科目一覧へ戻る | 2024/01/18 現在 |
開講科目名 /Class |
システム分析論特殊研究/Advanced Research in System Analysis |
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授業コード /Class Code |
K000412001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
博士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
曜日・時限 /Day, Period |
金3(前期),金3(後期)/FRI3(SPR.),FRI3(AUT.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
今野 勤/KONNO TSUTOMU |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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今野 勤/KONNO TSUTOMU | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
講義、演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
企業をひとつのシステムと見たときに、どのように分析し、問題点を明らかにし、そのシステムをどのように再構築するか、その方法論を習得する。システム分析論特殊講義で学んだ内容を、演習を通じて理解する。 なお、経済学研究科のディプロマポリシー 1.知識・理解 経済学・経営学に関する高度な専門知識を有する。 2.思考・判断 経済学・経営学の学問領域の高度な研究方法をもって、自ら設定した課題を総合的に考察することができる。 3.関心・意欲 修得した高度な専門知識を社会で応用することに関心があり、社会の発展に貢献したいと考えている。 4.技能・表現 修得した高度な専門知識を社会に向けて的確かつ簡明に伝えることができる。 いずれにも対応している。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
シックスシグマ及びTQMの考え方、手法を理解することによって、企業におけるプロジェクト及び仕組みの改善による問題解決ができるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
シックスシグマ DMAIC TQM |
授業の進め方 /Method of Instruction |
オリジナルパワーポイント資料による講義と、EXCELによる演習問題及び、TQM実践事例の解説によって、新しい製造業のビジネスモデルを構築する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
システム分析論特殊講義を履修していることが望ましい。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業で出題される課題を自分で解くこと。目安の時間は、1時間。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
システム分析の課題を2回提出してもらう |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
出席回数及び受講態度50%、課題提出50%でよって評価する。 |
テキスト /Required Texts |
オリジナルパワーポイント資料 オリジナル演習データ |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | プロローグ | プロローグ 機会の定義:企業における経営戦略とシックスシグマとTQM DMAIC概要、DFSS概要、TQMとビジネスモデル |
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2 | 第2回 | 業務機会妥当性の確認 | 業務機会妥当性の確認と実情説明書 プロジェクト効果の考え方,チャーター見直し プロジェクトマネジメント ビジネスリスクマネジメント 目標達成の計画 日常管理 |
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3 | 第3回 | プロセスの文書化と分析 | プロセスの文書化と分析 顧客要求の定義 日常管理の進め方 |
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4 | 第4回 | 品質機能展開(QFD) | 品質機能展開(QFD) 言語データ・情報整理法(親和図法)&演習 新製品開発 |
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5 | 第5回 | 言語データ・情報整理法(系統図法)&演習 | 言語データ・情報整理法(系統図法)&演習 情報収集の方法(グループインタビュー、アンケート調査法) 測定概論 |
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6 | 第6回 | 測定対象の決定 | 測定対象の決定 因果マトリックス 測定を管理する |
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7 | 第7回 | バラツキを把握する | バラツキを把握する シグマパフォーマンスの算出 ヒストグラムと工程能力 |
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8 | 第8回 | 測定の誤差を把握する | 測定の誤差を把握する パフォーマンスを分析する 管理図法 |
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9 | 第9回 | ANALYZE概論 | ANALYZE概論 真の原因を特定する(プロセスマップ・因果マトリックス演習 特性要因図 |
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10 | 第10回 | 故障の木解析(原因解析としてのFTA) | 故障の木解析(原因解析としてのFTA) |
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11 | 第11回 | 仮説検定・推定 | 仮説検定・推定 検定の考え方 計量値に関する検定推定&演習 計数値に関する検定推定&演習 |
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12 | 第12回 | 分散分析(ANOVA) | 分散分析(ANOVA) 変動の分解 交互作用 |
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13 | 第13回 | 実験計画法 | 実験計画法 実験計画法とは |
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14 | 第14回 | 要因配置実験(一元、二元、多元配置実験) | 要因配置実験(一元、二元、多元配置実験) | |
15 | 第15回 | 直交表実験 | 直交表実験 線形推定論 応答曲面法 |
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16 | 第16回 | 相関・回帰分析 | 相関・回帰分析 | |
17 | 第17回 | 重回帰分析&演習 | 重回帰分析&演習 重回帰分析とその応用(数量化Ⅰ類) Lasso,リッジ回帰 |
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18 | 第18回 | 信頼性(ワイブル解析・累積ハザード解析) | 信頼性(ワイブル解析・累積ハザード解析) まとめと質疑 |
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19 | 第19回 | パフォーマンスの改善序論 | パフォーマンスの改善序論 改善案の創出(TRIZ一部含む) |
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20 | 第20回 | FMEA:故障影響モード解析(背反防止のFMEA:演習含む) | FMEA:故障影響モード解析(背反防止のFMEA:演習含む) | |
21 | 第21回 | タグチメソッド概論 | タグチメソッド概論 | |
22 | 第22回 | 技術論、動特性のSN比とパラメータ設計 | 技術論、動特性のSN比とパラメータ設計 | |
23 | 第23回 | タグチメソッド:静特性のSN比とパラメータ設計 | タグチメソッド:静特性のSN比とパラメータ設計 | |
24 | 第24回 | 機能窓法 | 機能窓法 | |
25 | 第25回 | ワークショップ演習(グループ演習) | ワークショップ演習 動特性の解析 |
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26 | 第26回 | 損失関数 | 損失関数 標準SN比 |
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27 | 第27回 | ソリューションの評価と選定 | ソリューションの評価と選定 変更の実施 パイロット計画の策定と実施 |
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28 | 第28回 | 管理図 | 管理図 QC工程表 |
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29 | 第29回 | 標準化 |
標準化 |
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30 | 第30回 | 問題解決ワークショップ | シックスシグマ、TQMの全体の見直し |