シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/21 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
医用工学概論実習 【臨検】/Practice in Introduction to Medical Engineering
授業コード
/Class Code
B100812001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木3(後期),木4(後期)/THU3(AUT.),THU4(AUT.)
単位数
/Credits
0.7
主担当教員
/Main Instructor
岸本 和昌/KISHIMOTO KAZUMASA
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈専門基礎分野〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH BASIC SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岸本 和昌/KISHIMOTO KAZUMASA 栄養学部/Nutrition
田中 雄己/TANAKA YUKI 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(実習)
授業の目的
/Class Purpose
本学部のDP(ディプロマ・ポリシー):思考・判断「1.科学的根拠に基づいて人の健康を検 証できる。」、技能・表現「1.人と十分なコミュニケーションをすることができ、適切な医療検査を実践できる。3.臨床検査技師のリ一ダーとして社会の幅広いフィールドご活躍できる技能を習得している。」に関連して、本実習では以下に示す教育目標と教科内容に沿って、医用工学ならびに臨床検査学の観点から実習する。

医用工学概論で学んだ基礎知識を基本として、種々のトランスデューサ・ダイオード・トランジスタを組み込んだ基礎的な電気回路やCR回路を作製して、それぞれの特性を理解した上で医療機器に対する理解を深めることを目的とする。

この実習の担当者は、病院での臨床工学技士業務を14年経験し、現在も勤務している。
実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から医用工学について解説し理解を深めてもらう。
到 達 目 標
/Class Objectives
1. 回路シミュレータの取り扱いができる
2. 回路シミュレータ上で基本的な電気回路を組み立てられる。
3. 電子部品の取扱い方、増幅素子の特性、変換装置の特性等を説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
オームの法則、直流と交流、ダイオード、CR回路、トランジスタ、オペアンプ
授業の進め方
/Method of Instruction
回路シミュレータを用いて課題の電子回路を構築し、データを取り、レポートを提出する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
履修した医用工学概論の学習内容のうち、電気・電子工学の基礎、医用電子回路、生体情報の収集を中心に復習してから実習に臨むこと。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
実習前に座学『医用工学概論』の学習内容を復習することが望ましい(約30分)。 学修また授業後は復習とレポート作成が必要である(1~2時間程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各回の実習課題におけるレポート提出を求める。多数に理解不十分な項目については授業中に解説する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
積極的な実習態度であることを前提とし、レポートにより評価する。
テキスト
/Required Texts
『最新臨床検査講座 医用工学概論』 嶋津秀昭他著 医歯薬出版
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション、回路シミュレータの活用 基礎的な回路図を基に回路シミュレータの操作方法を習得する。
2 第2回 オームの法則、キルヒホッフの法則の証明 電気回路の基礎となるオームの法則、キルヒホッフの法則の証明について、実習を通して確認する。
3 第3回 CR回路の実験 CR回路について、時定数を求めるとともに周波数特性について考察する。
4 第4回 ダイオードの電気的特性 ダイオードに電圧を加え、回路に流れる電流を測定してダイオードの特性を理解する。
5 第5回 整流回路の実験 ダイオードを用いた半波整流回路と全波整流回路から効率について考察する。
6 第6回 トランジスタの実験 トランジスタを用いた増幅回路からトランジスタの定式化された特性について検証する。
7 第7回 オペアンプの実験 差動増幅器の動作原理とその特性について実習し、生体信号取得の原理を理解する。
8 第8回 論理回路 論理回路の動作について実習を通して理解する。

科目一覧へ戻る