科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
行政学Ⅰ/Public AdministrationⅠ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B203471001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
金1(後期)/FRI1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
南島 和久/NAZIMA KAZUHISA |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
南島 和久/NAZIMA KAZUHISA | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
行政学は、行政を対象とする学問である。本講義では行政を内在的に理解することを目指す。行政学は、制度、管理、政策の各論から構成される。これら各々の視点から行政活動を分析する基本的な概念、用語を概説する。なお、行政学1と行政学2の両方をもって、行政学の全体像を網羅的に講ずる。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・アメリカ行政学説の争点を説明できる。|・日本の中央地方関係の構造の説明ができる。|・日本の内閣制度の由来および公務員制度の歴史の基本事項の説明ができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
|
授業の進め方 /Method of Instruction |
レジメを配布し、レジメにしたがって進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
|
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
テキストの該当箇所を復習すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
|
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
期末試験(100%) |
テキスト /Required Texts |
今村都南雄、武藤博己、沼田良、佐藤克廣、南島和久『ホーンブック基礎行政学 第三版』(北樹出版、2015年) |
参考図書 /Reference Books |
西尾勝『行政学』(有斐閣、2001年)|西尾勝他編著『講座行政学1-6』(東京大学出版会、1994年)|山谷清志『政策と行政』(ミネルヴァ書房、2021)|南島和久『政策評価の行政学』(晃洋書房、2021年)|馬塲健・南島和久編『地方自治入門』(法律文化社、2021年) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | ガイダンス | 行政学と隣接科学、行政学とは何かなど。復習として関連する箇所のテキストを読み理解を進めること。以下同じ。 | |
2 | 第2回 | 行政サービスの範囲 | 権力分立、行政サービスの展開、行政国家現象 | |
3 | 第3回 | アメリカ行政学への接近 | 「行政」の概念、イギリスとアメリカの近代公務員制、アメリカ行政学の骨格 | |
4 | 第4回 | 行政理論の系譜 | 政治行政分断論、行政理論の系譜、政治行政融合論 | |
5 | 第5回 | 組織理論の系譜 | 科学的管理法、古典的組織論、新古典的組織論、現代組織理論 | |
6 | 第6回 | 政府体系論 | 単一主権国家と連邦制国家、アングロサクソン型とヨーロッパ大陸型、天川モデル | |
7 | 第7回 | 中央地方関係史 | 旧体制下の中央地方関係、大区小区制、三新法、市制町村制、府県制郡制 | |
8 | 第8回 | 地方分権改革 | 戦後改革、逆コース、新中央集権、第一次分権改革、残された課題 | |
9 | 第9回 | 分権改革と自治 | 三位一体改革、第二次分権改革、地域主権改革、地方創生、今日的な課題 | |
10 | 第10回 | 内閣制度の形成 | 大日本帝国憲法と明治憲法体制、天皇と憲法の関係 | |
11 | 第11回 | 日本官僚制の生成 | 内閣制の形成、明治憲法時代の統治構造、戦後の議院内閣制 | |
12 | 第12回 | 占領統治と戦後改革 | 官吏と身分、文官試験試補及見習規則、文官任用令、軍部大臣現役武官制 | |
13 | 第13回 | 戦後の公務員制度 | フーバー顧問団、国家公務員法、政令201号、中央人事行政機関 | |
14 | 第14回 | 行政改革と公務員制度改革 | 職階制、給与制度、公務員制度改革 | |
15 | 第15回 | まとめ | まとめ |