科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
臨床栄養学Ⅳ/Clinical Nutrition Ⅳ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B102882001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月5(前期)/MON5(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
藤岡 由夫/FUJIOKA YOSHIO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門分野〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH ADVANCED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
大平 英夫/OHIRA HIDEO | 栄養学部/Nutrition |
下浦 佳之/SHIMOURA YOSHIYUKI | 栄養学部/Nutrition |
鳥井 隆志/TORII TAKASHI | 栄養学部/Nutrition |
藤岡 由夫/FUJIOKA YOSHIO | 栄養学部/Nutrition |
三野 幸治/MITSUNO KOUJI | 栄養学部/Nutrition |
山本 育子 | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
授業の方法:講義(担当教員)対面 特別警報または暴風警報発令の場合の本科目の取り扱いについて ⇒大学の指示に従い、休校とする。 但し、避難指示、避難勧告が発令されている場合は、ご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
◎主題 疾病の治療や栄養・食事支援を目的として、個別の疾患・病態や心身機能の特徴に基づいた適切な栄養管理の方法について理解する。 各疾患の成因、病態、診断、治療の概要ならびに、最新の知見としての情報、適切な栄養評価、栄養ケア(食事療法、栄養教育)について総論、各論を学習する。 ◎管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)大項目 9.疾患・病態別栄養ケアマネジメント (栄養スクリーニング、アセスメント、栄養ケア計画、実施、評価、フィードバック) 本科目は、栄養学部のディプロマ・ポリシーに示す、科学的根拠に基づいたヒトの健康について考察できること、各傷病者(高齢者含む)に対する適切な栄養管理、生活習慣病予防・合併症進展予防に必要な技能修得、ならびに管理栄養士として重要な態度・姿勢の修得を目指す。 なお、この科目は実務経験のある教員が担当し、臨床現場に沿った内容とするものである。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
◎到達目標 糖尿病、糖尿病性腎症、消化管疾患、栄養不良、慢性腎臓病、脂質異常症、メタボリックシンドローム、緩和ケア、食物アレルギーの病態特徴や適切な栄養管理を行うために、総合的な栄養障害の要因とそれに伴う一連の合併症について学び、栄養ケアプラン、実施、評価に関する総合的なマネジメントの考え方を理解する。また、各々の疾病における具体的な栄養療法の評価・判定、栄養補給、栄養教育、処方される薬物について修得する。併せて、管理栄養士として栄養療法の支援を可能とできる基礎・応用技能についても修得する。 |
授業のキーワード /Keywords |
代謝性疾患(糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドローム)、上部・下部消化管疾患、慢性腎臓病・糖尿病性腎症、血液透析、小児食物アレルギー |
授業の進め方 /Method of Instruction |
本講義では、上の教育目標、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)に従って学習する。 ならびに、最新の知見・情報についても学習する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
各自、事前に既に修得した講義内容について基礎知識を予習しておくこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前に授業計画の各回で指摘された疾患への、事前予習ならびに復習(プリント、テキスト)を行うこと。予習におよそ1時間、復習におよそ2時間を目安とする。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
症例検討に関する課題有(糖尿病腎症)。提出課題は添削して返却する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
評価方法は、中間試験40%、定期前期試験の結果を60%として評価を行う。 |
テキスト /Required Texts |
栄養科学イラストレイテッド「臨床栄養学 疾患別編 改訂第2版」羊土社 |
参考図書 /Reference Books |
糖尿病食事療養のための食品交換表:日本糖尿病学会編・著、 腎臓病食品交換表:医歯薬出版株式会社、はじめてのカーボカウント:中外医学社 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | メタボリックシンドローム | 管理栄養士が臨床の場で実践している、メタボリックシンドロームの栄養管理に関する最新の知見について学ぶ。 | |
2 | 第2回 | 上部消化管疾患 | 管理栄養士が臨床の場で実践している、上部消化管疾患(胃切除後を中心に)の栄養管理に関する最新の知見について学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 下部消化管疾患 | 管理栄養士が臨床の場で実践している、下部消化管疾患(炎症性腸疾患を中心に)の栄養管理に関する最新の知見について学ぶ。 | |
4 | 第4回 | 小児食物アレルギーの基本と応用について | 管理栄養士が臨床の場で実践している、小児食物アレルギーの栄養管理に関する最新の知見について学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 糖尿病(1) | 糖尿病の基本的な内容について理解する。 | |
6 | 第6回 | 災害時における傷病者等の栄養管理 | 災害時における、緊急時のライフステージならびに傷病者への栄養管理対応に関する最新の知見について学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 脂質異常症 | 管理栄養士が臨床の場で実践している、脂質異常症の栄養管理に関する最新の知見について学ぶ。 | |
8 | 第8回 | 慢性腎臓病、血液透析の基本と応用について | 管理栄養士が臨床の場で実践している、慢性腎臓病、血液透析時の栄養管理に関する最新の知見について学ぶ。 | |
9 | 第9回 | 栄養不良 | 管理栄養士が臨床の場で実践している、栄養不良ならびに、その合併症の栄養管理に関する最新の知見について学ぶ。 | |
10 | 第10回 | 糖尿病(応用) | 症例から各自指導計画について作成を行い、実際に行った指導内容と経過観察の比較を考察する。 | |
11 | 第11回 | 糖尿病性腎症に対する栄養管理の臨床現場での応用について | 管理栄養士が臨床の場で実践している、糖尿病性腎症の栄養管理に関する最新の知見について学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 糖尿病(2) | 症例から各自指導計画について作成を行い、実際に行った指導内容と経過観察の比較を考察する。 | |
13 | 第13回 | 生活習慣病で使用される薬物について | 生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症)で用いられる薬物と各作用機序、副作用について学ぶ。 | |
14 | 第14回 | 摂食・嚥下障害 | 摂食・嚥下障害の原因と栄養管理について学ぶ。 | |
15 | 第15回 | これまでの講義で学んだ点を整理(総括) | これまでの内容を整理し、再度、臨床栄養学の総論について学習をする。 |