科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
解剖生理学実験(A)/Laboratory Work in Functional Anatomy |
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授業コード /Class Code |
B103271001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(前期),木4(前期),木5(前期)/THU3(SPR.),THU4(SPR.),THU5(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
佐々木 康人/SASAKI YASUTO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基礎分野〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH BASIC SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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佐々木 康人/SASAKI YASUTO | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
実験 |
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授業の目的 /Class Purpose |
◎主題 この実験では、栄養学部のDPである「科学的根拠に基づいて人の健康について考察できる。」に従って、実際に実験・実習を通して人体の構造や機能を系統的に理解し、習得する。 ◎教育目標 ・実験を通して正常な人体の構造や機能について説明できる。 ・個体として人体が行う食事、運動、休養などの基本的生活活動の機構、並びに環境変化に対する対応機構を説明できる。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・実験を通して正常な人体の構造や機能について説明できる。 ・個体として人体が行う食事、運動、休養などの基本的生活活動の機構、並びに環境変化に対する対応機構を説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
人体の構造と機能の実験、人体生理の実験、栄養に関する実験 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
実験の内容について説明後、各班、各人等で実験を行う。 実験結果について、データを集計し、解析を行う。実験結果と考察をレポートにして提出する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
実験を行うので必ず予習をし、実験テキストを完全に理解してから実験に臨むこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
毎回、当日に行った実習・実験についてレポートを提出して頂きます。指定した時間までに実験テキストに示した要領でA4のレポート用紙にレポートを完成させて提出して下さい。レポートの完成には、少なくとも 3〜4時間をかけて完成度の高いレポートに仕上げて下さい。 レポートの内容によっては、再提出を求めることがあります。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・毎回、実験レポートを提出する。レポートは、評価をつけて返却する。評価が低いレポートは再提出をしてもらう。 ・担当 眞本利絵 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・実験を通して習得する科目であるため必ず出席する。3回以上、無断で欠席、遅刻、欠席したり実験態度の悪い学生は単位を与えないことがある。 ・レポートは、点検して返却する。再提出を求めることがある。 ・実験レポートの結果を点数に換算して100点満点として評価する。 |
テキスト /Required Texts |
①生理学研究室編『生理学実験書』 |
参考図書 /Reference Books |
①サクセス管理栄養士・栄養士養成講座『解剖生理学・病理学 人体の構造と機能及び疾病の成り立ちⅠ・Ⅱ』第一出版 ②今川珍彦・北村清吉著『臨床検査学講座 生理学』医歯薬出版 ¥2,500 ③日本生理学学会編『生理学実習書改訂第2版』南江堂 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 実習説明(講義)、実験の準備 | 解剖生理学実験Ⅱで行う実験内容について概説する。 実験を行うにあたって必要な試薬や溶液の作製、実験のグループ分けなどを行う。 |
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2 | 第2回 | 味覚についての実験を行い、味覚の機序・神経伝導路について考察する。 | (1)舌の表面における味覚の受容器の分布、味覚の感度と閾値などを測定する。 (2)味覚の受容器の種類と構造、舌での部位を確認する。 (3)味覚を伝える神経の伝導路と舌上の支配領域を復習する。 |
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3 | 第3回 | 感覚(1) 皮膚感覚についての実験を行う。 |
皮膚感覚について実習を行う。 1)皮膚の痛点、触点、冷点、温点について、各感覚点の検出と皮膚の部位による分布の差異を調べる。 2)物理的な温度と温度感覚との違いを調べ、温度感覚の起こる機序を考察する。 3)触空間閾を測定し、皮膚部位による差を調べ、機序を考察する。 |
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4 | 第4回 | 感覚(2) Weberの法則について実験を行う。 |
Weberの法則を実験によって確かめる。 (1)重量感覚(圧感覚)における弁別閾を測定してWeber比を求め、その比がある範囲内の基準重量で一定であることを確かめる。 (2)得られた結果をグラフや表にまとめ、Weberの法則が成り立つか考察する。 |
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5 | 第5回 | 循環器系に関する実験(1) 脈拍・血圧に関する実験を行う。 |
(1)水銀血圧計を用いた基本的な血圧測定法および脈拍測定法を修得する。 (2)測定条件をいろいろ変えて、血圧への影響を調べる。 (3)得られた結果を表とグラフにまとめ、統計学的検定を行う。 |
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6 | 第6回 | 循環器系に関する実験(2) 心電図に関する実験を行う。 |
安静時および種々の条件下で、双極標準肢誘導による心電図を記録し、心電図の読み方、心拍動に及ぼす諸因子についての理解を深める。 | |
7 | 第7回 | 呼吸・反応時間・反射に関する実験を行う。 | 呼吸に関する実験を行う。 (1)スパイロメーターにより各肺気量を求める。肺気量分画を求める。 (2)フロー・ボリューム曲線を測定する。閉塞性呼吸疾患、拘束性呼吸疾患などについて復習し、理解を深める。 (3)反射の実験では、膝蓋腱反射を行い、ジェン・ドラシック主義を行い反応の変化を調べる。 (4)いろいろな条件下で反応時間をユニバーサルカウンター測定し、反応時間に影響する要素について考察する。 (5)得られた結果について、表やグラフにまとめ、統計学的検定を行う。 |
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8 | 第8回 | 講義、まとめ実習試験 |
(1)この実験で行った内容、結果、考察について各班で議論し、パワーポイントを用いて発表する。 (2)レジュメを配布し、他の班の結果や考察と比較する。このことにより、実験内容のより深い理解と考察を行い、わかりやすい発表方法について学習する。 (3)今回、行った実験に関して実習(筆記)試験を行う。 |
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9 | 第9回 |