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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/21 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
医学検査学実習 【臨検】/Practice in Medical Technology
授業コード
/Class Code
B102422001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金4(後期),金5(後期)/FRI4(AUT.),FRI5(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
山下 勉/YAMASHITA TSUTOMU
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈専門分野〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH ADVANCED SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
太田 直孝/OOTA NAOTAKA 栄養学部/Nutrition
山下 勉/YAMASHITA TSUTOMU 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
本学部DP(ディプロマ・ポリシー)「思考・判断1.科学的根拠に基づいて人の健康を検証できる。2.健康科学の学問領域において的確な考察及び判断ができる」「技能・表現の1.人と十分なコミュニケーションをすることができ、適切な医療検査を実践できる。3.臨床検査技師のリ一ダーとして社会の幅広いフィールドご活躍できる技能を習得している。」に関連して本実習は、は幅広い医学検査の中より最新の医学検査をピックアップして、その原理・手技・疾患との関わりを理解する事にある。具体的には、染色体検査、種々のモノクローナル抗体を用いた免疫化学染色、腫瘍マーカー、電子顕微鏡標本作製を取り上げる。なお、この実習は、5年以上の臨床経験を有する教員が担当することにより、臨床との関連について先端検査と疾患との関連を理解できる。
到 達 目 標
/Class Objectives
G分染、FISH法による染色体の構造および染色体異常検査手技について学びます。さらにクロスセクション標本を用いて免疫化学染色、腫瘍マーカー定量、電子顕微鏡標本作製手技などの医学検査ができる。
授業のキーワード
/Keywords
染色体検査、モノクローナル抗体、免疫化学染色、腫瘍マーカー、電子顕微鏡標本
授業の進め方
/Method of Instruction
実習課題の理解-実験の実施-データ解析-得られたデータについて討論-レポート作成の流れで進めていく。実習の内容により連続して実施できない内容があることから、平行して他の内容の実習を実施する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
本実習で取り上げる内容は、医学検査において支流となる検査であることから、十分な理解が求められる。 
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
1時間程度を目安に、実習で実際に行った方法や手技が、十分理解できて実施できるか各自レポ-ト作製を通して検証することが重要です。また、実習で実際に行った方法や手技は、主に標準的なものを用います。従って、測定原理や手技など実習ではやらなかった他の方法や原理等をレポート作成時に調べることが重要です。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
実習内容のレポ-トを提出する。レポ-トはチェック後返却する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
実験への取り組み、レポートにより総合的に評価します。
テキスト
/Required Texts
配布する。
参考図書
/Reference Books
奈良信雄編『遺伝子・染色体検査学』医歯薬出版株式会社 ¥4,600
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 近年における最新の医学検査についての解説並びに主要死因に占める疾患の医学検査について解説する。本実習で取り上げる医学検査の全般の説明と優位性について解説する。
2 第2回 染色体検査1 必要な試薬調整と、細胞の培養について学びます。
3 第3回 染色体検査2 細胞を分裂期に誘導し、染色体検査に使用できるようにする一連の手技について学びます。 
4 第4回 染色体検査3 染色体検査に用いる分裂期細胞より染色体を抽出する手技等について学びます。 
5 第5回 染色体検査4 染色体のG分染法手技について学びます。
6 第6回 染色体検査5 核型分析手技について学びます。
7 第7回 免疫化学染色1 臓器標本を切り等、献体の調整方法について学びます。
8 第8回 免疫化学染色2 一次抗体、二次抗体、抗原賦活剤等の試薬調製を学びます。
9 第9回 免疫化学染色3 免疫化学染色を実施して、染色された標本を観察してターゲットの蛋白の染色を確認します。
10 第10回 腫瘍マーカー1 汎用性の高い腫瘍マーカーについて学びます。
11 第11回 腫瘍マーカー2 CA19-9等の定量を行い、その手技を学びます。
12 第12回 腫瘍マーカー3 腫瘍マーカーの血中レベルと癌的中率の関連について学びます。
13 第13回 電子顕微鏡検査1 透過型電子顕微鏡の試料作成技術について実習します。
電子顕微鏡観察についての概説を行い、組織の固定(グルタールアルデヒド固定とオスミウム酸固定)、ウルトラミクロトームによる標本作成について学びます。 
14 第14回 電子顕微鏡検査2 エポキシ樹脂への包埋・ガラスナイフ作りについて実習します。 ウルトラミクロトームの使用方法・準超薄切片作成とトルイジンブルー染色について実習します。

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