科目一覧へ戻る | 2023/07/26 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎生体機能・病態解析学特論 【総リ/修士/土曜集中】/Analysis of Human Functions and Disorders |
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授業コード /Class Code |
J010281001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期集中/SPRING INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他(前期)/OTHERS(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
松原 貴子/MATSUBARA TAKAKO |
科目区分 /Course Group |
〈専門科目〉 (選択科目)/〈専門科目〉 (ELECTIVE) |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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春藤 久人/SHUNTOU HISATO | 理学療法学科/Physical Therapy |
松原 貴子/MATSUBARA TAKAKO | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
「講義」遠隔授業(リアルタイム授業,時にオンデマンド授業のことあり) |
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授業の目的 /Class Purpose |
生体を構成する細胞・組織・器官がもつ形態や構造は、それらの機能と密接に関連している。本特論では、人体の解剖・生理学の基礎から学修し、薬理学及び疼痛学について学修する。このような視点から、人体の器官系の構造と機能、これらの機能障害の発症機序と病態、それに対する生体反応と治癒過程が理解できることを目的とする。また、薬理学では単に薬物の知識を扱うのではなく、薬物と生体の相互反応を理解できることを目的とする。この科目は、研究科修士課程DP1及びDP2に掲げる知識・技能、思考・判断・表現を修得することを目指している。 また、この科目の担当者は、医師または理学療法士として30年以上の経験があり、大学教員となった後もいろいろな形で臨床に携わる、実務経験のある教員であるため、講義では様々な病態及びその解析法に関連付けて解説し研究へ活かす知識の幅と深さを増す。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
講義で得られた知識をもって、基礎的研究から臨床的応用へと幅広い研究に対応する研究デザインを構築できるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
薬理学、ゲノム科学、疼痛学 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
生体の構造と機能からその病態と解析法、および薬と生体との相互反応について、講義および対話形式で講義する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
講義は、双方向に討論を展開しながら進めるため、従来の常識にとらわれず柔軟な発想をもって授業に臨み、活発に質疑、発言することを期待する。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
参考論文や関連資料等を配布・指定するので、その内容について予習が必要となる。講義前には、事前に配布・指定された論文、資料等の該当部分に目を通すこと(60分程度)。講義後は、授業の内容を整理し、他の科目との関連も含めて整理しておくこと(60分程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
講義中に課題レポートを課す。 レポートは添削の上返却時に個別指導を行い、または授業中の討議事項について各講義の最後で総括しフィードバックを行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
課題レポートと討議内容等により総合的に評価する。 |
テキスト /Required Texts |
必要に応じて資料を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
講義中に紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 第1回〜第4回 (担当:春藤久人) 薬理学1 |
リハビリテーション領域に必要とされる薬物の作用と作用機序、薬物動態等を学修する。 | |
2 | 第2回 | 薬理学2 | リハビリテーション領域に必要とされる個々の薬物の作用と作用機序、治療上の注意すべき点等を学修する。 | |
3 | 第3回 | 薬理学3 | 遺伝子多型性と病気の成因及びゲノム科学から見た薬理学について学修する。 | |
4 | 第4回 | 薬理学4 | オーダーメイド医療(薬物治療)について学修する。 | |
5 | 第5回 | 第5回〜第8回 (担当:松原貴子) 疼痛学1 |
疼痛の定義・分類,疫学について学修する。 | |
6 | 第6回 | 疼痛学2 | 疼痛の病態と神経メカニズムについて学修する。 | |
7 | 第7回 | 疼痛学3 | 疼痛の診断と治療について学修する。 | |
8 | 第8回 | 疼痛学4 | 疼痛リハビリテーションについて学修する。 |