭・髙山裕二(編著)『よくわかる政治思想』(ミネルヴァ書房、2021年) 村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将『国際政治学をつかむ〔新版〕』(有斐閣、2015年) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 国際における政治① | 第一次世界大戦 ①民主主義の進展から帝国主義の時代、そして第一次世界大戦へ | |
2 | 第2回 | 国際における政治② | 第一次世界大戦 ②国際連盟の創設と失敗、ファシズムの時代へ | |
3 | 第3回 | 国際における政治③ | 第二次世界大戦 ①第二次世界大戦と国連の誕生 | |
4 | 第4回 | 国際における政治④ | 第二次世界大戦 ②国連のシステムと冷戦の勃発・崩壊 | |
5 | 第5回 | 国際における政治⑤ | 国家間の関係と政治(セクションのふりかえり) | |
6 | 第6回 | 国際政治① | 国際政治と地球的課題 | |
7 | 第7回 | 国際政治② | 国際政治の歴史 | |
8 | 第8回 | 国際政治③ | 国際政治の主体 | |
9 | 第9回 | 国際政治④ | 国際政治の理論 | |
10 | 第10回 | 国際政治⑤ | 戦争と平和 | |
11 | 第11回 | 思想と政治① | 政治と思想の不可分性について | |
12 | 第12回 | 思想と政治② | 政治と哲学と宗教の関わりについて | |
13 | 第13回 | 思想と政治③ | 法における正義と政治における徳 | |
14 | 第14回 | 思想と政治④ | 正義と徳の分離と変容 | |
15 | 第15回 | 思想と政治⑤ | 「善き生と社会の構想」と「個人の自由」との相剋について |