基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	臨床微生物学Ⅰ【再履修】【生命】／Clinical Microbiology Ⅰ
授業コード ／Class Code	B101091002
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	栄養学部／Nutrition
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	後期／AUTUMN
曜日・時限 ／Day, Period	火5(後期)／TUE5(AUT.)
単位数 ／Credits	1.0
主担当教員 ／Main Instructor	松田　広一／MATSUDA KOUICHI
科目区分 ／Course Group	【専門教育科目】　〈専門分野〉／*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH ADVANCED SUBJECTS〉
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
松田　広一／MATSUDA KOUICHI	栄養学部／Nutrition

授業の方法 ／Class Format	講義（対面）
授業の目的 ／Class Purpose	この科目では、栄養学部のDPに示す、科学的根拠に基づいて健康について考察できること、栄養学・保健衛生学の学問領域において的確に判断できることの基礎をなす知識の習得を目指す。 この科目では、ヒトの疾病の原因となる微生物のうち、主に細菌(スピロヘーター・リケッチア・クラミジアを含む)の特性と病原因子、検査法について学ぶ。
到　達　目　標 ／Class Objectives	1. ヒトの主な病原微生物(細菌・スピロヘーター・リケッチア・クラミジア)の特性について説明することができる。 2. それぞれの病原微生物に対する検査方法を把握し、結果の評価ができる。
授業のキーワード ／Keywords	グラム陽性桿菌、グラム陰性桿菌、腸内細菌科菌、ブドウ糖非発酵菌、抗酸菌、通性嫌気性菌、偏性好気性菌、偏性嫌気性菌、培地
授業の進め方 ／Method of Instruction	テキストに基づいて、個別の菌種毎に講義していきます。 したがって授業前には必ず、予習として該当箇所を一読してきてください。 なお、授業では毎回パワーポイントを用い、資料も配布しますので、復習用教材としても活用してください。 また学習習熟度を確認するため、小テストを実施することがあります。
履修するにあたって ／Instruction to Students	「微生物学Ⅰ・Ⅱ」の履修内容について、修得できていることを前提として授業を行います。関連分野の履修内容を復習してから授業に臨んでください。 小テストは原則として、既習内容から出題します。 授業後の復習は必ず行ない、重要点を整理したノートを作ること。
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	事前に、授業計画の各回で指示されたテキストの該当部分を読んでから授業に臨んでください。(目安として約30分) 授業は微生物学Ⅰ・Ⅱの知識を前提にして進められるので、必要に応じて各教科の講義内容を復習した上で授業に臨んでください。 授業後は各回の授業内容を整理し、他の教科との関連も含めて整理しておくようにしてください。(目安として約1時間) 理解が不十分であると感じた点は、教員に質問するなどして十分理解できるよう努めてください。 なお、参考図書は予習・復習に役立つものとして推薦しています。重要な内容は授業の中でも紹介していきます。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	授業の理解度をはかるため、 小テストを適宜実施します。答案の内容については、授業の中または答案のオンライン提出時に要点を解説します。 また栄養学部では、定期試験を実施します。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	定期試験(60%)、小テスト(20%)、授業中の質疑・発表(20%)の割合で、総合的に評価する。
テキスト ／Required Texts	最新臨床検査学講座『臨床微生物学』 松本哲哉 編集、医歯薬出版、¥5,800＋税
参考図書 ／Reference Books	①標準臨床検査学『微生物学・臨床微生物学・医動物学』 一山智・田中美智男、医学書院、¥5,400＋税 ②『標準微生物学』(第12版) 中込治・神谷茂、医学書院、¥7,000＋税 ③『イラストレイテッド 微生物学』[原書3版] 松本哲哉・舘田一博、丸善出版、¥7,800＋税

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	細菌(1)	グラム陽性球菌について学ぶ。 　　Micrococcus科、Streptococcus科
2	第2回	細菌(2)	グラム陰性球菌・球桿菌について学ぶ。 　　Neisseria科(Neisseria属、Moraxella属、その他)
3	第3回	細菌(3)	グラム陰性桿菌について学ぶ(1) 　　腸内細菌科(共通性状、検査法、各論)
4	第4回	細菌(4)	グラム陰性桿菌について学ぶ(2) 　　Vibrio科、Pasteurella科(Haemophilus属、その他)、その他
5	第5回	細菌(5)	好気性菌・その他の菌について学ぶ。 　　Pseudomonas科、Legionella科、微好気性菌(Campylobacter属、Helicobacter属)、その他
6	第6回	細菌(6)	抗酸菌について学ぶ。 　　Mycobacterium科 嫌気性菌について学ぶ(1) 　　嫌気性菌総論、各論(Bacteroides属、その他)
7	第7回	細菌(7) スピロヘータ	嫌気性菌について学ぶ(2) 　　Clostridium属、その他 スピロヘータ科について学ぶ。 　　Spirochaeta科
8	第8回	リケッチア クラミジア	リケッチア科・クラミジア科について学ぶ。 　　Rickettsia科、Chlamydia科、その他