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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
演習ⅢB/Seminar ⅢB
授業コード
/Class Code
B201131004
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金3(前期)/FRI3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
森 達也/MORI TATSUYA
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
森 達也/MORI TATSUYA 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
この授業は、法学部DPに示す、「地域社会から国際社会に至る国内外の公共的事柄に関心と責任感を持ち、公平性と客観性を重視した判断および行動ができる」ことを目指す。この目的を達成するため、本科目では文章読解および作成の能力、ならびに政治学に関する知識の獲得を目的としたプログラムを実施する。
〈今年度テーマ〉リベラリズムを考える
現代政治におけるもっとも重要な政治原理のひとつがリベラリズム(自由主義)である。国家権力や集団的圧力に対抗して個人の自由を擁護するこの思想はヨーロッパ近代において出現し、その後は世界中の憲法の中で基本的人権の保障や国家権力の制限などの原理に結実している。しかしながら昨今、一方ではこのリベラリズムに対して様々な側面から批判がなされており、他方では個人よりも集団や国家を重んじる権威主義が各地で台頭してきている。目下の政治情勢を批判的に考察するにあたり、我々に必要なのはまず、この「リベラリズム」とは何であるのかを十分に理解することであると思われる。
到 達 目 標
/Class Objectives
・現代の政治社会のあり方とその問題点を客観的に把握する能力を得る。
・リベラリズムに関する基本的な理解を達成する。
・他者と問題を共有し、理性的な議論をおこなうことができる。
授業のキーワード
/Keywords
リベラリズム、自由主義、イデオロギー、社会正義、政治理論
授業の進め方
/Method of Instruction
上記研究テーマに関する文献を講読し、内容についてメンバー間で意見交換を行います。
履修するにあたって
/Instruction to Students
演習形式の授業であるため、授業に毎回参加して課題に取り組むことが必須です。
やむを得ない事情により欠席をする際は、事前または事後に、当該事情を証明する書類を提出することで公欠扱いとします。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
事前学習:次回講読予定の範囲を熟読し、論点をノートに整理する(3時間程度)
事後学習:テクストを再読し、授業内容の理解を深める(1時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・担当範囲のレジュメの提出
・学期末レポートの提出
提出課題は授業中にまたはメールにて講評する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業内課題への取り組み 60%
学期末レポート 40%
テキスト
/Required Texts
田中拓道『リベラルとは何か:17世紀の自由主義から現代日本まで』中公新書、2020年
マイケル・フリーデン『リベラリズムとは何か』ちくま新書、2021年
参考図書
/Reference Books
野口雅弘ほか編『よくわかる政治思想』ミネルヴァ書房、2021年
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 本講義の目的と進め方を確認したのち、文献講読の担当割をする。
2 第2回 リベラリズムとは何か 参考資料を読み、リベラリズムに関する基本的な知識を習得する。
3 第3回から第6回 文献講読(1) 文献1を講読し、内容について議論する。
4 第7回 文献1の総括 文献1の内容を振り返り、同書の主題についてあらためて議論する。
5 第8回から第14回 文献講読(2) 文献2を講読し、内容について議論する。
6 第15回 文献2の総括 文献2の内容を振り返り、同書の主題についてあらためて議論する。

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