科目一覧へ戻る | 2023/07/26 現在 |
開講科目名 /Class |
医療教育学特講 【総リ/博士/土曜集中】/Advanced Medical Education |
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授業コード /Class Code |
K000872001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
博士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期集中/AUTUMN INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他(後期)/OTHERS(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
岩井 信彦/IWAI NOBUHIKO |
科目区分 /Course Group |
〈専門基礎科目〉 /〈BASIC SPECIALIZED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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秋川 陽一/AKIKAWA YOUICHI | 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
岩井 信彦/IWAI NOBUHIKO | 理学療法学科/Physical Therapy |
大山 摩希子/OYAMA MAKIKO | 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
藤原 瑞穂/FUJIWARA MIZUHO | 作業療法学科/Occupational Therapy |
堀 寛史/HORI HIROFUMI | 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
間瀬 教史/MASE KYOSHI | 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
吉川 ひろみ/YOSHIKAWA HIROMI | 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
「講義」遠隔授業。 院生との討論を重視する。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本研究科では、人と社会を見据える広く深い学識を備え、高度な専門知識や技能を身につけることをその目的に人材育成を行っている(DP1)。リハビリテーション医学教育においては教育学に関して体系的に学ぶ機会はあまり多くないにも関わらず、臨床現場では後進の卒後教育や臨床実習生に対する卒前教育など教育にも関わることが多い。 対象者の能力を引き出し、生活活動を自立させていくことを主眼としているリハビリテーション医学では、教育学に関する知見を臨床活動に大いに活かすことによって、効果的な帰結を得る可能性が拡大する。また、実質的な教育活動も求められるので、医療をベースにした教育学とその実践方法を学ぶことはリハビリテーション専門職にとって意義のあることと思われる。 本科目の講師陣は教育学の専門家と臨床実習指導、卒後教育に実績のある理学療法士、作業療法士で構成される。具体的なテーマを設定し講義を中心としながらも、院生との討論を交えながらこの授業を進めていく。また、「医療教育学特講演習」とも歩調を併せながら進めていく。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
本科目では医療教育学(教育学、教育方法、教育カリキュラム、臨床実習教育評価など)に関し、教育原理、教育心理学、人間関係論等を基礎としながら、養成校教育、臨床実習教育、卒後教育に焦点をあて、効果的な教育法に関する知識を培い、知見を広めることを目的とする。 |
授業のキーワード /Keywords |
専門職教育 臨床実習教育 生涯教育 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心としながら、院生との質疑応答、院生同士の討議を交えながらこの授業を進めていく。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
教員を交えて院生同士で討議し、望ましい医療リハビリテーション教育は何かを考えていきたい。積極的に参加して欲しい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
今まで受けてきた医療専門教育やこれから実践していきたい医療教育について予習すること(1時間程度)。自分の考えをまとめてから授業に臨んで下さい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
教育活動に関する実践をレポートにて報告を求めることがある。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
発言・討議への参加状況80%、レポート20% とし総合的に判断する。 |
テキスト /Required Texts |
各教員が授業時に紹介または配布 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回秋川 | 教育学概説1 | 「教育」とは何か?-その多角的考察 | |
2 | 第2回秋川 | 教育学概説2 | 「教育」の原理を踏まえた、教育実践(とくに大学における教育実践)の検討 | |
3 | 第3回大山 | 教育心理学 | 認知科学のフレームワークから「教育心理学」の役割を考える | |
4 | 第4回 吉川 | 人間関係論について1 | 目的のある社会交流の質を構成する要素を学修する | |
5 | 第5回 吉川 | 人間関係論について2 | 集団における人間関係の形成について学修する | |
6 | 第6回 吉川 | 教育設計1 | 集団を対象とした研修における導入法を学修する | |
7 | 第7回 吉川 | 教育設計2 | 集団を対象とした研修における展開法を学修する | |
8 | 第8回 藤原 | 教育方法論 | 省察的実践者の教育と方法について学修する | |
9 | 第9回 藤原 | 臨床教育論 実習前評価 | 客観的臨床技能評価と共用試験について学修する | |
10 | 第10回 岩井 | 臨床教育論 実習評価1 | 教育評価の概要ーポートフォリオ評価とパフォーマンス評価ー | |
11 | 第11回 岩井 | 臨床教育論 実習評価2 | パフォーマンス評価ールーブリック評価に着目してー | |
12 | 第12回堀 | 臨床推論教育学1 | 論理的思考実践―トゥールミンモデルを利用した論証モデル― | |
13 | 第13回 堀 | 臨床推論教育学2 |
批判的思考実践―哲学的批判と心理的批判― | |
14 | 第14回 間瀬 | 臨床実習の教育水準1 | 臨床実習の到達目標設定の背景 | |
15 | 第15回 間瀬 | 臨床実習の教育水準2 | 臨床実習の到達目標とその基準 |