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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/21 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
医療安全管理学 【臨検】/Medical Care Safety Management
授業コード
/Class Code
B103071001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水3(前期)/WED3(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
竹立 精司/TAKEDACHI SEIJI
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈専門分野〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH ADVANCED SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
竹立 精司/TAKEDACHI SEIJI 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義・実習)
授業の目的
/Class Purpose
この科目は栄養学部のDPに掲げる、栄養学・保健衛生学の学問領域において的確に判断できる知識を習得することを目指す。
医療内容の複雑化、高度化、社会構造の変化、国際化などにより、医療現場ではさまざまなリスクが発生している。頻発する医療事故は社会的に注目されており適切なリスクマネジメントが求められ、院内感染や新興感染症に対する認識も変容を迫られている。
本講義により、医療従事者が必要な知識として医療安全の基本的概念と必要な知識を理解する。
なお、この授業の担当者は、国立病院の臨床検査技師として37年間検査業務、管理業務および教官を経験している実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から病院での臨床検査部門の医療安全管理について解説するものとする。
到 達 目 標
/Class Objectives
医療安全の基礎について説明できる。
医療従事者における必要な知識である医療安全の基本概念と必要な知識を説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
医療倫理、インシデント、アクシデント、医療事故、医療安全管理
授業の進め方
/Method of Instruction
基礎知識の解説並びに関連する事例をはじめ社会・病態・疾患と関連させながら解説して進めていく。
履修するにあたって
/Instruction to Students
医療行為は人の健康を改善または保持・増進させるために行われるが、時に患者の健康を損なう事案も発生する。医療における安全とはいかなるものか、またその確保にはどのような注意が必要であるのかを学ぶことが重要である。
また、授業外でも日頃から各種メディアを通じて報道される「医療安全」に関わるニュースに関心を持ち、身近なテーマとして熟慮する習慣が必要である。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
事前にテキストの該当部分(特に重要太文字を中心に)を読んでから授業に臨んで下さい。(30分程度)
授業後は、授業中に指示した最重要項目をまとめ、説明出来るようにして下さい。(30分程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
学習習熟度を計るためにレポートの提出を求めることがある。
提出されたレポートに対して、コメントを返す。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
テストの成績80%、授業への積極性20%の合計100%として評価を行う。
テキスト
/Required Texts
三村邦裕・宿谷賢一 編集『最新 臨床検査学講座 医療安全管理学』医歯薬出版 ¥2,800+税
日本臨床衛生検査技師会監修 臨床検査技師のための医療安全管理教本(株式会社じほう) ¥3,700+税
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 医療安全とは 臨床検査技師の業務が範囲拡大し、それにともない医療事故調査制度での臨床検査技師の社会的役割も重要になってきている。臨床検査技師が医療安全文化の醸成を図っていくために医療安全の基本について理解する。
2 第2回 医療安全の組織体制 医療機関の中の全部署を網羅し、情報収集・伝達・指導を行う医療安全管理部門の組織体制について理解する。
3 第3回 医療安全推進への取り組み 医療安全管理部門で実践されている内容について学ぶ。
4 第4回 医療事故への対応 医療においても事故は不可避である。医療安全に万全の体制でも必ず起こりうる事故に対応する方法について学ぶ。
5 第5回 医療事故調査 医療事故を防止して日常診療の質を向上させるために医療事故の調査手法を学ぶ。
6 第6回 医療安全と品質管理 安全な医療には医療の質を保証することが必須である。そのための様々な管理手法を学び、実践できるようにする。
7 第7回 大規模災害時における医療安全 地震や台風などの自然災害、あるいは近年の大規模な感染症パンデミックに対しても医療を中断させないために普段からの備えが必要である。そのために大規模災害時においてもいかにして安全な医療を提供できるかを学ぶ。
8 第8回 実践に向けた取り組み 本講座で学んだ様々なツールを用いて医療の現場で実践できるようにシミュレーションを行う。

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