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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/01/18 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
経済政策特殊研究/Advanced Research in Economic Policy
授業コード
/Class Code
K000082001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
博士/
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年/FULL-YEAR
曜日・時限
/Day, Period
水1(前期),水1(後期)/WED1(SPR.),WED1(AUT.)
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
伴 ひかり/BAN HIKARI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伴 ひかり/BAN HIKARI 経済学部/Economics
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
本特殊研究の目的は,経済学研究科・博士後期課程のDPに掲げる,「経済学・経営学の高度な専門知識を修得し,研究者として独創的な研究を行い,社会の発展に貢献できる能力を持つ」に関係する.具体的には,貿易と環境(主としてCO2排出量)の関係を理解し,応用一般均衡モデルの1つであるはGTAP-Eモデルを用いて,貿易政策や炭素削減政策の効果,排出量取引の役割を考察する.
到 達 目 標
/Class Objectives
・貿易自由化や炭素削減などの経済政策課題について,適切なシミュレーション分析をある程度行うことができる(意識,技能).
・シミュレーション結果を論理的に解釈することができる(知識).
・研究結果を内容・形式ともに適切にまとめることができる(技能).
授業のキーワード
/Keywords
授業の進め方
/Method of Instruction
講義と質疑応答を中心に進める.必要に応じてパソコンの作業を伴う.
履修するにあたって
/Instruction to Students
講義の後半はノートブックPCを持参することが望ましい.
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
テキストや論文をあらかじめ読んでおく必要がある.学修の目安となる時間は,一律ではないものの,予習復習に平均的にはそれぞれ2時間程度が必要となる.
提出課題など
/Quiz,Report,etc
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポート80%,質疑応答20%で評価する.
テキスト
/Required Texts
伴ひかり(2011)『グローバル経済の応用一般均衡分析』晃洋書房.
参考図書
/Reference Books
Hertel, T. W. ed. (2008) Global Trade Analysis: Modeling and Application, Cambridge University Press.
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1-2回 イントロダクション 貿易と環境の問題の意義や,本講義で利用する応用一般均衡分析の概要を理解する.
2 第3-4回 貿易と環境1 貿易と環境の関係を理解する.
3 第5-6回 貿易と環境2 貿易と環境を巡る国際的取り組みを理解する.
4 第7-8回 炭素削減政策の基礎1 炭素削減政策の仕組みや動向について理解する.
5 第9-10回 炭素削減政策の基礎2 炭素削減政策の理論を理解する.
6 第11-12回 排出量取引の基礎1 排出量取引の仕組みや動向について理解する.
7 第13-14回 排出量取引の基礎2 排出量取引に関する理論を理解する.
8 第15-16回 前半のまとめ 前半部分のまとめと質疑応答
9 第17-18回 GTAP-Eモデルの基礎1 GTAP-Eモデルの基本構造を理解する.
10 第19-20回 GTAP-Eモデルの基礎2 GTAP-Eモデルにおける排出量取引の構造を理解する.
11 第21-22回 GTAP-Eデータベースの基礎 GTAPデータベースの構造と分析のための各種データ・ファイルを理解する.
12 第23-24回 GTAP-Eの操作方法1 GTAP-Eのデータベースの作成を修得する.
13 第25-26回 GTAP-Eの操作方法2 RunGTAPによるGTAP-Eモデルの実行を修得する.
14 第27-28回 シミュレーション分析1 炭素削減政策及び排出量取引のシミュレーションの方法を学ぶ.
15 第29-30回 シミュレーション分析2 シミュレーション結果の解釈の方法を学ぶ.

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