科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
微生物学/Microbiology |
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授業コード /Class Code |
B103291001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(前期)/TUE2(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
伊藤 智/ITOU SATOSHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基礎分野〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH BASIC SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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伊藤 智/ITOU SATOSHI | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は専門基礎分野のうちの人体の構造と機能及び疾病の成り立ちに属し、微生物学全般、とりわけ病原微生物の感染から発症、その防御の機構を理解することを目的とする。また、食品加工分野における微生物利用や食中毒原因微生物についても理解する。 栄養学部のDPに示す、科学的根拠に基づいて健康について考察できること、栄養学・ 保健衛生学の学問領域において的確に判断できることの基礎をなす知識の習得を目指す。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
細菌、ウイルス、真菌の違いを説明できる。 微生物の増殖・変異について説明できる。 基本的な病原微生物の感染・発症機構を説明できる。 微生物の滅菌法・消毒法を理解している。 主要な食中毒原因菌を説明できる。 食品加工に関わる微生物を説明できる。 食品と腐敗について、理解している。 |
授業のキーワード /Keywords |
細菌、ウイルス、真菌、食中毒、滅菌、消毒 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
スライド集やテキストを用いて講義する。授業の復習のためのチェック問題を課す。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
微生物の基本的な構造や食品学や生化学を十分復習した上で講義に臨むこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事後学習として、復習問題を参考にして、教科書をまとめると理解が深まる。(目安として1時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
単元ごとに復習問題を課する。復習問題に取り組むことによって、微生物の特徴や病原菌感染経路、食品と微生物の関連について理解する。試験については、講評を行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
試験90%、授業態度・積極性10%で総合的に評価する |
テキスト /Required Texts |
配布プリント |
参考図書 /Reference Books |
菅谷祐輔・白尾美佳編著「食べ物と健康ー食品衛生学」光生館 小林秀光・白石淳編 エキスパート管理栄養士養成シリーズ「微生物学」 化学同人 松本哲哉編集 臨床検査学講座「臨床微生物学」 医歯薬出版 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 微生物学の基礎① | 微生物に関わる歴史の流れ 微生物の種類、分類と命名法 新興感染症、再興感染症、耐性菌 |
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2 | 第2回 | 微生物学の基礎② | 微生物(細菌・ウイルス・真菌など)の構造、生理と代謝 自然環境における微生物の分布 土壌由来、水由来、ヒト・動物由来、空中由来 |
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3 | 第3回 | 食品微生物学① | 微生物を利用した食品 食品の製造・加工における微生物の役割 |
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4 | 第4回 | 食品微生物学② | 食品の腐敗・変敗における微生物の関わり 腐敗・変敗を予防する食品保存法 |
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5 | 第5回 | 滅菌と消毒 微生物コントロール |
滅菌、殺菌、静菌、除菌、消毒の定義と方法 | |
6 | 第6回 | 病原微生物学 | 感染症 主な感染症と原因微生物 日和見感染、化学療法薬など |
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7 | 第7回 | 微生物操作法の基礎 | 微生物操作法(釣菌、滅菌、染色) 培養法(培地の成分、分離培地、増菌培養地、酸素特性) |
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8 | 第8回 | 微生物とバイオテクノロジー | バイオテクノロジーの基礎と食品製造、環境との関わり |