科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
調理学/Science of Cookery |
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授業コード /Class Code |
B100482001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木2(後期)/THU2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
水野 千恵/MIZUNO CHIE |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基礎分野〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED FIELD WITH BASIC SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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水野 千恵/MIZUNO CHIE | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
管理栄養士養成課程における専門基礎分野「食べ物と健康」の科目である。食品の調理特性を理解し、食事設計や調理に活用し、栄養学部のDPに示す管理栄養士として社会で貢献できる知識・技術を習得する。本講義では、下記の管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)をもとに講義を進める。 ◎管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)大項目 7.食事設計と栄養・調理 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.代表的な調理法について理解する。 2.食品の調理操作による栄養・物性の変化について理解する。 3.栄養面、安全面、嗜好面の各特性を高める食品の加工や調理の方法を理解して修得する。 4.嗜好の主観的、客観的評価法について理解する。 5.嗜好を満たしつつ栄養素の適切な摂取が可能な食事計画を立てることができるようにする。 6.自身の食生活にも留意して適切な食事ができるようにする。 |
授業のキーワード /Keywords |
調理、健康、食事設計、おいしさ |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
食品、料理、食事に関心を持ち、食品素材の調理特性を知り、自宅での料理作りにおいても、食材の調理による変化を観察し、よりおいしいものをつくることを心がける。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
予めテキストの該当部分を読んで授業に臨むこと(30分程度)。授業後は、授業の内容を整理して復習すること(1時間程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
課題を適宜出す。課題および小テストについては、講評する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小テスト20%、定期試験80%として評価する。 |
テキスト /Required Texts |
①管理栄養士講座「四訂 健康・調理の科学-おいしさから健康へ-」、 大越ひろ・高橋智子 編、建帛社 ②「日本食品成分表2023八訂」医歯薬出版 ③「調理のためのベーシックデータ第6版」女子栄養大学出版部 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 食事の意義と調理学 | 食べるということについて多角的、科学的にとらえ、その重要性を認識する。 | |
2 | 第2回 | 調理操作① | 調理用エネルギー源について理解する。 非加熱調理操作と調理器具について理解する。 |
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3 | 第3回 | 調理操作② | 加熱調理操作について理解する。 | |
4 | 第4回 | 調理操作③ | 調味操作と主な調味料の調理特性について理解する。 | |
5 | 第5回 | 炭水化物を多く含む食品の調理性 | 米、小麦粉、いも類、豆類の調理と調理特性について理解する。 | |
6 | 第6回 | たんぱく質を多く含む食品の調理性 | 食肉、魚介類、鶏卵、牛乳、乳製品の調理と調理特性について理解する。 | |
7 | 第7回 | ビタミン・ミネラルを多く含む食品の調理性 | 野菜類、果物類、種実類、きのこ類、海藻類、山菜類の調理と調理特性について理解する。嗜好飲料について理解する。 | |
8 | 第8回 | 成分抽出素材の調理性 | でんぷん、ゲル化剤(ゼラチン、寒天等)の調理特性について理解する。 | |
9 | 第9回 | 調理と嗜好性① | おいしさと人体のかかわり、食べ物を構成する基本的要因や食べる人の基本的要因について理解する。 | |
10 | 第10回 | 調理と嗜好性② | テクスチャーを感じる仕組みと栄養・生理的役割、テクスチャーと健康機能(高齢者の食介護の視点から)、食嗜好の形成を理解する。 | |
11 | 第11回 | 調理と嗜好性③ | おいしさの測定法(主観的評価-官能評価、客観的評価-機器測定)について理解する。 | |
12 | 第12回 | 食事設計① |
食事設計の意義について理解する。 健康日本21(第二次)や食事バランスガイド、日本人の食事摂取基準をもとにした、対象に適した食事設計について理解する。 |
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13 | 第13回 | 食事設計② |
日本食品標準成分表について理解し、活用方法を学ぶ。 | |
14 | 第14回 | 食事設計③ | 食事計画の流れについて理解する。献立作成基準を設定し、食品構成と食品群別給与栄養量を算出し、これに基づいた献立作成の技術を修得する。 | |
15 | 第15回 | 食事設計④ | 献立作成を体系的にとらえ、PDCAサイクルを意識した運用について理解し実践できる。供食、食卓構成、食事環境について理解する。 |