科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
臨床生理学Ⅰ 【臨検】/Clinical Physiology Ⅰ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B100941001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(前期)/TUE2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
和田 晋一/WADA SHINICHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門分野〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH ADVANCED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
和田 晋一/WADA SHINICHI | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この科目では、栄養学部のDPに示す、科学的根拠に基づいて健康について考察できること、栄養学・保健衛生学の学問領域において的確に判断できることの基礎をなす知識の修得を目指す。 人体の構造や機能を理解し、生体機能情報を収集するための生理学的検査の概要について学修する。さらに、心電図および呼吸器機能検査の理論について修得し、その結果解析と評価について学修する。 なお、この授業の担当者は、病院での臨床検査業務を長年経験している。実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から病院内の臨床検査および臨床検査技師の役割等について解説するものとする。 ◎なお、本講義は各臓器別の実践的教育から構成されています。臨床生理学に関する業務を30年以上経験している、実務経験を有する教員によって行われるので、より実践的観点から臨床生理学の役割を解説するものです。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・生理学的検査の種類を列挙でき、その役割と測定意義を説明できる。 ・心電図検査の目的と方法を理解し、その検査結果の解析と評価ができる。 ・呼吸器系の検査の目的と方法を理解し、その検査結果の解析と評価ができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
心電図、呼吸機能検査 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
教科書、配布資料、パワーポイントを用いて進めます。 一部、オンライン授業を実施することもあるます(その場合は掲示などで連絡します)。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
人体の構造や機能、各種疾患についての知識が必要となるため、1年生で履修した解剖生理学、臨床検査医学総論、病理学を復習して授業に臨むようにしてください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
教科書の該当部分を読んでから授業に臨んでください。(目安として約30分) 授業は解剖生理学などの基礎知識を必要となるため、各教科の講義内容を復習した上で授業に臨んでください。 授業後は各回の授業内容を復習し、整理しておくようにしてください。(目安として約1時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業の理解度を確かめるため、小テストを実施することがあります。その重要ポイントは講義で説明します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験(100%)として評価します。 |
テキスト /Required Texts |
最新臨床検査学講座 生理機能検査学 第2版/東條尚子・川良徳弘 編著/医歯薬出版 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 臨床生理学総論 | 生理機能検査の種類とその概要、検査の目的と業務範囲、検査の注意事項、患者の心理と対応について学ぶ。 | |
2 | 第2回 | 心電図検査の基礎(1) | 循環器系の働きと心臓の電気伝導について学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 心電図検査の基礎(2) | 心電図発現の機構と波形の成り立ち、誘導法などについて学ぶ。 | |
4 | 第4回 | 心電図検査の基礎(3) | 心電計の構造と取扱い、心電図検査の実施方法と注意事項について学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 正常心電図 | 各誘導で記録される正常心電図波形について学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 異常心電図(1) | 異常心電図の見分け方について学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 異常心電図(2) | 不整脈、心筋虚血などによる心電図変化について学ぶ。 | |
8 | 第8回 | その他の心電図 | 運動負荷心電図検査およびホルター心電図検査の目的、方法および臨床的意義について学ぶ。 | |
9 | 第9回 | 心音図検査 | 心音図検査の目的、方法および臨床的意義について学ぶ。 | |
10 | 第10回 | 脈管疾患検査 | 脈管疾患検査の目的、方法および臨床的意義について学ぶ。 | |
11 | 第11回 | 呼吸機能検査(1) | 呼吸器系の構造および働きを理解し、その機能評価を目的とした生理機能検査について学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 呼吸機能検査(2) | 肺活量、肺気量分画、肺コンプライアンス測定などの目的、方法および臨床的意義について学ぶ。 | |
13 | 第13回 | 呼吸機能検査(3) | 努力性肺活量、フローボリューム曲線、気道可逆性試験、呼吸抵抗、呼吸筋機能検査などの目的、方法および臨床的意義について学ぶ。 | |
14 | 第14回 | 呼吸機能検査(4) | 肺胞機能検査の目的、方法および臨床的意義について学ぶ。 | |
15 | 第15回 | 血液ガス、酸塩基平衡 | 血液ガス分析の目的、方法および臨床的意義と、酸塩基平衡の評価法と臨床的意義について学ぶ。 |