基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	医学検査学Ⅱ【生命】／Medical TechnologyⅡ
授業コード ／Class Code	B102481001
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	栄養学部／Nutrition
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	後期／AUTUMN
曜日・時限 ／Day, Period	木2(後期)／THU2(AUT.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	山下　勉／YAMASHITA TSUTOMU
科目区分 ／Course Group	【専門教育科目】　〈専門分野〉／*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH ADVANCED SUBJECTS〉
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
西村　圭弘／NISHIMURA YOSHIHIRO	栄養学部／Nutrition
藤田　麻理子／FUJITA MARIKO	栄養学部／Nutrition
山下　勉／YAMASHITA TSUTOMU	栄養学部／Nutrition

授業の方法 ／Class Format	授業と遠隔授業
授業の目的 ／Class Purpose	医学におけるEBM遂行に欠くことのできない臨床検査について、その広範囲な分野から基礎、トピックスについて学びます。 本学部DP（ディプロマ・ポリシー）「技能・表現の１．人と十分なコミュニケーションをすることができ、適切な医療検査を実践できる。３．臨床検査技師のリ一ダーとして社会の幅広いフィールドご活躍できる技能を習得している。」に関連してこの講義は、医療施設等にて最先端の医学検査業務を行っている実務経験のある臨床検査技師、医師が教員として担当することから、より実践的な観点から臨床検査学の内容を解説する。本講義は、実践的教育から構成される授業科目である。
到　達　目　標 ／Class Objectives	医学検査の様々な領域における最新の理論と実際、臨床検査成績とその臨床的意義と評価ができる。
授業のキーワード ／Keywords
授業の進め方 ／Method of Instruction	基礎知識の解説並びに関連する病態・疾患と関連させながら解説して進めていく。
履修するにあたって ／Instruction to Students	スライド・VTRの使用、プリント配布は事前に行われる。
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	各講義の目的を自分で理解できたか1時間程度を目安に、授業時間以外で各自検証することが重要です。また、講義で取り上げる内容は、全てを網羅するものではありません。講義で述べられたこと意外の内容や、関連する事項を各自で調べることが重要です。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	各セクション毎にセクション試験を実施する。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	授業への積極性20％、セクションテストの結果40％、定期試験の成績40％で合計100%として評価を行う。
テキスト ／Required Texts	各教員から資料を配布する。
参考図書 ／Reference Books

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第１回	臨床検査総論１	臨床検査全般についての知識を広めることを目的に、検体検査、ヒトを対象にした検査、遺伝子検査等、益々拡大していく臨床検査分野について学習する。
2	第２回	臨床検査総論２	臨床検査全般についての知識を広めることを目的に、検体検査、ヒトを対象にした検査、遺伝子検査等、益々拡大していく臨床検査分野について学習する。
3	第３回	遺伝子１	1. 遺伝子（染色体） 2. 染色体の構造と名称 3. 染色体標本の作成法 4. 染色法（分染法、FISH） 5. 分析方法 6. 核型の表示方法 7. 先天異常例 8. 血液疾患への応用 9. その他 ヒト染色体の構成および染色体の形態的特徴を示す。末梢血液リンパ球を用いて、培養、培養後の処理、標本作成、染色法について学ぶ。普通染色、Ｇ分染、Ｏ分染、Ｃ分染など各種分染法、Ｘ−、Ｙ−クロマチンおよびFISH法の染色パターン、ルーチン分析法などについて学ぶ。表示法を例示し、トリソミー、相互転座、逆位の分析について学ぶ。慢性骨髄性白血病の遺伝子、染色体検査結果について学ぶ。
4	第４回	遺伝子２	1. 遺伝子（染色体） 2. 染色体の構造と名称 3. 染色体標本の作成法 4. 染色法（分染法、FISH） 5. 分析方法 6. 核型の表示方法 7. 先天異常例 8. 血液疾患への応用 9. その他 ヒト染色体の構成および染色体の形態的特徴を示す。末梢血液リンパ球を用いて、培養、培養後の処理、標本作成、染色法について学ぶ。普通染色、Ｇ分染、Ｏ分染、Ｃ分染など各種分染法、Ｘ−、Ｙ−クロマチンおよびFISH法の染色パターン、ルーチン分析法などについて学ぶ。表示法を例示し、トリソミー、相互転座、逆位の分析について学ぶ。慢性骨髄性白血病の遺伝子、染色体検査結果について学ぶ。
5	第５回	遺伝子３	1. 遺伝子（染色体） 2. 染色体の構造と名称 3. 染色体標本の作成法 4. 染色法（分染法、FISH） 5. 分析方法 6. 核型の表示方法 7. 先天異常例 8. 血液疾患への応用 9. その他 ヒト染色体の構成および染色体の形態的特徴を示す。末梢血液リンパ球を用いて、培養、培養後の処理、標本作成、染色法について学ぶ。普通染色、Ｇ分染、Ｏ分染、Ｃ分染など各種分染法、Ｘ−、Ｙ−クロマチンおよびFISH法の染色パターン、ルーチン分析法などについて学ぶ。表示法を例示し、トリソミー、相互転座、逆位の分析について学ぶ。慢性骨髄性白血病の遺伝子、染色体検査結果について学ぶ。
6	第６回	救命救急と緊急検査1	救命救急医療における臨床検査について、具体的な取組・臨床検査の特殊性について学ぶ。
7	第７回	救命救急と緊急検査2	救命救急医療における臨床検査について、具体的な取組・臨床検査の特殊性について学ぶ。
8	第８回	遺伝子（遺伝子治療１）	遺伝子治療の基礎と臨床研究について現状と今後の方向性について学習し、現在認可され実施されているｐ53発現アデノウィルスベクターを用いた肺癌やGM-CSF発現レトロウィルスベクターを用いた腎癌の遺伝子治療、リボザイムを用いた遺伝子治療や創薬ゲノムと遺伝子について学ぶ。
9	第９回	遺伝子（遺伝子治療２）	遺伝子治療の基礎と臨床研究について現状と今後の方向性について学習し、現在認可され実施されているｐ53発現アデノウィルスベクターを用いた肺癌やGM-CSF発現レトロウィルスベクターを用いた腎癌の遺伝子治療、リボザイムを用いた遺伝子治療や創薬ゲノムと遺伝子について学ぶ。
10	第１０回	磁気共鳴検査技術概論１	（基本原理および装置） MRIの基本原理と装置の概説について述べる。
11	第１１回	磁気共鳴検査技術概論２	（各種撮影シーケンス） スピン・エコー法、グラジェント・エコー法を中心に各種撮像シーケンスについて述べる。
12	第１２回	磁気共鳴検査技術概論３	（実際の検査法と得られた画像） 脳、心臓、大血管領域を中心として実際の検査法について述べる。
13	第１３回	CT検査概論	CT検査技術について、その基本原理、撮影、画像について学習し、臨床検査における画像診断について学ぶ。
14	第１４回	核医学−基礎 SPECT，PET試験	核医学検査技術について、その基本原理、撮影、画像について学習し、臨床検査におけるSPECTやPET画像診断について学ぶ。
15	第１５回	循環器疾患血管造影検査	生活習慣病における主要な疾患として、循環器系疾患における血管造影検査についてその基本原理、撮影、画像について学習し、循環器系疾患における画像診断について学ぶ。