科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
国際法(総論) 【⑨~⑫】/International Law (General Theory) |
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授業コード /Class Code |
B000182003 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木4(後期)/THU4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大塚 泰寿/OTSUKA YASUHISA |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大塚 泰寿/OTSUKA YASUHISA | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
対面授業 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目では、法学部のDPに示す、法の理念および現実の社会における法の運用を踏まえて、法および政治について体系的に学修し、法化社会・国際化社会に対応した法的素養を身につけることができる。また、社会における各種の問題について、その要点を把握し、必要な情報を収集・分析して、法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すことができる。そして地域社会から国際社会に至る国内外の公共的事柄に関心と責任感を持ち、公平性と客観性を重視した判断および行動ができる。 「国際法入門」の発展科目として位置づけられる。 世界の国々は、政治、経済、文化などの諸活動を通じて、密接なつながりをもっている。また近年においては、個人や企業、団体などが、国境を越えて様々な関係を結んでいる。これら国際社会における活動は、恣意的になされるのではなく、一定のルール、すなわち国際法によって規律されている。この講義では、国際法を学ぶ上で特に基礎となる分野を中心にして解説を行う。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
国際法の基礎となる分野を説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
国際法の歴史 慣習国際法 条約 国家 紛争の平和的解決 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
レジュメ・板書を中心にして、講義形式で行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
緊張感を持って授業に臨むこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
配布されたレジュメを熟読すること。また、参考図書に挙げた『国際法(第5版)』(有斐閣Sシリーズ)の関連部分を読むとよい(予・復習それぞれ各30~60分程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
特になし。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験100%。試験では、この授業を通じて学修してきた知識の理解度などを問う。 |
テキスト /Required Texts |
なし。 |
参考図書 /Reference Books |
松井芳郎編『ハンディ条約集』(東信堂、2009年) 松井芳郎・佐分晴夫・坂元茂樹・小畑郁・松田竹男・田中則夫・岡田泉・薬師寺公夫『国際法[第5版]』(有斐閣Sシリーズ、2007年) この他、講義中に適宜紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 国際法の概念 | 国際法とはどのような法的性格を有するのかについて説明する。 | |
2 | 第2回 | 国際法の歴史① | 国際法の歴史的展開について、伝統的国際法が成立するまでの歴史を中心に解説する。 | |
3 | 第3回 | 国際法の歴史② | 国際法の歴史的展開について、伝統的国際法と現代国際法の比較を中心にして解説する。 | |
4 | 第4回 | 国際法の成立形式 | 慣習国際法の成立に関する議論を中心にして、国際法の法源について講義する。 | |
5 | 第5回 | 条約に関する法① | 主に「条約法に関するウィーン条約」に基づきながら、国際法の主要な法源である条約に関する基本的なルールを講義する。1回目では条約の成立に関する規則を中心に解説する。 | |
6 | 第6回 | 条約に関する法② | 条約の留保を中心に解説する。 | |
7 | 第7回 | 条約に関する法③ | 条約の無効を中心に解説する。 | |
8 | 第8回 | 国際法と国内法の関係 | 国内法秩序における国際法の位置づけなどについて説明する。 | |
9 | 第9回 | 国際法主体① | 国際法主体について、国家を中心に講義する。その1回目では国家の成立を中心に解説する。 | |
10 | 第10回 | 国際法主体② | 国家の基本的権利義務を中心に解説する。 | |
11 | 第11回 | 国際法主体③ | 国家機関を中心に説明する。 | |
12 | 第12回 | 国際法主体④ | 国家領域を中心に説明する。 | |
13 | 第13回 | 国際法主体⑤ | 人民、国際機構、個人など、新しく認識されてきた国際法法主体について概観する。 | |
14 | 第14回 | 紛争の平和的解決 | 国際紛争の平和的解決手段について、国際裁判を中心に学修する。 | |
15 | 第15回 | 国家責任 | 国家責任の成立やその解除などについて講義する。 |