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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/31 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
人間環境論専門講義Ⅰ
授業コード
/Class Code
J011881001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
修士/
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月2(前期)/MON2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
三田 牧/MITA MAKI
科目区分
/Course Group
〈人間環境論〉 /〈COURSE OF HUMAN ENVIRONMENT〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
三田 牧/MITA MAKI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
この講義では、「人はどんな時に貧しいか」をテーマとし、実践的な問題について人類学的視点から思考を深めていきます。この授業は人間文化学研究科ディプロマポリシーの「専門領域において獲得した知識と技能を学問上の研究課題や実社会の諸問題に対して的確に応用し、現代社会の多様な要求にこたえることができる。」および人間行動論専攻ディプロマポリシー「現代社会の複雑なしくみを理解し、高度な専門知識や技能を活用することで多様な問題に冷静に対応できる。」をめざします。
到 達 目 標
/Class Objectives
貧困について、幅広い視点から考察できる。
授業のキーワード
/Keywords
貧困、幸福、環境と人間
授業の進め方
/Method of Instruction
思考を重んじます。積極的かつ主体的な参加を求めます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
期末課題に向けた情報収集や文献調査と、期末課題の執筆をしてもらいます。(計60時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業後にリアクションペーパーの提出を求めます。また、期末課題(小論文)を課します。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
主体的参加 30パーセント
リアクションペーパー 30パーセント
期末課題 40パーセント

期末課題の成績評価基準:思考の深さ40パーセント/記述の適切さ 20パーセント/独自性 20パーセント/課題の理解 20パーセント
テキスト
/Required Texts
特に指定しません
参考図書
/Reference Books
随時紹介します
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション 人はどんな時に貧しいか
2 第2回 環境と人間1 サタワルの事例から、人間の暮らしと環境の関わりについて学びます。
3 第3回 環境と人間2 パラオの事例から、自然とうまく付き合う伝統的な知恵について学びます。
4 第4回 環境と人間3 ニジェール川流域に生きるボゾの暮らしについて学びます。
5 第5回 環境と人間4 ボゾはどんな時に貧しくなるか、考えます。
6 第6回 歴史の波1 ナウルはどのように裕福になり、そして貧困に陥っていったかを学びます。
7 第7回 歴史の波2 貧困に陥ってからのナウルの状況について学びます。
8 第8回 貧困の文化 オスカー・ルイスの民族誌『貧困の文化』について学びます。
9 第9回 グローバル化1 バナナという作物がどのように世界に流通し、どのような問題を生み出しているかを学びます。
10 第10回 グローバル化2 これまで学んだことをもとに、バナナが生み出す貧困について考察します。
11 第11回 環境汚染1 水俣の公害について学びます。
12 第12回 環境汚染2 水俣の健康被害と環境汚染について学びます。
13 第13回 ブータンで考える幸福1 ブータンの思想と生き方について学びます。
14 第14回 ブータンで考える幸福2 ブータンの人の生き方について学びます。
15 第15回 問いを拓く 身近な貧困、身近な幸福について考えます。

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