科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
西洋文化論方法論Ⅰ |
---|---|
授業コード /Class Code |
J011991001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期)/WED3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
服部 亮祐/HATTORI RYOSUKE |
科目区分 /Course Group |
〈西洋文化論〉 /COURSE OF WESTERN LANGUAGES AND CULTURES |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
服部 亮祐/HATTORI RYOSUKE | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、大学院人間文化学研究科のディプロマ・ポリシーの2と3に関連したものである。具体的には、第一言語獲得(子供の母語習得)研究の方法について、本分野の研究で利用されているデータベースの使い方や統計分析の仕方を、その活用事例を通して学ぶ。また、言語獲得論における基本的な考え方(e.g. パラメター理論、控え目法則)を研究例・実験例を通して学ぶ。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・子供の言語獲得に見られる特徴について理解を深める。 ・子供の発話データに対する統計分析の基本を身につける。 |
授業のキーワード /Keywords |
|
授業の進め方 /Method of Instruction |
学生ごとにテキストの英文を割り当て、自分の担当部分を、ハンドアウトやパワーポイント等を使って、日本語でわかりやすく発表してもらう。その後、質疑応答や教員による補足を交えながら理解を深める。また、実際の子供の発話データ(CHILDES)を分析する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
毎回各自必ずテキストと使い慣れた辞書を持参すること。予習をしっかり行い、積極的に議論に参加すること。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
予習をしっかり行うこと(90分程度)。訳読の担当になっている場合は、担当部分の英文の内容を日本語でわかりやすく説明できるように準備する。担当になっていない場合でも次回の授業で扱う英文を精読し、内容をできる限り事前に理解する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
発表の資料(パワーポイントまたはハンドアウト)を提出すること。授業内で発表の評価をフィードバックする。学期末には期末レポートを提出してもらう。これについては適宜添削指導を行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業での発表や発言等(60%)と期末レポート(40%)をもとに評価する。 |
テキスト /Required Texts |
授業内で指示する。 |
参考図書 /Reference Books |
Snyder, William (2007) Child Language: The Parametric Approach. Oxford: Oxford University Press. |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | イントロダクション | 授業の進め方、成績の付け方などの説明、担当決め | |
2 | 第2回 | The view from syntactic theory (1) | 生成文法理論・統語論に基づく言語獲得の考え方について | |
3 | 第3回 | The view from syntactic theory (2) | 生成文法理論・統語論に基づく言語獲得の考え方について | |
4 | 第4回 | The view from phonological theory | 音韻論に基づく言語獲得の考え方について | |
5 | 第5回 | The view from Children's spontaneous speech (1) | 子供の自発音声から読み取れる言語獲得の考え方について | |
6 | 第6回 | The view from Children's spontaneous speech (2) | 子供の自発音声から読み取れる言語獲得の考え方について | |
7 | 第7回 | Statistical methods for longitudinal studies (1) | 縦断研究における統計の手法について | |
8 | 第8回 | Statistical methods for longitudinal studies (2) | 縦断研究における統計の手法について | |
9 | 第9回 | Experimental methods for cross-sectional studies (1) | 横断研究における実験の手法について | |
10 | 第10回 | Experimental methods for cross-sectional studies (2) | 横断研究における実験の手法について | |
11 | 第11回 | Case studies in the parametric approach (1) | パラメター理論に基づく研究例について | |
12 | 第12回 | Case studies in the parametric approach (2) | パラメター理論に基づく研究例について | |
13 | 第13回 | データ分析作業 (1) | 実際に子供の発話データを分析してみる | |
14 | 第14回 | データ分析作業 (2) | 実際に子供の発話データを分析してみる | |
15 | 第15回 | まとめ | これまで学んだ内容の整理と期末レポートについての発表 |