科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
一般検査学実習 【臨検】/Pactice in Urinalysis and Body Fluids |
---|---|
授業コード /Class Code |
B103591001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金3(前期),金4(前期)/FRI3(SPR.),FRI4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
竹橋 正則/TAKEHASHI MASANORI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門分野〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH ADVANCED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
竹橋 正則/TAKEHASHI MASANORI | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(実習) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この科目では、栄養学部のDPに示す、科学的根拠に基づいて健康について考察できること、栄養学・保健衛生学の学問領域において的確に判断できることの基礎をなす知識と技能の習得を目指す。また、自分の考えを的確に表現し、人とのコミュニケーションを通じて、適切な医学検査を実践できることを目指す。 検体としての尿、脳脊髄液、便、喀痰などの取り扱い方について習得する。また、それぞれを検体とした生物化学的分析の測定手技と、結果解析と評価について習得する。 なお、この授業の担当者は、病院での臨床検査業務を長年経験している。実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から病院内の臨床検査および臨床検査技師の役割等について解説するものとする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・代表的な尿の化学的検査項目について、それぞれの測定が実施できる。 ・代表的な尿の化学的検査項目の結果を評価ができる。 ・尿沈査標本が作製でき、顕微鏡観察によって、尿沈査成分(細胞成分、結晶など)を形態学的に分別できる。 ・代表的な脳脊髄液検査、糞便検査、喀痰検査の項目について、それぞれの測定法について説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
尿定性試験紙、尿の化学的検査、尿沈渣、脳脊髄液検査、糞便検査、喀痰検査 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
実習書に基づいて、課題毎に実習する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
1年で履修した一般検査学Ⅰの知識をもとに実施する。これらの科目の復習して実習に臨むようにしてください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業計画の各回で指示された内容についてに、教科書・実習書の該当部分を読んでから授業に臨んでください。(目安として約30分) 実習は一般検査学Ⅰの知識を前提にして進められるので、それらの講義内容を復習した上で実習に臨んでください。 実習後は各回の実習内容を、レポートにまとめてください。(目安として約2.5時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
実習で行なった内容のレポートを提出する。レポート内容を確認し、授業などで不足部分と重要ポイントを説明する。内容が不十分な場合は再提出を求める場合がある。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポート(70%)と実習への積極性(30%)として、総合的に評価する。出席を前提とする。 |
テキスト /Required Texts |
最新臨床検査学講座 一般検査学/三村邦裕・宿谷賢一 編/医歯薬出版 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 尿の一般的性状 | 尿の一般的性状の判定手技と臨床的意義について学ぶ。 | |
2 | 第2回 | 尿試験紙法 | 尿試験紙による尿定性試験の測定手技と臨床的意義について学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 尿の化学的検査法(1) | 尿の化学的検査(尿比重、尿pH、尿蛋白など)の測定手技と臨床的意義について学ぶ。 | |
4 | 第4回 | 尿の化学的検査法(2) | 尿の化学的検査(尿糖、アセトン体、ビリルビンなど)の測定手技と臨床的意義について学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 尿の化学的検査法(3) | その他の尿の化学的検査の測定手技と臨床的意義について学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 検査結果の解析と評価 | 複数の尿検査結果を解析し、総合的な評価の仕方を学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 尿沈渣検査(1) | 尿沈渣標本の作製手技、染色手技、顕微鏡の扱い方などを学ぶ。 | |
8 | 第8回 | 尿沈渣検査(2) | 非上皮細胞類(主に赤血球、白血球)および結晶類の見分け方を学ぶ。 | |
9 | 第9回 | 尿沈渣検査(3) | 上皮細胞類(主に扁平上皮細胞、尿路上皮細胞、尿細管上皮細胞など)の見分け方を学ぶ。 | |
10 | 第10回 | 脳脊髄液検査 | 代表的な脳脊髄液検査簿測定手技と臨床的意義について学ぶ。 | |
11 | 第11回 | 糞便検査 | 代表的な糞便検査の測定手技と臨床的意義について学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 喀痰検査 | 代表的な喀痰検査の測定手技と臨床的意義について学ぶ。 |