科目一覧へ戻る | 2024/03/07 現在 |
開講科目名 /Class |
国際法特殊講義Ⅰ/Advanced Lecture on International Law Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
J011541001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水4(前期)/WED4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
木原 正樹/KIHARA MASAKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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木原 正樹/KIHARA MASAKI | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
遠隔授業(講義、リアルタイム授業) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、法学研究科のDPに示す目的に到達することを目指す。すなわち、「国益が衝突する国際紛争、および人権保障や環境保護などの問題の国益を超えた解決において応用することができるように、高度な国際法の知識を修得すること」を目指す。また、その成果として、「国際法分野における理論的・実践的論点を抽出して、それを追求し、修士論文において一定の解決や方向性を示すこと」も目指す。 我々が生活している社会では、何か悪いことをすれば中央権力によって警察に摘発されたり裁判に訴えられたりする。しかし、国際社会には、国内のような中央権力が存在しない。それでも、「力の支配」ではなく「法の支配」が必要とされている。このような問題意識から先人達は「国際法」を創造してきた。現代では、国益が衝突する国際紛争だけでなく、人権保障や環境保護などの問題の国益を超えた解決においても、国際法はますます重要になってきている。本講義では、このような現代国際法理論を理解し、修得できるようにすることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
① 現代国際法の基本概念や多様な規範内容を説明することができる。 ② 様々な国際問題に対して、国際法を解釈して適用することができる。 ③ 国際法による国際紛争の実効的解決方法と、その限界を実証する。 |
授業のキーワード /Keywords |
国際法、条約、慣習法、国際組織、国家主権、領域 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
山形英郎他編『国際法入門〔第2版〕―逆から学ぶ』(法律文化社、2018年)を精読、報告、議論する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
報告者以外の受講生も、その週の報告部分を熟読してきて、議論に参加することが求められる。学部で十分に国際法を学修していない受講生は、事前に国際法の入門書(参考書)を一読しておいてほしい。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
全員、一日平均25分、週3時間は必要な学修をしてくる。 教科書につき、その週の購読部分を読んでくること。 報告者は、それに加えて報告準備を2時間、合計週5時間学修してくる。 報告者は、要点につき質疑応答できるよう、参考書なども読んで報告レジュメをまとめてくること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
報告担当部分のレジュメの修正版を報告後2週間以内に提出してもらう。 これを教員が校閲して、翌週返却する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
報告内容(40%)、毎回の予習状況(20%)、議論への参加状況(20%)、修正レジュメ(20%) |
テキスト /Required Texts |
山形英郎他編『国際法入門〔第2版〕―逆から学ぶ』(法律文化社、2018年10月刊行) |
参考図書 /Reference Books |
・徳川信治他編『テキストブック 法と国際社会 第2版』(法律文化社、2018年4月)、・田畑茂二郎『国際法講話』(有信堂、1991年)、・杉原高嶺『基本国際法』(有斐閣、2018年)、・松井芳郎『国際法から世界を見る[第3版]』(東信堂、2011年、325頁、2800円) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 第1章 国際法の基礎① | 国際法とは何か?、国際法は難しい?それとも楽しい? | |
2 | 第2回 | 第2章 武力行使禁止原則と自衛権① | 戦争の違法化から武力行使禁止原則へ | |
3 | 第3回 | 第2章 武力行使禁止と自衛権② | 慣習法上の自衛権は認められるか?、集団的自衛権の根拠 | |
4 | 第4回 | 第3章 集団安全保障① | 勢力均衡から集団安全保障へ、集団安全保障の仕組み | |
5 | 第5回 | 第3章 集団安全保障② | 中立の現代的意義、PKOとは? | |
6 | 第6回 | 第4章 主権と自決権① | 国家主権とは?人民の自決権とは? | |
7 | 第7回 | 第4章 主権と自決権② | 不干渉原則 | |
8 | 第8回 | 第5章 国家・政府の誕生と内戦① | 国際法における国家とは?政府とは?内戦とは? | |
9 | 第9回 | 第5章 国家・政府の誕生と内戦② | 創設効果説と宣言的効果説の意義と問題点、政府承認とは? | |
10 | 第10回 | 第6章 国家管轄権① | 管轄権の意義と種類、立法管轄権の基礎 | |
11 | 第11回 | 第6章 国家管轄権② | 管轄権の拡大、執行管轄権の調整 | |
12 | 第12回 | 第7章 管轄権の制限① | 外交・領事・その他の国家機関の特権免除 | |
13 | 第13回 | 第7章 管轄権の制限② | 主権免除、国際機関の免除 | |
14 | 第14回 | 第8章 国家領域① | 領域の区別、領域権原、領域移転 | |
15 | 第15回 | 第8章 国家領域② | 領土紛争、日本の領土紛争 |