科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
生命倫理学/Bioethics |
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授業コード /Class Code |
B102371001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(前期)/WED2(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
坂本 学史/SAKAMOTO NORIFUMI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈基礎科学群〉/*** MAJORS *** 〈BASIC SCIENCES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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坂本 学史/SAKAMOTO NORIFUMI | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
専門基礎分野・専門分野外の必修科目であり、生命の尊厳と生命倫理観について学習し、学部DPに記載されている「医療関係、食品関係、食育関係などの分野の担い手として、責任を十分に果たす自覚を持つ」ことができるように、人の命に関わる職業である管理栄養士としての自覚を高め、対象者等との信頼関係の確立に必要な職業倫理を習得することで、ヒューマニズムを身につけることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・生命倫理,死・生命観について自分の意見を述べることができる。 ・個体の死の概念と定義や生物学的な個体の死を説明できる。 ・医療・科学技術の進歩に伴い生命倫理観がどの様な変遷を遂げてきたか,概説できる。 ・管理栄養士の職業倫理を理解し,自覚する。 ・食を介した健康の維持・増進,疾病の予防・治療,QOL の向上,食育等,管理栄養士としての基本的な責務を説明できる。 ・関連分野の知識・技術の習得,研究心の向上,教養と品性の陶冶等に努めることができる。 ・対象者に対するインフォームド・コンセントを説明できる。 ・根拠に基づく支援・指導,守秘義務,人格尊重に基づいた対応,信頼関係醸成への努力等,対象者に対する責務を説明できる。 ・チーム医療・ケアに携わる関連職種の一員として,相互理解を高める。 ・社会的責務(情報の発信,公衆衛生活動への積極的な対応等)について説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
自己決定、生命、法と道徳、家族 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
基本的には講義形式で行うが、受講生との質疑応答、双方向の講義形式も組み入れる。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・各テーマにつき授業後に友人や家族と話すなどして、理想的な管理栄養士像を自分自身で構築する努力をすること。 ・各授業前に各自でレジュメをダウンロードしておくこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
・予習として、テキストの授業テーマ該当箇所を読み、論点を確認しておくことが望ましい。(30分程度) ・復習として、ノートにまとめておくこと。(30分程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・毎回の授業時に、授業アンケートをdotCampusを通じて提出してもらいます。アンケートに記載されたことに対して、次の授業時に、総評などを行います。 ・期末課題レポートについては、論述のポイント(採点基準)を課題提出期限後に提示する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・期末課題レポート(70%)、授業アンケート(30%) ・期末課題レポートは論述式で行い、その内容は授業中に取り扱った事項の基本的な理解・知識力と表現力を問うものであり、それらが到達目標に達したと評価された者を合格とする。 |
テキスト /Required Texts |
霜田求編『テキストブック 生命倫理〔第2版〕』(法律文化社)¥2,530 |
参考図書 /Reference Books |
①宮坂道夫著『医療倫理学の方法』医学書院¥2,800 ②加藤尚武著『現代倫理学入門』講談社学術文庫¥940 ③樋口 範雄著『ケース・スタディ生命倫理と法 第2版 (ジュリスト増刊)』 ムック¥3,200 ④金子章道著『学生と考える生命倫理』ナカニシヤ出版¥2,000 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 |
オリエンテーション、生命倫理学とは? | ・講義の進め方および成績評価基準についての説明 ・生命倫理学の学問の特性を理解する。 |
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2 | 第2回 | 生命倫理、利用倫理、臨床倫理 | ・生命倫理学の4原則を学ぶ。 ・患者の自己決定権 |
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3 | 第3回 | 患者の自己決定権とインフォームド・コンセント | ・医療者の倫理について説明できる。 ・対象者に対するインフォームド・コンセントを説明できる。 |
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4 | 第4回 | 胎児の権利 | 「胎児の保護やその権利」の問題を具体的に学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 生殖に関する倫理 | 具体的生命倫理の問題を学ぶ(出生前診断)。 | |
6 | 第6回 | 脳死と臓器移植に関する倫理 | ・「脳死と臓器提供」の問題を具体的に学ぶ。 ・家族による判断 |
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7 | 第7回 | 終末期医療に関する倫理と生命倫 | 具体的生命倫理の問題を学ぶ(安楽死と尊厳死) | |
8 | 第8回 | まとめ | ・まとめ(栄養学部で生命倫理を学ぶ理由) ・期末課題レポートの説明 |