科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
臨床検査総論Ⅱ【再履修】【臨検】/Principles of Medical Technology Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B102841001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(後期),水4(後期)/WED3(AUT.),WED4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
竹立 精司/TAKEDACHI SEIJI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門分野〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH ADVANCED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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竹立 精司/TAKEDACHI SEIJI | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は栄養学部のDPに掲げる、科学根拠に基づいて人の健康について考察でき、臨床検査技師のリーダーとして社会に活躍できる技能を習得することを目指している。 この科目では採血法と糞便・脳脊髄液・喀痰などを検体とした一般臨床検査について学ぶ。また、それぞれの検査項目について臨床的意義を学ぶ。 なお、この授業の担当者は、国立病院の臨床検査技師として37年間検査業務、管理業務および教官を経験している、実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から病院での各種臨床検査について解説するものとする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
採血法および様々な生体試料の分析に関する臨床検査の臨床的意義について説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
採血、一般検査、接遇 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
教科書、資料、スライドを用い 実例を示しながら、理解し、活用できるように進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
血液学および、生理学、解剖学、臨床化学について復習してから授業に臨むこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前にテキストの該当部分(特に重要太文字を中心に)を読んでから授業に臨むこと。(30分程度) 授業後は、授業中に指示した最重要項目をまとめ、説明出来るようにする。(30分程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
学習習熟度を計るためにレポートの提出を求めることがある。 提出されたレポートのいくつかをサンプルとして取り上げ、次の授業時に解説、講評を行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期テストの成績80%、授業への積極性20%で合計100%として評価する。 |
テキスト /Required Texts |
三村邦裕・宿谷賢一(編)『一般検査学』医歯薬出版 ¥2,800+税 高木康 他著『検査総合管理学』医歯薬出版¥2,600+税 諏訪部章 他著『医療安全管理学』医歯薬出版¥2,400+税 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 臨床検査の意義 臨床検査技師の役割と使命 |
臨床における検査の意義、臨床検査技師の役割と使命について学ぶ。 | |
2 | 第2回 | 患者と技師とのかかわり | 臨床検査における心構えと一般的な注意事項について学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 採血法(1) | 血管の解剖および生理について整理し、目的に応じた採血部位について学ぶ。 | |
4 | 第4回 | 採血法(2) | 採血の種類と条件、採血に際しての注意事項について学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 採血法(3) | 様々な採血法、抗凝固剤、解糖阻止剤などの選択と使用について学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 採血法(4) | 患者への配慮、安全管理、検体採取前後の対応、検体の保存と搬送、管理などについて学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 糞便検査(1) | 糞便の一般的性状、化学的検査(pH、便潜血、胆汁成分)について学ぶ。 | |
8 | 第8回 | 糞便検査(2) | 糞便の顕微鏡的検査について学ぶ。 | |
9 | 第9回 | 脳脊髄液検査(1) | 脳脊髄液の一般的性状、細胞学的検査について学ぶ。 | |
10 | 第10回 | 脳脊髄液検査(2) | 脳脊髄液の化学的検査(蛋白、糖、クロール、酵素など)について学ぶ。 | |
11 | 第11回 | 喀痰検査 | 喀痰の一般的性状、顕微鏡的的検査などについて学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 胃液・十二指腸液検査(1) | 胃液・十二指腸液の一般的性状、顕微鏡的的検査などについて学ぶ。 | |
13 | 第13回 | 胃液・十二指腸液検査(2) | 胆汁、膵液に関する検査について学ぶ。 | |
14 | 第14回 | 穿刺液検査 | 穿刺液の一般的性状、化学的検査、、細胞学的検査などについて学ぶ。 | |
15 | 第15回 | その他の一般臨床検査 | 気管支肺胞洗浄液、羊水、精液、関節液などの検査について学ぶ。 |