科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
卒業研究【選択科目】(石井先生)/Research in Nutrition |
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授業コード /Class Code |
B100691004 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他/OTHERS |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
石井 剛志/ISHII TAKESHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈管理栄養学専攻選択科目〉/*** MAJORS *** 〈管理栄養学専攻選択科目〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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石井 剛志/ISHII TAKESHI | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
【対面授業(実験・演習)】 |
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授業の目的 /Class Purpose |
卒業研究は、栄養学部のDPに示す科学的根拠に基づいて人の健康について考察できる思考・判断力を身につけるとともに、管理栄養士や栄養教諭のリーダーとして社会で活躍できる技能を習得し、医療関係、食品関係、食育関係などの分野の担いてとして責任を十分に果たす自覚を持つことを目指す。 この科目は4年次(卒業年次)の所属部門で、所属する教授・准教授・講師あるいは助教から与えられた研究課題に関して知見を広め、実験技術を修得して研究成果を出すものであり、管理栄養士として求められる基本的な資質・能力のうち、特に「科学的態度の形成と科学的探究」を育むものである。したがって、卒業研究は単に研究成果を追い求めるだけのものではなく、栄養学研究の基礎から応用までの必要性を理解し、研究成果を実践に応用・活用させるとともに、実践現場から栄養学研究の促進と成果の発信を行い、栄養学の発展と実践の質の向上に寄与するものである。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
【卒業研究の活動成果としての目標(成績評価対象)】 ・ 関係研究論文を検索・理解できる ・ 教員の指導の下で適切に研究を遂行できる ・ 研究内容・成果を論理的思考に基づいて文章で表現できる ・ 卒業研究発表会で研究成果を理路整然と発表でき、質疑に対して回答できる 【卒業研究を通じて育む素養としての目標】 ・ 研究倫理を説明できる ・ 実践現場の課題と研究のつながりを説明できる ・ 科学的探究における批判的思考の必要性を理解し、説明できる ・ 科学的根拠に基づく思考力を修得する ・ 情報を収集・選択し活用する能力を修得する ・ 自律的に学び続ける能力を修得する |
授業のキーワード /Keywords |
論文検索、実験、資料整理、研究討論、論文作成、口頭発表 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
卒業研究の進め方は「研究テーマ」により各人で異なるが、基本的には以下の通りに進行する。 研究立案-実験の実施-データ解析-得られたデータについて討論-論文作成-卒業研究発表 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
履修の可否および担当教員は、履修前年度に学部の取り決めに応じて決定する。卒業研究は個々の学生が主体的に実施することから、時間割上配当された時間ですべてを行うことができない。したがって、それ以外の空き時間や春季休業(3年次の2,3月)・夏季休業(4年次の8,9月)期間中も実施することがある。特に春季休業期間は、基礎的な計算トレーニングに始まり、器具・装置の使用方法およびノートの作成方法などスタートアップとなる大切な期間であり、テーマの決定も行われる。十分な成果が得られれば学会や研究会で発表することがある。なお、研究進捗状況の確認と発表スキルの向上を目指し、プレゼン形式の報告会を定期的に実施する。また、研究指導については、食品機能学部門の実験助手や大学院生と共同で実施することがある。 【食品機能学部門:食品機能学研究室】 担当者:石井剛志 研究内容:食品の二次機能(味・色・物性)や三次機能(生体調節機能)の分子特性解析 研究課題: (1) ポリフェノールの機能性発現機構の分子化学的解析 (2) ビタミン様物質の機能性発現機構の分子化学的解析 (3) 渋味・えぐ味の発現機構と生理的意義の解明 (4) 嗜好性飲料(茶、珈琲、ワイン等)の味覚特性と食事相性の解明 (5) 機能性食品素材の新規評価・生産技術の開発 (6) 食品の機能性を向上させる調理加工・技術の開発 (7) 地域特産食品の創出・付加価値向上に資する成分分析 (8) 生活習慣病に関連する酸化ストレスマーカーの評価・解析技術の開発 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
研究課題に対する理解を深めるために、関連する文献(邦文・英文)を収集・精読すること(週1~2時間)。学内外の学術講演会や関連学会に積極的に参加して知識の習得に努めること(随時)。上記の授業計画は一般的な流れをまとめたものであり、研究や発表の準備状況および学生の意欲や予定(他講義の履修状況・臨地実習・就職活動等)に応じて、順番が前後したり、授業時間以外にも資料の整理・作成や発表練習の時間が必要となったりすることがある(教員ー学生間の双方の同意の上で実施する)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
実験結果を指導教員に定期的に提出し、研究に対する理解を深めるためのディスカッションを行う。研究の進捗状況やプレゼンテーション用の資料の作成状況は、中間発表時の評価で改善・進展に向けた指導を行い、卒業研究発表会の準備時に更に評価して、内容の精査・改善を進める。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
勉強会・中間発表会(資料作成状況・発表・質疑応答)取り組み(必要時間に対する実施割合・実験ノートの作成・データ整理・結果の定期報告)卒業研究発表(要旨・発表会)の成果から到達目標の達成度を総合的に評価する。配点は勉強会・報告会(40%)取り組み(30%)卒業研究発表(30%)として100点満点に換算し、60点以上を合格とする。履修希望の際にコアタイム制(月曜~金曜日10時~17時30分(1時限目がある場合には9時30分~17時)は基本的に登学)への同意を得ていることから、特段の理由のない過度な欠席が認められる場合には、本人と話し合いのもと成績判定や履修の可否に出欠状況を考慮する場合がある。 |
テキスト /Required Texts |
卒業研究に必要となるテキストや文献等は指導教員が適宜配布するほか、各自で文献検索を行い収集する。 |
参考図書 /Reference Books |
卒業研究に必要となる参考図書は指導教員が適宜貸与するほか、各自で図書館等から収集する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 研究課題の決定 | 指導教員と打ち合わせにより研究課題を決定する。 | |
2 | 第2回 | 研究背景の理解(1) | 研究背景の理解に向けて研究室の先行研究や文献等の調査を行う。 | |
3 | 第3回 | 研究背景の理解(2) | 研究背景の理解に向けて研究室の先行研究や文献等の調査を行う。 | |
4 | 第4回 | 研究計画の決定 | 指導教員と打ち合わせにより研究計画を決定する。 | |
5 | 第5回 | 研究(1) | 実験・調査を遂行する。 | |
6 | 第6回 | 研究(2) | 実験・調査を遂行する。 | |
7 | 第7回 | 研究(3) | 実験・調査を遂行する。 | |
8 | 第8回 | 研究(4) | 実験・調査を遂行する。 | |
9 | 第9回 | 研究(5) | 実験・調査を遂行する。 | |
10 | 第10回 | 研究(6) | 実験・調査を遂行する。 | |
11 | 第11回 | 研究(7) | 実験・調査を遂行する。 | |
12 | 第12回 | 研究(8) | 実験・調査を遂行する。 | |
13 | 第13回 | 中間発表の準備(1) | 結果を整理し研究室内の中間発表会の資料を作成する。 | |
14 | 第14回 | 中間発表の準備(2) | 結果を整理し研究室内の中間発表会の資料を作成し発表練習を行う。 | |
15 | 第15回 | 中間発表会 | 研究室内の中間発表会で成果を発表しプレゼンテーション指導を受ける。 | |
16 | 第16回 | 研究計画の確認・変更 | 中間発表会を踏まえた打ち合わせにより今後の研究計画を確認・変更する。 | |
17 | 第17回 | 研究(9) | 実験・調査を遂行する。 | |
18 | 第18回 | 研究(10) | 実験・調査を遂行する。 | |
19 | 第19回 | 研究(11) | 実験・調査を遂行する。 | |
20 | 第20回 | 研究(12) | 実験・調査を遂行する。 | |
21 | 第21回 | 研究(13) | 実験・調査を遂行する。 | |
22 | 第22回 | 研究(14) | 実験・調査を遂行する。 | |
23 | 第23回 | 研究(15) | 実験・調査を遂行する。 | |
24 | 第24回 | 文献抄読(1) | 研究室内の勉強会で文献を抄読し内容について議論する。 | |
25 | 第25回 | 文献抄読(2) | 研究室内の勉強会で文献を抄読し内容について議論する。 | |
26 | 第26回 | 卒業研究発表の準備(1) | 研究成果を整理する。 | |
27 | 第27回 | 卒業研究発表の準備(2) | 研究成果を整理し指導教員との打ち合わせにより発表方針を決定する。 | |
28 | 第28回 | 卒業研究発表の準備(3) | 卒業研究発表会の要旨とプレゼンテーション資料を作成する。 | |
29 | 第29回 | 卒業研究発表の準備(4) | 卒業研究発表会のプレゼンテーション資料を作成し発表練習を行う。 | |
30 | 第30回 | 卒業研究発表会 | 学部主催の卒業研究発表会で成果を発表する。 |