科目一覧へ戻る | 2023/05/11 現在 |
開講科目名 /Class |
食品栄養学特殊講義/Special Topics in Food and Nutritional Science |
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授業コード /Class Code |
K010131001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
博士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他/OTHERS |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
石井 剛志/ISHII TAKESHI |
科目区分 /Course Group |
食品薬品総合科学研究科 【食品薬品総合科学専攻】/食品薬品総合科学研究科 【食品薬品総合科学専攻】 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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石井 剛志/ISHII TAKESHI | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
【対面授業(講義・演習)】 |
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授業の目的 /Class Purpose |
食品成分の化学構造や機能性に基づいた疾病予防および健康増進に関し、高度な専門知識を修得するとともに、その知識を栄養学と薬学の境界領域に活用し、社会の発展と科学の進歩に貢献できる素養と技術を修得し、食品薬品総合科学研究科のDPに示す、栄養、食品、薬品、医療の分野に関して、最先端の高度な知識を修得し、研究対象や研究方法を自ら見出し、展開する研究遂行能力を獲得することを目指す。その際。栄養学と薬学の境界領域での斬新な発想、論理的な思考によって社会の発展と科学の進歩に貢献でき、さらに国際的に活動できる能力を身につけたオピニオンリーダーになることを重点課題とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・食品成分による疾病予防の発現機構について、化学構造や生体応答の観点から説明できる ・食と健康に関する情報を適切に収集し、自らの考えに基づいて研究や業務に応用できる ・食品の機能性や安全性について、科学的な観点から専門的に議論・考察できる |
授業のキーワード /Keywords |
生体機能調節、食品成分、ポリフェノール、生体調節機能、機能性発現機構、酸化ストレス 論文検索、論文講読、討論 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
最新の学術論文の講読と内容紹介(プレゼンテーション)に基づく討論を中心とする。担当教員や当該分野を専門とする研究者の成果や企業開発者の現状についても紹介し、討論する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
研究分野により各履修者の専門や知識の幅は大きく異なると思われるが、食品栄養学分野の最新の研究内容を正確に理解するために、少なくとも生化学、有機化学、分析化学、物理化学等に関する基礎的な知識(大学卒業レベルの内容)については確認し理解しておくこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
日頃から専門の論文を収集・講読するよう心がけること(月に5~10報程度)。また、各講義の終了後は関連論文を検索し、熟読して内容を確認すること(2時間)。必要な学修時間は各人の専門分野により異なるが、演習課題に対しては週に1~3時間程度を確保し、論文の講読やプレゼンテーションの作成に取り組むこと。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
講読した学術論文の内容に関するプレゼンテーションについては、改善点を随時指導し、当該分野の専門家として十分な素養が身に着くよう、包括的な理解を目指す討論を実施する。研究動向の紹介後にレポート課題(講義内容の要約と意見)を課す。レポート課題の返却時には、当該分野の研究に関する知識や疑問点、論理的な思考に焦点を当てた討論を行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
到達目標に掲げる3つの能力は食品の機能を成分の化学構造や生体応答の観点から科学的根拠に基づき解明しようとする研究者にとって必須の専門的能力であり、日頃から関連論文を検索・確認し、内容を考察討論することにより培われる。専門的能力を測ることは容易ではないが、それらの素養はレポート、論文講読、討論の状況・内容から窺い知れる。よって、レポート(提出状況・内容)、論文講読(資料・プレゼンテーション・質疑応答)、討論(内容)から到達目標の達成度を総合的に評価する。配点はレポート(30%)プレゼンテーション(30%)討論(40%)として100点満点に換算し、60点以上を合格とする。出席点(加点)は設けていないが、出席3分の2未満の場合は評価の対象とせず不合格とする。 |
テキスト /Required Texts |
自ら検索・収集した最新の論文、総説、専門書(貸与有)がテキストとなる |
参考図書 /Reference Books |
各種専門書(担当教員に要相談・貸与有) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 【講義の進め方・講義で購読する論文の検索】 ・本講義の進め方や取り組み方を理解し、講読する論文を検索・決定する 〔予習・復習:PubMed等による論文の検索・確認〕 |
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2 | 第2回 | 炭水化物の生体調節機能 (栄養的役割を除く) |
【学術論文の講読と考察】 ・当該分野に関する最新の学術論文をプレゼン形式で紹介し理解を深める 〔予習:講読論文の検索・資料作成 復習: 質問・指摘事項の精査・確認〕 |
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3 | 第3回 | アミノ酸・ペプチド・タンパク質の生体調節機能 (栄養的役割を除く) |
【学術論文の講読と考察】 ・当該分野に関する最新の学術論文をプレゼン形式で紹介し理解を深める 〔予習:講読論文の検索・資料作成 復習: 質問・指摘事項の精査・確認〕 |
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4 | 第4回 | 脂質の生体調節機能 (栄養的役割を除く) |
【学術論文の講読と考察】 ・当該分野に関する最新の学術論文をプレゼン形式で紹介し理解を深める 〔予習:講読論文の検索・資料作成 復習: 質問・指摘事項の精査・確認〕 |
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5 | 第5回 | ビタミンの生体調節機能 (栄養的役割を除く) |
【学術論文の講読と考察】 ・当該分野に関する最新の学術論文をプレゼン形式で紹介し理解を深める 〔予習:講読論文の検索・資料作成 復習: 質問・指摘事項の精査・確認〕 |
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6 | 第6回 | ポリフェノール(非フラボノイド系)の生体調節機能 | 【学術論文の講読と考察】 ・当該分野に関する最新の学術論文をプレゼン形式で紹介し理解を深める 〔予習:講読論文の検索・資料作成 復習: 質問・指摘事項の精査・確認〕 |
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7 | 第7回 | ポリフェノール(フラボノイド系)の生体調節機能 | 【学術論文の講読と考察】 ・当該分野に関する最新の学術論文をプレゼン形式で紹介し理解を深める 〔予習:講読論文の検索・資料作成 復習: 質問・指摘事項の精査・確認〕 |
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8 | 第8回 | 含硫化合物の生体調節機能 | 【学術論文の講読と考察】 ・当該分野に関する最新の学術論文をプレゼン形式で紹介し理解を深める 〔予習:講読論文の検索・資料作成 復習: 質問・指摘事項の精査・確認〕 |
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9 | 第9回 | その他成分(辛味・香気物質等)の生体調節機能 | 【学術論文の講読と考察】 ・当該分野に関する最新の学術論文をプレゼン形式で紹介し理解を深める 〔予習:講読論文の検索・資料作成 復習: 質問・指摘事項の精査・確認〕 |
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10 | 第10回 | 研究動向の紹介(1) | 【酸化ストレスと疾患に関する講義形式による紹介と討論】 ・酸化ストレスと疾患の関係について疾患マーカーの観点から討論する 〔予習:参考図書該当箇所の通読 復習:関連論文の検索・確認〕 |
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11 | 第11回 | 研究動向の紹介(2) | 【酸化ストレス疾患と食生活に関する講義形式による紹介と討論】 ・酸化ストレスと食生活の関係について発症・予防の観点から討論する 〔予習:参考図書該当箇所の通読 復習:関連論文の検索・確認〕 |
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12 | 第12回 | 研究動向の紹介(3) | 【食品の嗜好機能と生理的意義に関する講義形式による紹介と討論】 ・食品の嗜好機能について生理的意義の観点から討論する 〔予習:参考図書該当箇所の通読 復習:関連論文の検索・確認〕 |
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13 | 第13回 | 研究動向の紹介(4) | 【食品の生体調節機能と機能性発現機構に関する講義形式による紹介と討論】 ・食品の生体調節機能について発現機構に基づき討論する 〔予習:参考図書該当箇所の通読 復習:関連論文の検索・確認〕 |
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14 | 第14回 | 研究動向の紹介(5) | 【食品の生体調節機能と機能性食品開発に関する講義形式による紹介と討論】 ・機能性食品開発の現状を理解し、研究成果の実用化について討論する 〔予習:参考図書該当箇所の通読 復習:関連論文の検索・確認〕 |
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15 | 第15回 | 総合討論 | 【自ら選択・収集した機能性成分の研究動向に関する総合討論】 ・興味対象の学術論文を収集し、得られた情報に基づき総合的に討論する 〔予習:討論事項の情報収集 復習: 未理解事項に関する自己学習〕 |