科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
日本政治史Ⅰ/Political History of JapanⅠ |
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授業コード /Class Code |
B202992001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(前期)/TUE4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
成田 千尋/NARITA CHIHIRO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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成田 千尋/NARITA CHIHIRO | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
・本講義は、法学部のDP(ディプロマ・ポリシー)に掲げられている、法的素養を身につけ(知識・理解)、法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示し(汎用的技能)、公平性と客観性を重視した判断および行動(志向性)ができることを目指す。 ・政治学の一部門を担う政治史は、近代国家における中央レベルの政治権力の形成と発展の過程をたどり、その特質を明らかにすることが基本的な課題である。 ・本講義では、主にアジア太平洋戦争終結前後から1990年代初頭までの、戦後日本政治史(米国統治下の沖縄政治史を含む)に関する基礎知識を習得し、その知識をもとに現代日本政治について適切に考察できる力を養うことを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・米国統治下の沖縄の政治史を含む、戦後の日本政治史に関する基礎知識を習得する。 ・これまでの歴史を踏まえて今日の政治や外交を理解し、自分の見解を表明することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
|
授業の進め方 /Method of Instruction |
教材として、パワーポイントの他、適宜ニュース映像などを使用しつつ、講義形態で実施する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業計画は、進度や受講生の関心に応じて調整することもある。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
毎回の講義終了後、配布資料や授業で紹介した参考文献、映像等を参照し、復習を行うこと。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の講義終了後、講義に対する感想・質問を提出してもらう。これに対しては、次回の授業の最初にフィードバックを行う。また、期末レポートを課し、終了後に講評を提示する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・講義に対する感想・質問40%、期末レポート60%とし、それぞれ内容により評価する。 ・感想・質問については、授業に積極的に取り組んでいる姿勢が見られれば、加点対象とする。 ・期末レポートについては、講義内容をきちんと理解し、自分の見解が表明できているかどうかという点を評価する。 ・レポート作成の際に、インターネットなどからのコピー・アンド・ペーストが判明した場合は、不正に当たるので単位は不可とする。 |
テキスト /Required Texts |
特に指定しない。参考図書をもとに講師が作成したパワーポイントを使用する。 |
参考図書 /Reference Books |
石川真澄・山口二郎『戦後政治史 第三版』岩波書店、2018年 櫻澤誠『沖縄現代史』中央公論新社、2015年 成田千尋『沖縄返還と東アジア冷戦体制 琉球/沖縄の帰属・基地問題の変容』人文書院、2020年 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 講義ガイダンスとイントロダクション | 講義内容と目的、講義方法や評価方法などのガイダンス及び、初回以降の導入 | |
2 | 第2回 | 敗戦と占領改革 | ポツダム宣言受諾と米国による対日占領政策の始まり | |
3 | 第3回 | 政党政治の復活 | 占領下の日本の政治状況の変化 | |
4 | 第4回 | 占領政策の変化 | 冷戦の始まりが米国の占領政策にもたらした影響 | |
5 | 第5回 | 対日講和と沖縄の分離 | サンフランシスコ講和と沖縄の分離が決定される過程 | |
6 | 第6回 | 55年体制の成立 | 55年体制が成立するまでの政治過程 | |
7 | 第7回 | 安保改定と安保闘争 | 日米安全保障条約の改定とそれをめぐる安保闘争 | |
8 | 第8回 | 高度経済成長の時代 | 池田勇人政権の所得倍増計画と日本の経済成長 | |
9 | 第9回 | 佐藤長期政権の始まり | 日韓国交正常化と沖縄返還交渉の始まり | |
10 | 第10回 | 沖縄の日本返還 | 沖縄返還交渉と沖縄の政治状況 | |
11 | 第11回 | 自民党の混迷 | 田中角栄内閣以降の派閥抗争 | |
12 | 第12回 | 戦後政治の総決算 | 中曽根康弘政権による諸改革と外交 | |
13 | 第13回 | 昭和から平成へ | 竹下派の支配とその崩壊 | |
14 | 第14回 | 55年体制の終焉 | 55年体制の崩壊と非自民政権の成立 | |
15 | 第15回 | 現代の日本政治 | 1990年代後半から現在までの日本政治 |